真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
さわやかな9月の風のなかを空飛ぶフライパンに乗って、宇宙クジラが住む遙かな銀河へ、巨人族が暮らす深い海の洞へ、冒険の旅へ出かけてみませんか?
…っと言うわけで、現在「ジョナサンと宇宙クジラ」を再読中。やっぱ、ヤングの小説は最高だわ。
気になる一冊
・リリス(ジョージ・マクドナルド/ちくま文庫)
時には雌豹に、時には絶世の美女に、時にはまたいたいけな老婆に変身するリリスとははたして何者か?、夢見る若者たちの冒険を描いたファンタジー。…っと言っても単純なファンタジーではなく、生と死を哲学的に描いているらしい。作者が「北風のうしろの国」のジョージ・マクドナルドなので、かなり死の臭いがする作品かもしれない。そう言えば、同作者の「お姫さまとゴブリンの物語」もまだ読んでないや。
・妖精の女王(エドマンド・スペンサー/ちくま文庫)
「妖精の国」の女王グロリアーナの命を受けて、冒険の旅に出る騎士たちとその危機を救うアーサー王子の物語。一人目の主人公、赤い十字の盾を持つ騎士は、白い騾馬に乗ったユーナ姫と竜退治に出かけるが。…文庫本で全4巻にも及ぶ長編ファンタジー。ファンタジー好きには避けて通れない作品だが、エンターティメントではないとのこと。あくまでも騎士とは何かを説いた寓話で、読むのにかなり骨が折れるらしい。そのため今まで読むのを躊躇っていたが(>私)、そろそろ読まないとなぁ。
以下、買わなくてはいけない(笑)小説をメモメモと。すべて12月9日発売。
・GOSICKⅥ-ゴシック・仮面舞踏会の夜-(桜庭一樹/富士見ミステリー文庫)
・ぼくのご主人様!?3(鷹野祐希/富士見ミステリー文庫)
・しずるさんと無言の姫君たち(上遠野浩平/富士見ミステリー文庫)
今日のアニメ
・ウィッチブレイド #18「転」
・ひぐらしのなく頃に #24「罪滅し編 其の参 34号文書」…SFになってしまった。まさか、これが真相じゃないよね。これって、一番やってはいけないことだよ。ただ次回のサブタイトルが「地球侵略」になっているからなぁ。
今日の映画
・猫目小僧(アートポート(円谷プロ)/2005年)
チープな脚本にチープな映像、とても観るに堪えない酷い出来の映画だ。特に昼間、村を歩く肉玉の姿はギャグでしかない。原作のおどろおどろしさなんか皆無の最低作だ。
・戦場を駈ける男(アメリカ/1942年)
お気楽なノリの戦争映画なので、悲壮感は一切ない。ほぼ行き当りばったりの作戦で難関を突破し、途中で偶然に敵の工場の情報などを手に入れるなど、かなり調子の良い展開の連続である。そんなバカな…っと怒る人もいるかも知れないが、娯楽戦争映画としてはこれほど楽しく面白い映画はないわけで、頭を空っぽにして楽しめる作品である。