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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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今日届いたメルマガからの情報。なんと、あの伝説の「37の短篇」が復刊するらしい(発売は12月10日)。タイトルは「天外消失-世界短篇傑作集」と変わるらしいが、内容は同じようだ(たぶん)。これは凄いなぁ。最近の(本関係の)ニュースの中でも、最高のビッグニュースだ。「37の短篇」と言えば、ネットでもほとんど出てこない幻の書だからね。参考までに「37の短篇」に収録されている作品は以下の通り。

「ジャングル探偵ターザン(エドガー・ライス・バロウズ)」、「死刑前夜(ブレット・ハリデイ)」、「虹をつかむ男(ジェイムズ・サーバー)」、「うぶな心が張り裂ける(クレイグ・ライス)」、「殺し屋(ジョルジュ・シムノン)」、「エメラルド色の空(エリック・アンブラー)」、「燕京綺譚(ヘレン・マクロイ)」、「後ろを見るな(フレドリック・ブラウン)」、「天外消失(クレイトン・ロースン)」、「九マイルは遠すぎる(ハリイ・ケメルマン)」、「魔の森の家(カーター・ディクスン)」、「この手で人を殺してから(アーサー・ウイリアムズ)」、「北イタリア物語(トマス・フラナガン)」、「百万に一つの偶然(ロイ・ヴィカーズ)」、「少年の意志(Q・パトリック)」、「懐郷病のビュイック(ジョン・D・マクドナルド)」、「五十一番目の密室(ロバート・アーサー)」、「ラヴデイ氏の短い休暇(イーヴリン・ウォー)」、「探偵作家は天国へ行ける(C・B・ギルフォード)」、「燈台(エドガー・アラン・ポー&ロバート・ブロック)」、「女か虎か(フランク・R・ストックトン)」、「おとなしい兇器(ロアルド・ダール)」、「長距離電話(リチャード・マシスン)」、「歩道に血を流して(エヴァン・ハンター)」、「死刑執行の日(ヘンリイ・スレッサー)」、「死者のポケットの中には(ジャック・フィニイ)」、「白いカーペットの上のごほうび(アル・ジェイムズ)」、「火星のダイヤモンド(ポール・アンダースン)」、「ヨット・クラブ(デイヴィッド・イーリイ)」、「クライム・マシン(ジャック・リッチー)」、「一滴の血(コーネル・ウールリッチ)」、「ジョン・ディクスン・カーを読んだ男(ウイリアム・ブルテン)」、「最後で最高の密室(スティーヴン・バー)」、「アスコット・タイ事件(ロバート・L・フィッシュ)」、「選ばれた者(リース・デイヴィス)」、「長方形の部屋(エドワード・D・ホック)」、「ジェミニイ・クリケット事件(クリスチアナ・ブランド)」

この中で私が読んだことがあるのは、僅かに「九マイルは遠すぎる」と「魔の森の家」だけ。何れも名作らしいが、特に「天外消失」、「女か虎か」、「おとなしい兇器」、「長距離電話」辺りは面白いと言う噂ばかりで、現物を読むことが出来なかったものだ。これらが読めるだけで嬉しい。12月が楽しみだ。ついでに、中古品が現状9000円以上もする「暗い鏡の中に」も是非復刻して欲しい。

今日のアニメ
夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~ #4「フリカエル」…前作のシリアス&カッコ良さから、一転してコミカルな回。ヒメと秋名の過去を少し説明。この辺りが今後メインになっていくんだろうな。

今日の映画
0093 女王陛下の草刈正雄(エム・エフボックス/2007年)
草刈正雄がスパイだったと言うコメディ。全編、寒いギャグと駄じゃれの連続。はっきり言って、すげー、くだらない映画。初めはそのバカバカしさに笑って観ていたけど(「弾は抜いていたよ」のギャグは結構好きだけど(笑))、さすがに後半は飽きてきたよ。

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注文していた「夜想」のもうひとつのバックナンバーが届いた。今回の特集は「ドール」。しかし、この雑誌の写真、ヤバすぎ。とても、ここでは掲載できないようなものばかり。ちなみにエロでないです。グロです。それもドールによる。さすがに私はここまで病んでないので、かなりキツかったなぁ。写真は無難なところで、表紙を。
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今日のアニメ
とある魔術の禁書目録 #5「幻想殺し(イマジンブレイカー)」…前半の熱い展開は面白かったけど、後半のトンデモ展開はさすがに。

今日の映画
ゾンビーノ(カナダ/2006年)
大人しくさせる首輪で、ゾンビを小間使いにする…って言う相当にぶっ飛んだ話。ゾンビと子供の友情などを描いており、一見ハートフルだが、実は相当に毒満載の異色作だ。皮肉っぽい最後のオチもかなりのもの。この映画、評判が良いようだが、残念ながら私の肌には合わなかった。フェンスの中がほのぼのとした世界で、外が地獄だと言う設定は面白かったけど。

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図書館で借りてきた「アイリッシュ・ヴァンパイア(ボブ・カラン/早川書房)」、読了。
吸血鬼ものの中篇集(4話収録)。2、4は比較的正統派の吸血鬼ものだが(一筋縄ではいかない話ではあるが)、1、3はかなりの異色作。それでも恐怖をメインにしてる辺りは素晴らしい。しかも、どの話も恐怖の対象を直接描写するのではなく、雰囲気や気配などから恐怖を作り出していので、かなり怖い話になっている。以下、作品ごとに解説。

「炉辺にて」…アイルランドを旅するレドモンドは、偶然今では廃村となったカッスルクィンへの道を見つける。近づかない方が良いと言われた村だったが、彼は何かに引き寄せられるように村に向かった。…城や森は出てこないが、このタッチは明らかにゴシック。内容は吸血鬼ものであることに違いないが、どちらかと言うと悪霊ものだろう。怪物をはっきりと描写せず、あくまでも不気味な風景、影などを中心に描写しているため、かなり怖い作品になっている。またアイルランドの荒涼とした、だが美しい自然の描写も美しい。★★★★☆
「森を行く道」…結婚に失敗し、人生に疲れたシネード。実家に帰りづらい彼女は、好きだった伯母の家にやってきた。ここは子供の頃、夏を過ごした場所で、近くには昔から好きになれなかった森も残っていた。そして彼女は、この森で少女が行方不明になる事件が多発していることを知る。…正統派吸血鬼もの。今回は、森が恐怖の対象。威圧的な森の風景、昼尚暗い森の小道、相変わらず、風景の描写が上手い。そして吸血鬼自体をあまり登場させず、正体不明の不安感を中心に描いているのが良い。これもなかなか怖い作品だ。★★★★☆
「乾涸びた手」…オカルトマニアの友人が、凄いものを手に入れたと言う。ダニエルは渋々彼の屋敷に向かう。そしてそこで彼が見たものは、「魔女の手」だった。…「魔女の手」に関する逸話は、それなりに面白いが、やはりこの話の最大の面白さは古い館で過ごす夜の恐怖だ。闇、何かの声、気配などの描写はマジで怖い。特に2日目の夜の恐怖は半端じゃない。4話中で一番怖い話だ。傑作。★★★★★
「仕えた女」…フィリップが子供の頃住んでいた土地にアルドナガップルのオシー一族が住んでいた。この一族の老婦人が死んだとき、村に奇妙な疫病が流行り始めた。…「スタンド・バイ・ミー」的に始まり、「呪われた村」的に話が展開する。つまりキング色が強い作品だ。あまり怖い話ではないが、「何かただ事でない事が起こってるぞ」的な展開はなかなかのもの。最後のちょっと意外な展開(吸血鬼の正体)も悪くない。★★★☆☆

今日のアニメ
カオス;ヘッド #5「先導 guidance」
喰霊 -零- #6「美敵(うつくしのてき)」…前回とうって変わって、今回は#1並のハードな展開。かなり修正されていたみたいなので、無修正版がどうなるか、ちょっと楽しみ。しかし、レギュラーと思われていた銀髪和風美女があっさり死亡したのには驚いた。ホント、先の展開が読めないアニメだ。

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今日は年に一度の研修の日。なんか最近忙しいなぁ。ブログを書く暇もない。

今日のアニメ
かんなぎ #6「ナギたんのドキドキクレイジー」…つぐみが絡んでくると、俄然面白くなるなぁ。今週は特に彼女の出番が多かったので、いつも以上に楽しかった。後半のメイド喫茶シーンも面白かったが、何と言っても前半の買い物シーンのつぐみとナギの会話が最高。

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今日は残業だったので、簡単に。

今日の映画
殺人捜査線(アメリカ/1958年)
刑事側と犯人側の交互から描いた犯罪アクション。だが所詮はB級サスペンスで、特にこれと言って特徴はない。クライマックスのカーチェイスが最大の見せ場。合成がみえみえで少々興ざめな部分もあるが、スピード感があり悪くない。

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Paradise Lost(茅原実里)」のCDを買ってきた。テンポがよく、なかなか良い曲だね。ただ、出来ればPVを付けて欲しかったな。

今日のドラマ
柳生一族の陰謀 #20「夕焼に恨みが残った」

今日の映画
櫻の園(アルゴプロジェクト/1990年)
昨日、リメーク版を観たのだが、オリジナル版のことを思い出せなかったので、これはマズいなぁ…っと思い、再見した。しかし、こうして見比べると実に面白い。リメーク版が如何に改変しているのがよく分かる。例えばキャラ。リメーク版では主役に当たる桃の元ネタは、この本作ではチョイ役。しかもロリキャラになっている(笑)。他にも本作の主人公と思われるキャラは、リメーク版では赤星と小笠原に当たるようだが、キャラの造形がまったく違う。ラスト近くでふたりが写真を撮るシーンなどは、こちらの方が百合っぽかったりする。キャラの造形と言えば、顧問のキャラもまったく違う。ちなみに本作の紀子は、リメーク版の美登里に当たるようだ。まぁキャラはそんな感じだが、本作とリメーク版の根本的な違いは、そのタッチにある。リメーク版が映画であったのに対して、本作は舞台劇的だ。そのため、本作のほうが明らかに脚本が良く出来ており、キャラの描きこみもかなりのもの。つまり、単純に映画の出来を比べると、本作の方が出来が良い。登場する少女たちをリアルに描き、そこから彼女たちの瑞々しさを描き、静かな感動を感じさせる仕組み。はっきり言ってかなりの秀作だと思う。まぁ実際はアプローチの仕方が違うので、どちらが良いとは比べられないと思う。ただ、個人的には目的を持って前進する少女たちを描き、どこか浮世離れしたリメーク版のほうが好きだな。ところで本作の舞台監督役の宮澤美保、イイねぇ。本作では一番輝いていたのではないかな。(再見)
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椿三十郎(東宝/1962年)
この映画は何回観ても面白い。話の面白く、テンポの良く、演出の切れがよく、まったく退屈しない。一応、「用心棒」の続編と言うことになっているが、三船敏郎のキャラも前作よりコミカルになっており、実に良い感じなのだ。しかも殺陣シーンが良く出来ており、その力強さ、切れ、すべてが素晴らしい。そしてラストの仲代達矢との対決シーンは、映画史上の名場面だ。(再見)

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「カリオストロの城」のガシャポンを見つけたので、一回廻してみた。おおっ、一回で目的のもの(クラリス)が出てきたよ。さすがに小さなガシャポンなので、顔の部分がイマイチだが、まぁ悪くない出来だ。
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今日のアニメ
ケロロ軍曹 #237「武者ケロ 四の巻 武者ケロ小隊 西へ! でござ候」

今日の映画
櫻の園(松竹/2008年)
同名映画のリメークで、監督も同じ中原俊。名門女子高での青春映画で、言うなれば「マリみて」のような舞台で行なわれる「スウィングガールズ」のような話(なんちゅー例えだ(笑))。つまり目的に向かい純粋に前進する少女たちの物語と、少女たちの百合っぽいドラマが同時に楽しめる作品になっている。私の好きな要素がてんこ盛りで、これで面白くないわけがない。しかも、どこか浮世離れしているのも完全に私好み。オリジナルを観たのが、かなり昔なので、比較することが出来ないが(記憶が風化してるので)、これはこれでなかなかの傑作青春ドラマだと思う。(続きは[本館]で)

三匹の浪人(東映/1964年)
浪人の孫十郎(近衛十四郎)、坊主の虎鉄、スリの辰吉の三人組がやっていた漁村では、船奉行による悪辣な人身売買が行なわれていた。…っと言う、よくある「悪が外道を戦う」と言う話。特に目新しい話ではないが、人情話を絡めて、なかなか上手く作っている。しかし最大の見所は、クライマックスの近衛十四郎の立ち回り。もう動きが早い、きれい、切れがある、力強いと、ホント素晴らしい。やっぱ、この人は凄いわ。

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HN:
九月風
性別:
男性

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