真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
・「けいおん!!」、映画化決定。
たぶん、そうなるだろうと思っていたよ。
「難破船(ロバート・ルイス・スティーヴンスン&ロイド・オズボーン/ハヤカワミステリー)」、読了。
イギリスの軍艦が、ミッドウェイ沖で座礁したフライング・スカッド号の乗組員を救助した。そして、この難破船の権利が競売にかけられることになった。事業家のジムとその友人のラウドンは、この船に財宝が積んであると言う噂を信じ、高額で競り落とす。だが、船にあったのは僅かなアヘンと、数多くの謎だった。
裏表紙に「海洋冒険小説」と書いてあるが、実際にはかなり違う。海に出るシーンはほんの僅かだし、冒険のシーンはまったくない。ストーリーはその難破船で何が起こったのか…って言う謎解き(推理せず、単に当事者から聞くだけだが)が中心になっている。どちらかと言うと、ミステリーに近いかな。だが、はっきり言って、事件の真相自体はそれほど面白いものではない。しかも、本題に行くまでがかなり長く(100頁以上かかる)、非常に無駄話が多い。「宝島」のスティーヴンスンだったので期待したが、かなり期待外れの出来だった。
今日のアニメ
・ささめきこと #2「かわいいひとたち」&#3「ファーストキス」&#4「4+1」&#5「friends」(再見)
今日のドラマ
・ヒッチコック劇場 #14「やさしい毒殺者」
新しい恋人が出来たため、妻を毒殺しようとする男の話。…最後にちょっと意外な展開がるものの、全体的にそれほど面白い作品ではない。
今日のアニメ
・世紀末オカルト学院 #13「マヤの文明」(最終回)…最終回のためか、いきなりデレになったマヤと、カッコ良くなった文明。…にしても、それほど面白いアニメじゃなかったな。第二期は、別にイイや。まぁ、あの終わり方なので、続きを作るのは難しいだろうし。
・あそびにいくヨ! #12「みつけきにました」(最終回)…単なるハーレムアニメだと思っていたら、これがなかなか面白かった。そこかしこにある多量のSFネタが、SF心を刺激する。最終回である今回も、レトロなUFO軍団に立ち向かうエリスたちの服がモロ「テッカマン」だったり、最後にコロニー落しがあったり(「逆襲のシャア」だ(笑))、ホント楽しい。是非、第二期も作って欲しい。
今日の映画
・禁じられた抱擁(イタリア/アメリカ/1963年)
金持ちの息子で画家のディノが、セシリアと言うモデルに魅了され、破滅していく話。…悪くはないが、それほど面白いとも思えなかった。…にしても、キャストが何気に豪華。画家のディノに「荒野の七人」のホルスト・ブッフホルツ、彼の母親に「何がジェーンに起ったか?」のベティ・デイビス、そして自由奔放なモデルにカトリーヌ・スパーク。中でも小悪魔的な魅力を発揮するスパークが印象的。
雨。寒過ぎ。
今日のアニメ
・屍姫 玄 #23「地獄の先へ」&#24「一〇八の嘘」&#25「屍の果て」(最終回)
今日のドラマ
・ヒッチコック劇場 #13「狂神の炎」
狂信的な牧師が教会を建てるため、金持ちの夫人を殺す。…またサイコものかよ。このシリーズ、サイコものが多すぎ。しかも今回は、特に「これ」って言う部分もないし。
今日の映画
・劇場版 ブレイク ブレイド 第二章 訣別ノ路(クロックワークス/2010年)
異世界ロボットアニメの第2作目。戦いの醜さを知り、一旦は軍から抜けようとするが、結局戦う事を決意する…っと言うあまりにありふれた展開。何か面白みに欠けるなぁ。まぁ、これがお約束だからと一歩譲っても、肝心のアクションシーンが全然面白くない。モタモタとした動きだし、スピード感には欠けるし。これって、本当に劇場用として製作したものなのか?。とても金を取って、見せるレベルじゃないよ。
最近、涼しいので読書が進む、進む。
今日のアニメ
・ぬらりひょんの孫 #12「玉章と七つの影」
・刀語 #9「王刀・鋸」…とがめがヤキモチを焼く話。
・けいおん!! #23「放課後!」
今日のドラマ
・ヒッチコック劇場 #12「二日酔」
二日酔いで目覚めたアル中の男。彼には前日の記憶がない。しかも妻はいなくなっているし、会社も首になっている。何があったのか?。…最悪の結末を迎えるラストが圧巻。まぁ、よくある話なので、途中でオチには気がついたけど。
今日の映画
・3時10分、決断のとき(アメリカ/2007年)
「決断の3時10分」のリメーク。オリジナル版も面白ったが、こちらもなかなかのもの。今どきの映画らしくアクションが派手で見ごたえがあるが、それ以上に主人公と強盗団のボスの心の交流が良い。特にクライマックスはアクションと二人の友情劇が見事に融合して、かなりの盛り上がりを見せる。久しぶりに現れた西部劇の傑作と言って良いだろう。あと、ギターを使ったテーマ曲がこれまた良い。
・「アニうたKITAKYUSHU 2011」、開催決定。
2011年2月12日に開催の予定。
おおっ、来年もやるんだ。これは楽しみ。今度は誰が来るんだろう?。
今日のアニメ
・デュラララ #24「則天去私」(最終回)…最初はどうなるんだろう…っと心配だったが、最終的に結構楽しいシリーズになった。
・ストライクウィッチーズ2 #12「天空(そら)より永遠(とわ)に」(最終回)…面白かったけど、ちょっと物足りなかった。やはり1クールじゃ、短すぎる。
・生徒会役員共 #12「一般的な恥じらいです」+「制服は半脱ぎが相場だよ」+「君なりの露出プレイじゃなかったのか?」
・ケロロ軍曹 #333「桃華 星空の気持ち であります」
・ARIA The NATURAL #17「その 雨降る夜が明ければ…」&#18「その 新しい自分に…」(再見)
今日のドラマ
・ヒッチコック劇場 #11「悪夢の決算」
昔犯罪に加担したことで、悪人から強請られる男の話。…よくあるサスペンス映画。特に目新しい展開もないし、オチもない。
今日の映画
・君に届け(東宝/2010年)
「君に届け」の実写映画化。物語はアニメ版の最終回の部分までで、少々変更している部分もあるが、基本はすべて同じ。そしてアニメ版も面白かったが、こちらもなかなかのもの。若干淡々とした嫌いはあるものの、十分許容範囲。キャラも違和感なし。アニメ版同様に修羅場は多いが、実に清々しい作品に仕上がっていて、十分に楽しむ事が出来た。…って言うか、こう言う胸キュンの青春ものって、好きだなぁ。まぁ不満があるとすれば、爽子役の多部未華子が可愛すぎて、前半の怖い爽子に迫力がないところだろうか(笑)。(続きは[本館]で)
・十三人の刺客(東宝/2010年)
1963年の同名映画のリメーク。今回は集団劇の要素が比較的少なく、アクション中心の時代劇になっている。全体的に見て、リメーク作としては上の部類だと言って良いだろう。問題は、そこかしこに三池崇史らしいグロテスクさと下品さが出ている事だろう。特に白土三平的なグロテスクを思わせる、四肢を切断された女のシーンは見るに堪えない。それら彼らしい悪趣味さが、作品の質を落としているのが何とも残念だ。(続きは[本館]で)
「夜来たる(アイザック・アシモフ/「SFマガジン2010年10月号」に収録)」、読了。
六つの太陽に囲まれた惑星ラガッシュ。この昼だけの世界に、2000年に一度の夜が訪れようとしている。サロ大学の学長エイトンはこの夜の影響で、今の文明が滅んでしまう…っと言うが。
舞台になっている惑星が、我々より少し遅れた文明レベル。登場人物がまるきり迷信的な事を言っているので、笑ってしまう。…なので、SFドラマっと言うよりは、登場人物のドタバタを描いたコメディ、もしくは風刺コメディなのかもしれない。ただ登場人物の話を聞いていると、読んでいるこっちも「もしかしたら、なるかも」っと思ってしまうから面白い(笑)。後、ラストの○○が印象的。
今日のアニメ
・裏切りは僕の名前を知っている #24「心ヲツナグ者…」(最終回)…思っていた通り、結局、決着がつかずに終わってしまった。全体的には、まぁまぁのシリーズだったかな。
・Pandora Hearts #12「鏡の国」(再見)
今日の映画
・スペーストラベラーズ(東映/2000年)
銀行強盗に押し入った3人の若者と、人質になった者のドタバタを描くコメディ。…なのだが、監督が本広克行なので、その笑いのセンスが独特。たぶん、このセンスがダメな人は徹底的にダメだろう。相当におバカな笑いだし。私の最初の方で、こりゃダメだ…っと思っていた。だが途中から妙にツボにハマって、観るのを止められなくなってしまった(笑)。まぁ、悪い映画じゃないと思うよ。万人には勧められないけど。ところで、おバカな展開でありながらラストで突然シリアスになる…って言うのはよくある手で、悪いとは思わない。しかし、「明日に向かって撃て」そのまんま…って言うのはさすがにどうかと思うよ。
何か、一気に寒くなったなぁ。
「都市と星(アーサー・C・クラーク/ハヤカワSF文庫)」、読了。
遥か未来。宇宙へ進出した人類は「銀河帝国」を作るが、侵略者の妨害で、地球へ帰還することを余儀なくされる。宇宙へ出ることを諦めた人類は、砂漠に巨大都市「ダイアスパー」を作り、そのユートピアの中で安定した生活を始める。そこに住む人々の寿命は平均1000年。しかも、老齢化するとその情報は都市のメモリーバンクに戻され、十万年後に再度肉体を与えられる。つまり、不死となったのだ。死ななくなった代わりに誕生もなくなり、喜怒哀楽といった感情も弱くなった。この状況に不満を持つ者が現れた。それは、この都市で十億年ぶりに生まれた若者アルヴィン。彼は人々が恐れる都市の外に興味を持つ。
「ダイアスパー」を飛び出したアルヴィンが、もう一つの都市「リス」へ行く。ここでは人類は自然と共に生き、100年弱の寿命しか持っていない。この辺りの両文明比較が変に教訓的で「何だかなぁ」っとガッカリしてしまった。ところが、ところがである。一見理想的な「リス」も、実は大して「ダイアスパー」と変わらず、しかも地球から飛び出せずにいる事が分かる。そして、アルヴィンが再度「ダイアスパー」に戻った辺りから小説は俄然面白くなるのだ。特に後半、人類の謎を解こうと、その鍵を持つ銀河系の外にある惑星に行く辺りはかなり楽しい。要はこの小説、宇宙へ飛び出そうとする人類の話で、もうひとつの「幼年期の終わり」って言った感じの作品だ。
「幼年期の終わり」に比べるとラストの感動が薄く、少々見劣りするが、それでもそこいらの凡百のSF小説と比べるとはるかに出来が良い。さすがはクラークと言ったところか。それにしてもこの小説、とても50年以上前に書かれた小説とは思えない(1959年作)。今読んでも古臭いところがまったくない。特に凄いのが、「ダイアスパー」の情報伝達シーンの描写。今で言うバーチャルリアリティだが、それほどコンピュータが発達してなかった時代に、よくここまで想像できたと肝心するよ。やはり、クラークは凄い人だったんだな。
今日のアニメ
・屍姫 玄 #19「幸福という怪物」&#20「ありふれた望み」&#21「我が母は穢れたまいし」&#22「生者の価値」
今日のドラマ
・ヒッチコック劇場 #10「審判の下る日」
妻に離婚を迫られたために、思わずボートから妻をつき落してしまった男の話。…意外な展開は面白いが、主人公の行動が納得いかないし、真相もイマイチ。あと、ラストのオチは必要なかったと思う。
今日の映画
・プレデター(アメリカ/1987年)
久しぶりに再見。いや~、面白いものは何回観ても面白い。ジョン・マクティアナンらしいド派手なアクションと、「何かがいる」っと言ったサスペンススリラーの面白さが、見事に融合した一級のエンターティメント。開幕早々、グリーンベレーの惨殺死体が発見されてから、映画は異様な緊張感に包まれ、それが最後まで続く。何かがいる事は感じるが、そのほうを見ても何もいない。この辺りのサスペンスは尋常じゃない。公開当時、プレデターの姿は極秘だったので、特にそうだ。そして、コマンド部隊の各隊員の個性の豊かさ。すべてのキャラをちゃんと描ききっていた脚本の素晴らしさ。特にスー族のビリーがカッコ良すぎ。もう、すべての面で文句をつけようのない映画だ。ところで、シュワルツェネッガー率いるコマンド部隊が南米に向かう理由があまり生きてない。まぁ、その辺りは別にどうでもよく、あえて言うならストーリーにリアリティを入れただけだろうな。
・ひとりかくれんぼ 劇場版(ジョリー・ロジャー/2009年)
冒頭がなかなか不気味なので期待したが、それほど面白い作品じゃなかった。明らかに「リング」の影響下にある作品で、恐怖シーンは同作を参考にしている。そのため、恐怖シーンはそれなりに恐い。だが、それ以外が力不足。全体的にダラダラしていて、盛り上がりに欠けるし、迫力もない。