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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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今日のアニメ
ストライク・ザ・ブラッド #8「戦王の使者篇Ⅳ」…結局、大したことないシリーズだな。
ガリレイドンナ #5「星座夢幻」
宇宙兄弟 #83「俺とケンジ」

今日のドキュメンタリー
コズミック フロント 「オリオン大星雲」…前半がハッブル宇宙望遠鏡の製作秘話、後半がオリオン大星雲の説明。それにしても、星の誕生話、面白過ぎ。

今日の映画
かぐや姫の物語(東宝/2013年)
「今どきのアニメファンには受け入れられないだろうな」…っと言うのが第一印象。だって、全編が水彩画タッチでまったくアニメアニメしてないし、当然萌えの要素も一切ない。だが、映画ファンの私としては、本来のアニメ映画を観たようで実に楽しかった。確かに、最初は「まんが日本昔ばなし」を観ているようで、「ちょっと古臭いなぁ」と思っていたが、途中からまったく気にならなくなり、真剣に見入ってしまった。つまり、時代に捕らわれない作品で、いつ観ても楽しめる作品と言ってイイと思う。大体のストーリーは、元の話である「竹取物語」とほぼ同じ。だが、元の話にないエピソードや設定を加える事で、かなり今どきの新鮮な作品に仕上がっている。主に加えられた要素は、かぐや姫の心理描写や子供時代のエピソード。これにより、元の話でははっきりしなかったかぐや姫が月に帰る理由や求婚を断る理由がはっきりし、かなり見応えのあるドラマになっている。特に、かぐや姫の心の葛藤が手に取るように分かる。…と同時に、「人間にとっての本当の生き甲斐とは何?、幸せとは何?」と言った本作のテーマが実に生きてくる。この辺りの脚本がホント良く出来ている。しかも、こう言う要素をプラスすると、普通はオリジナルの良さがなくなったり、面白さがなくなるのだが、これだけ面白く感動的な作品にするのだから、高畑勲監督は本当に凄い人だよ。あと、本作に登場するかぐや姫はかなり現代的で、我々がイメージするそれとはかなり違う。これも相当な冒険だったんじゃないかな。それを破綻させないのも、高畑勲監督の力だな。まぁ、個人的には、宮崎駿なんかより遥かに凄い監督だと思っているけど。ところで、かぐや姫が月に帰るラストシーンはちょっとウルっとしてしまった。かぐや姫が振り返って地球を見るシーンとか、特に。★★★★★

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