真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
・アニメ業界が崩壊寸前。5年後もあるかどうか怪しい。
そりゃ、そうだろう。これだけ質が落ちてたらな。アニオタの私でさえ現在、週に数本しか見てないんだもの(8本だが、内短編が4本なので実質4本)。この前、1月からのアニメをチェックしたが、更に減りそうな予感。しかし、アニメがダメで、ゲームがダメで、映画がダメで、ドラマがダメで、J-POPがダメで、TVがダメって、この先、日本はどうなるんだ。
「黒い破壊者 宇宙生命SF傑作選(編者:中村融/ハヤカワSF文庫)」、読了。
「狩人よ、故郷に帰れ(リチャード・マッケナ)」
動く植物が生息する惑星の話。地球とはまったく違う別世界を描いた作品。そのイマジネーションはかなり凄い。ところで、この作品って、「幼年期の終わり」を狙っているんじゃないかな?。★★★★☆
「おじいちゃん(ジェイムズ・H・シュミッツ)」
地球の植民地星。そこにはおじいちゃんと呼ばれる巨大生物がいた。ある日、この生物に異変が生じ。謎解きをメインにした展開は面白いけど、内容的にはイマイチかな。★★★☆☆
「キリエ(ポール・アンダースン)」
宇宙に浮かぶ修道院。その修道院に未知の生命体が現れた。プラズマ生命体を描いた作品ではあるが、恋愛ものとも言える。出来はまぁまぁか。★★★☆☆
「妖精の棲む樹(ロバート・F・ヤング)」
世界樹を伐採する男の話。設定はまるで違うものの、同作家の「ジョナサンと宇宙クジラ」を彷彿させる作品。同作家らしいロマンチックさが濃厚で、同時に人間に身勝手さも描いている。★★★★☆
「海への贈り物(ジャック・ヴァンス)」
惑星サブリアで、巨大生物と遭遇する話。異生物とのコミニュケーションを描いた作品。悪くはないけど、それほど面白い訳でもない。凡作かな。★★★☆☆
「黒い破壊者(A・E・ヴァン・ヴォークト)」
巨大な猫型知的生命体ケアルと人間との戦いを映画いた作品。「宇宙船ビーグル号の冒険」の第1話にあたる部分の完全版。「宇宙船ビーグル号の冒険」に収録されている第1話より面白いと感じるのは気のせい?。全編が攻防戦でなかなか楽しい。★★★★☆
今日のアニメ
・ゆるゆり さん☆ハイ! #9「それは、小さな愛と、少しの勇気の物語。」
今日の映画
・狂った野獣(東映/1976年)
銀行強盗に失敗した川谷拓三と片桐竜次が、バスを奪って逃亡する。ただ、それだけの映画。…なのに、これが実に面白い。特に面白いのが、銀行強盗より偶然バスの乗り合わせた為の人質になった人たち。こいつらが、銀行強盗以上に狂っている。その為、犯罪アクションなのに、限りなくコメディ。肝心のカーアクションは日本製なので、ハリウッド産と比べればかなり落ちる。それでも、この映画のパワーはなかなかのもの。嘗ては日本映画も、これだけのパワーがあったんだよな。★★★☆☆