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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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昨日くらいから、やたらと風が強い。しかもチャリを漕ぐのも、困難なくらいに。そのため若干、暑さを感じない気がする。まぁ暑いことは暑いのだが。

ゆらぎの森のシエラ(菅浩江/創元SF文庫)」、読了。さてこの作品のことを最後の解説で、ファンタジーのようで実はSFで、SFのようで実はファンタジーで、しかもSFとファンタジーの間を揺らいでいる作品だと書いている。私はこの意見にちょっと異議があり、この作品はやはりファンタジーだと思う。確かにSFっぽい部分もあるにはあるが、やはり本質はファンタジーのそれだと思う。ただ、この作品が揺らいでいるのは事実で、それは美しさとグロテスクさではないだろうか。ため息の出るような美しい描写の数行後には、不快感を覚えるグロテスクな描写。これがまさにこの作品の真骨頂ではないかと思う。特にヒロイン役のシエラがまさにそれで、ゲテモノ食いの頭の足りない少女が、知的で美しい少女へ変貌していく辺りはまさにそう。さらに妖精の女王とグロテスクな怪物の間を行き来する後半は、その最たるものだ。ところで、この揺らぎの部分は読者を居心地の悪くしていると思う(少なくとも私は)。そのため(私は)、始終、キャラに感情移入が出来なかったし、物語にのめり込むことも出来なかった。

今日のアニメ
アイドルマスター XENOGLOSSIA #18「サヨナラ」…本当の敵は敵組織でなく、上層部だった。…って、エヴァかよ。このアニメ、このところ、内容が段々酷くなってくるなぁ。今期最大の失望作か?
School days #5「波紋」…誠って、やることしか考えてないのか?。頭の悪いアメリカ産の青春ものでもなかろうに。もういい加減切りたくなってきた。
瀬戸の花嫁 #14「子猫物語」…今週もおバカなノリで楽しかったが、予告にちょっとだけ登場した眼鏡っ娘が気になる(笑)。

今日の映画
傷だらけの栄光(アメリカ/1956年)
シルベスター・スターロンの「ロッキー」の元ネタ映画。だがこちらもスターロン版に引けをとらない、いや、それ以上に出来が良い。ボクシングはあくまでも題材にすぎず、メインはロッキーと言う人物のドラマ。常に誰かに支えられて、人生の栄光を手にしているサクセスストーリーが実に気持ちよい。デビューして間もないながらも、ロッキーの苦悩を演じきったポール・ニューマンの存在感も抜群に良い。あと常に仲違いをしていた父親の一言で、ロッキーが見事に復活するシーンが印象的で感動的だ。

赤ずきんの森(イギリス/2005年)
初め、「赤ずきん」をモチーフにした幻想映画か、もしくはホラー映画かな?…っと思っていた。ところが実際に観ると、若者たちが森で怪物に襲われる単純な作品だった(赤ずきん云々は、ビデオ会社が勝手にしけたタイトルのようだ)。う~ん、残念。ところでこの映画、やたらと評判が悪いがそんなに酷い作品とは思えない。そこそこ退屈せずに観れるし、スプラッター度が比較的高いのも良い。もっとも、演出がヘタクソで、スリルもサスペンスも恐怖感も感じないのも事実だし、肝心の人狼の造形が失笑ものだ。あとラストの意味が分からないと言われているが、「森の中の赤ん坊は人狼の子供で(ラストの小さな狼男がそれ)、子供を奪われ行き場所がなくなったケリー(主人公)が望んで人狼の一族になった」っと言うことでしょ、たぶん。まぁ、私の勝手な解釈ですけど。

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