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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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白衣の女(中)(ウィルキー・コリンズ/岩波文庫)」、読了。
数年前に上巻を読んだが、残りの巻はそのまま積本にしてしまった。そろそろマズイかな…っと思い、読書再開。さて、今回は最悪の事態に追い込まれていく姉妹、次第に悪意を見せ始めるローラの夫、…っと言った展開。悪くはないが、ハラハラと言うよりイライラとした展開で、個人的には好みじゃない。…っと言うものの、ラスト数頁の意外な(過ぎる)展開は圧巻。この為、話の続きが非常に気になる。★★★☆☆

今日の映画
永遠の0(東宝/2013年)
皆から臆病者だと言われる零戦パイロットだった祖父。その祖父の戦死の謎を調べようと、佐伯健太郎は当時の事を知る者たちの証言を聞き回る。…っと言った話。あまり興味はなかったのだが、戦記マニアの友人から「あれは傑作だ、絶対に観ろ」と、半ば強制的に見せられた(笑)。さて、個人的な感想としては「イマイチ」だな。確かに、戦闘シーンはデジタル映像を駆使しているので、かなり迫力がある。但し、肝心の内容が良くない。軍の描写がかなり大甘だし、泣かせよう泣かせようとするラストもあざと過ぎる。最近、評判になっている山崎貴監督もこの程度の人なのかとガッカリ。ところで、実は昔、実際に戦争に行った人(大学の恩師だったりする)と話をした事がある。その人の話では、とにかく軍に洗脳されるので、最初は生き延びたいと思っていても、最後の方は早く死にたいと思うようになるらしい(その人は特攻する寸前に終戦になったので、生き延びたとの事)。つまり、本作の祖父のような行動は普通ありえないのだ。実際と映画では違うのは当然だが、本作も戦争を知らない世代が作った絵空事でしかないんだよな(まぁ、私も聞いただけで、実際は知らないんだけどね)。★★★☆☆

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