真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
M・ナイト・シャマランの新作は「ハプニング(THE HAPPENING)」と言うタイトルで、人類滅亡の危機から脱出を図ろうとする家族を描いたものらしい。ところで予告編を観る限り、ハイラインの「大当たりの年」の映画化のような気がするんだが、どうなんだろう?
今日のアニメ
・灼眼のシャナⅡ #19「言えなかったこと」
・破天荒遊戯 #7「花が咲いたら」…悠二がやたらとカッコイイなぁ。
今日のドラマ
・キューティーハニー THE LIVE #24「激情のレクイエム!」
今日の映画
・ストリングス~愛と絆の旅路~(デンマーク/2004年)
人形劇なんだが、マリオネットが生きていると言う世界観が変わっている。登場人物の頭や手足から天に延びる糸と言う発想が結構面白かった。ただそれがストーリーに生かされていたかと言うと、少々疑問だが。話は重厚な歴史絵巻調で、なかなか見応えあり。確かによくある話と言えばよくある話なんだが、決して悪くない。ところで日本で公開されたのは「ジャパン・バージョン」と言うものだが、これは単に日本語吹替え版のことだよね。まさか、台詞(の内容)やストーリーの変更や再編集と言うバカなことをやってないよね>庵野秀明。後半の説教臭い部分が、改悪臭いのだが。アホの庵野秀明がタッチしているだけに、非常に心配だ。
いや、考えでなかったのかもしれない。
それはたぶん本能だったのだろう。
剣を捨て、火のついた焚き木を“それ”の体に突き刺す。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
夜の沼に響く声!
さらに先ほどの壊れたランタンを投げつける。
ランタンが“それ”に当たり、砕ける。
そして飛び散った燃料に火がつき、“それ”は一気に燃え上がった。
“それ”が燃える火で、辺りは一気に明るくなる。
ジュル、ジュル、ジュツと音を立てて燃える、“それ”。
「や、やったかぁ」
だがまだ、“それ”の触手はふらふらと動いてる
「まだ致命傷ではないのか?」
そのとき、“それ”の体に変化が起きた。
その中心部に淡い光が溢れ、何かを形作っていく。
光は中心から五つの方向へ延び、やがて人間のような形になっていく。
このとき、アルトゥールにふと先ほど拾った指輪のことを思い出した。
そして、その指輪を光に投げつけた。
周囲が一面、明るい光に覆われる。
やがて光は天に向かって伸びていき、やがて消えていった。
まるで浄化されるように…。
翌朝は霧も晴れ、前日とはうって変わって天気のいい日だった。
沼から抜ける道も見つかり、アルトゥールは遂に湿地帯から抜け出した。
しばらく進むと、村が見えてきた。
食料と日常品の補給のため、雑貨屋と思われる店に入った。
食料を買い、店を出ようとしたとき、アルトゥールはふっと思い立ち、店主に聞いてみた。
「エリク、もしくはリアと言う名前に聞き覚えはないか?」
「どこでその名を」
アルトゥールは拾った指輪のことを話した。ただ闇の中の怪物のことだけは話さなかった。
「ああっ、知っているとも」
店主は言った。
「エリクとリアと言うのは、昔この村に住んでいた男と女だ。
ふたりは恋人で、将来を誓った仲だった。
二人は幸せな毎日を過ごしていたが、ある日、突然にその関係が崩れた。
原因となったのは、この村にふらりと現れた女だった。
その女はベリトと言い、美しい顔と派手な外見をしていた
まだ若く世間知らずだったエリクは、そんなベリトに一目惚れしてしまった。
やがて、当然のようにエリクはベリトと共に、この村を出て行ってしまった。
しかし時が経つにつれ、ベリトの美しい外見とは裏腹に、彼女の身持ちの悪さが分かっていく。
そして、当然のように二人に訪れた破局。
ベリトと別れたエリクは、失意のまま、この村に帰ってきた。
だが彼は村で、もうひとつの悲劇を知った。
彼が村を出た後、ひとり残されたリアが悲しみに暮れ、沼に身を投げたらしい。
エリクは後悔した。
自分の犯した取り返しのつかない愚かな過ちに。
そしてエリクは彼女を供養し、二度と村を離れることはなかった」
アルトゥールは考えた。
「…となると、あれは未だに怨みの炎を燃やすリアの霊だったのか。それともリアの悲しみの心に住み着いた悪霊だったのだろうか」
あのとき、指輪をかざしたことでリアは救われたのだろうか。
アルトゥールには分からなかった。
でもそう思いたかった。
「ところでエリクは今でも生きているのですか?」
「ああっ、生きているとも。あんたの目の前にな」
---「第1話:嘆きの沼の黒い影」:完---
「第2話:闇からの声 #1」へつづく
大分回復したけど、まだ咳が止まらない。完全に良くなるまで、少し時間がかかるのかなぁ。
今日のアニメ
・BLACK LAGOON #5「Eagle Hunting and Hunting Eagles」
・もっけ #13「マメオトコ」…コミカルな回だったが、ラストシーンは考えようによってはかなり怖い。しかしこのアニメ、上質のエピソードが続くなぁ。
・墓場鬼太郎 #9「霧の中のジョニー」
・ARIA The ORIGINATION #11「その 変わりゆく日々に…」…前半が藍華の話で、後半がアリスの話。原作もそうだったけど、アリスの話のほうが印象的だった。アリスの「寂しいよう」の台詞には、やっぱ“うるうる”してしまった。この調子で行くと、来週が灯里がプリマになる話で(←予告編から判断して間違いない)、最終回が一人ぼっちの灯里&後日談と言う構成だな(まず間違いないでしょ)。ところで、オレンジぷらねっとのシーンでちょこっと登場した眼鏡っ娘(↓)、可愛かったなぁ♪
・狼と香辛料 #10「狼と渦巻く陰謀」…もう、絶体絶命のロレンス。一体、どうなるんだ?。続きが早く観たい!
今日のドキュメンタリー
・欧州鉄道の旅 「エメラルド色の島、アイルランド共和国(前編)」(BSフジ)
今日の映画
・イベリア 魂のフラメンコ(スペイン/2005年)
劇映画ではなく、「カルメン」や「恋は魔術師」などのカルロス・サウラによる音楽ドキュメンタリー。タイトルからフラメンコのみかと思っていたら、色々な音楽やダンスが混じっていた。途中まで「え?、これ、フラメンコ?」と当惑していたよ(笑)。要はダンス版「ザッツ・エンターティメント」って感じの内容だが、前記の理由で少々まとまりに欠ける印象だった。別に、フラメンコだけでもよかったと思うんだけど。個人的には、「TORRE BERMEJA(朱色の塔)」、「ALMERÍA(アルメリア)」、「ASTURIAS(アストゥリアス)」辺りがお気に入り。
・スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい(アメリカ/2007年)
これほど私と肌が合わない映画も珍しい。この気の狂ったような煩い映像のどこが面白いんだ。これをスタイリッシュと思っているのなら、この監督、相当なバカだ。映画の前半から中盤まで、くだらない話が延々と続くだけだし、ド迫力でバイオレンスと評価されたクライマックスの銃撃戦もまったく面白くない。しかも個人的には、迫力がまったく感じられなかった。当初、この映画は劇場で観ようかと思っていたんだが、観なくて正解だったよ。
やっと、復活。
17日の朝、喉が痛かったので「あれっ?」と思っていたんだが、そのまま出社。ところが段々具合が悪くなって、遂にダウン。仕方ないので早退して、そのまま寝込んでしまった。起き上がることも出来ずに、途中で病院に行った以外、今日の朝までずっと寝ていたよ。今朝は何とか起きれる程度に回復していたので出社したが、まだ完全じゃないです。たぶん、明日も安静にしていたほうがイイでしょうねぇ。しかし、今回の風邪は酷かったなぁ。
・アーサー・C・クラーク、死去。90歳でした。
どこもあの「2001年宇宙の旅」の作家が…って言う報道をしているが、私個人的にはやはり「幼年期の終り」がベストですね。それ以外では「都市と星」か「天の向こう側」かな?。何れにしろ、惜しい人が亡くなられました。ご冥福をお祈りします。
今日のアニメ
・レンタルマギカ #23「取り替え児(チェンジリング)」
・みなみけ~おかわり~ #11「さすがにヤバくなってきました」…また風邪ネタかい。現在、風邪びき中なので素直に笑えないよ。
今日のドラマ
・魔法先生ネギま! #23「カレ・トノ・オモイデ」…鈴音がやたらとネギを非難するので、おかしいなぁ…っと思っていたら、やっぱり。
今日の映画
・超劇場版 ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!(東宝(角川ヘラルド)/2007年)
夏美絡みの話だったので期待してたが、それほどでもなかった。全体的に1作目より落ちるかな…って印象だ。まぁそれでもモアちゃんの出番は多かったし、夏美もそれなりに色っぽかったので、十分に楽しめたけど。ところで今回の敵は強い。なんせ、モアちゃんが「ハルマゲドン1/1」を連発して、苦戦していたくらいだから。
・ちびケロ ケロボールの秘密!?(東宝(角川ヘラルド)/2007年)
ケロロたちの少年時代の話。出来はまぁまぁ。
「幼き子らよ、我がもとへ(ピーター・トレメイン/創元社)」の下巻を読了。
上巻のときも感じたが、やはり本格ミステリーとしては弱い印象だ。肝心の謎に吸引力がなく、話に引き込まれていかない。確かにラスト近くで真犯人が登場するシーンを含み、何箇所かははっとさせられる部分がある。でも面白いと感じるほどではないのだ。むしろ古代アイルランドの描写や、フィデルマの魅力に惹かれて読んでいる感じだ。それにしても、この作家は情景の描写が上手い。これほど情景が浮かんでくる筆力は早々お目にかかれるものでない。希望を言わせてもらえば、この作家にはむしろ、古代アイルランド的な世界観のファンタジーを書いてほしいなぁ…っと。
今日のアニメ
・エイケン エイケンヴより愛をこめて 「前編」&「後編」(OVA、2003年&2004年、30分&30分)…単にエロイだけで、まったく面白くない。
今日の映画
・バカ政ホラ政トッパ政(東映/1976年)
東映ヤクザ映画初期の「極道」や「まむしの兄弟」のようなコミカル&下品な仁侠映画に、後期の実録ヤクザ路線を絡ませたような作品。悪くはないが、どっち付かずの印象で、イマイチ吹っ切れてない感じだ。壮絶なラストも、あまり印象に残らないし。しかし「三国志」の「桃園の誓い」をパクったような兄弟杯には、笑ってしまったよ。
・“猫”警部事件簿(フランス/1975年)
吸引力のない謎、面白味のない謎解きと、ミステリーしてはレベルが低い。しかも如何にもフランス映画らしい、淡々さで観ていて非常に退屈だ。どちらかと言うと、フランスらしい洒落た雰囲気を楽しむ映画だろう。クロード・ルルーシュだし。
「ARIA(12)」、購入。帰宅後、即行で読んでしまった。今巻で最終話となるわけだが、今回はいつも以上に出来が良い。実は残りのふたりがプリマになる部分は、比較的簡単に済ませている。問題はその後で、変わり行く日常の中で一人ぼっちになり、悲しみに暮れ、それでも前に進もうとする灯里の心理描写が実に良いのだ(私も卒業などの人生の節目に同様の気持ちになったから、灯里の気持ちが手に取るように分かる)。それが故に、アニメ版でオリジナルだったアイちゃんが入社するラストシーンにホッとした。いや、実に良いラストだった。それにしても、ラストシーンで灯里が凄い美人に(↓)なったのには驚いたなぁ。どことなく、アリシアさんに似ているし。
今日のアニメ
・灼眼のシャナⅡ #18「錯綜の悠二」
・破天荒遊戯 #6「てのひらのたいよう 後編」…「バッカじゃない。黒魔術なんて絵空事、ファンタジーにも程があるわ」、「魔法使いがファンタジーを否定しちゃったよ」と、「人の話を聞けよ、ハゲ!」の台詞に大爆笑してしまった(笑)。イイなぁ、この能天気さは。ただし話自体は相当にヘビーで暗いけどね。
・ケロロ軍曹 #203「ケロロ シュララ最終決戦! であります」…真ゲッターロボに、コンバトラーVに、ゴーショーグンに、ガンダムに、Gガンダムに、マクロスと、もうロボットアニメネタ、満載だな(笑)。
今日のドラマ
・キューティーハニー THE LIVE #23「お父様からの贈り物!」…田中のハニーフラッシュ、先週の中条のハニーフラッシュより、気持ち悪いよぉぉぉ!!!(爆)。それにしても、第2のハニーが生きていたよぉ。まぁ、仮初めの命だけど。
今日の映画
・魔法にかけられて(アメリカ/2007年)
これはもうアイデアの勝利だな。おとぎ話の住人が現実の世界に現れたらどうなるんだろう?…って言うアイデアのみ。おとぎの国(アニメの世界?)ではごく普通のことが、現実では凄く変。つまり過去のディズニーアニメをディズニー自身が徹底的に茶化した作品なのだ。そう言う意味では前代未聞の作品かもしれない。ただ、この映画の良いところはそこで終わってないことなのだ。それが何かと言うと…(続きは[本館]で)
・TATARI タタリ 呪いの館(アメリカ/2007年)
「TATARI タタリ(1999年)」の続編。前作もあまり出来が良くなかったが、今回も同様。怖さなどまったくなく、単に残酷シーン(顔面の皮剥ぎ、手足引き千切りなどなど)のオンパレードだけ。相当に底の浅い映画で、わざわざ観る必要もないだろう。しかし幽霊と言うよりは、ゾンビだな、こいつらは。