真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
今日のアニメ
・とある科学の超電磁砲S #2「寿命中断(クリティカル)」
・宇宙兄弟 #54「俺には運がある?」…今週も総集編。
今日のドラマ
・ヴァンパイア・ヘヴン 第2話
今日の映画
・AURA~魔竜院光牙最後の闘い~(東京テアトル/2013年)
ポスターなどに書かれているイラストから、ヒーローものか、異世界ファンタジーものかと思って観たら、全然違う作品だった。要は中二病を題材にした「ボーイ・ミーツ・ガール」もので、岸誠二版「中二病でも恋がしたい!」(別に田中ロミオ版と言っても良いのだが)と言った感じの作品だった。ただ、あれより描写がエグいし、内容もシリアスなので、観ていてかなりツライものがある。また、イジメを物語の前面に出しているので、不愉快なシーンも多い。そのため、中盤辺りで「こりゃ、観ない方が良かったかな」と後悔した次第。ところが、ところがである。この後悔をラストで見事にぶち壊してくれた。なんと清々しくて、爽快なラストなんだ。それまでの欝な展開が嘘のように良い気分になる。これには脱帽。とにかく「この世は実につまらない、でも、そこで生きていかなければいけないんだ」と言うテーマが実に良い。カッコ悪い人間のカッコ良さと言うか、まさに私の大好きなテーマだ。ここで、一気に点数が上がった感じだ。ついでにED曲(「僕らのセカイ」)が、これがCooRie?…って言うくらい出来が良い(笑)。ホント、良い曲でフィナーレを盛り上げてくれる。何れにせよ、期待以上に良い作品だった。それにしても、最後の最後で登場する制服姿の良子の可愛さは半端じゃない。その破壊力と言ったら、もう。特にミニスカから伸びる太股は、もう堪らん…って感じ(笑)。★★★★☆