真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「アリアンロッド・リプレイ・ルージュ(3) ノエルと白亜の悪夢(菊池たけし/F.E.A.R./富士見ドラゴンブック)」、読了。
大爆笑の連続だった前2作に比べて、今回はかなりシリアス。意外過ぎる展開にGMがあたふたしているのに笑ってしまう。★★★★☆
今日のアニメ
・有頂天家族2 #12「運命の赤い糸」(最終回)…結局、海星と結ばれるのか。
・世界の闇図鑑 #12「海底に蠢く赤い目」&#13「霧につつまれた樹木」(最終回)…酷いシリーズだった。
今日の映画
・ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>(アメリカ/2016年)
新生「ミュータント・タートルズ」の2作目。ただド派手なだけで、内容は薄っぺらでスカスカ。単にうるさいだけ。所詮、子供向きの作品だ。★★☆☆☆
現在、積本を処理中。出来るだけ本を買わないようにして、積本を読んでいる。更に、この先読まないであろうと思う本も、思い切って処分した。少しは数を減らしていかないとね。ちなみに、下の小説も積本になっていたもの。
「朝霧 (北村薫/創元推理文庫)」、読了。
「円紫さんと私」シリーズの5作目。
「山眠る」→小説や本に関する謎。何が謎なのか、ラスト近くまで分からない。まぁ、それは良いのだが、真相がちょっと納得いかないな。★★★☆☆
「走り来るもの」→ある作家が書いたリドル・ストーリーの結末を推理する話。まぁまぁの出来かな。★★★☆☆
「朝霧」→祖父の日記に書かれていた暗号を解く話。これは面白かった。暗号を解く過程がゾクゾクする。しかも、それまで張った伏線が次々と生きてくるので、読んでいて実に楽しい。★★★★☆
今日のアニメ
・リトルウィッチアカデミア #25「言の葉の樹」(最終回)…すべてが丸く収まって、実に清々しい。良い最終回じゃなかったかな。
今日の映画
・エアポート2014(アメリカ/2014年)
次々と隆起してくる火山の中に旅客機が迷い込むと言う内容で、スカイサスペンスと言うよりはSF映画。突っ込みどころも満載だし、おかしな部分も多い。更にVFXもかなりチャチ。但し、サービス精神だけは満載。最後まで飽きずに楽しむことが出来る。★★★☆☆
ホライゾンゼロドーン>
・サブクエスト「館に捧げる狩り」
前回の続き。三種類の機械獣の印を計六個集めることになった。あちらこちらに飛んで集めるのだが、それほど強い機械獣がいないので、簡単にクリアできる。
・サイドクエスト「狩人の目眩まし」
上記のクエストをクリアすると始まるクエスト。グリントホークに襲われている村を守ると言う内容。今となってはグリントホークは脅威でないので、簡単にクリアできる。その後、襲撃の原因を知らべることになるが、事態解決に必要なアイテムをすでに持っていたので、すぐにクリア。これで「狩りの館」の正式な会員になったけど、何かメリットがあるのか?
・山賊の野営地「ブラックウィングの残骸」
今までの中で一番簡単な山賊退治だった。
・とりあえずマップをすべて解放したが、このゲーム、一向に終わる気配がないな。
今日のアニメ
・クロックワーク・プラネット #12「終焉機動」(最終回)…結局、大したシリーズじゃなかったな。
・カードキャプターさくら #57「さくらと小狼とエレベーター」
午後から雨が本格的に振り出した。
今日の映画
・超時空要塞マクロス 愛・覚えてますか(東宝/1984年)
当時流行っていたSF、ロボット、宇宙戦争、美少女、ラブコメ、三角関係、芸能界などをすべてを突っ込んで、ゴッタ煮にしたような作品。普通、こう言う内容にすると取り留めのないものになるが、そのどの要素も上手く出来ているし、そのすべての要素が上手く溶け合っているのが本作の見事なところ。そんな訳で、その各要素を少し詳しく書いたほうが良いと思うので、以下記することにする。
(1):SF→TVシリーズを観ていないと、分かりづらい部分もあるが、全体的なSF設定が良い。戦艦の中がひとつの町になっていると言う、ジェイムズ・ブリッシュの「宇宙都市」を彷彿させる設定と言い、人類の起源に遡る壮大な敵の設定と言い、どれも非常に魅力的だ。
(2):戦闘シーン→数回にわたり戦闘シーンがあるが、そのどれもがタッチが違い、非常に凝った作りになっている。これは本当に凄いことだ。勿論、板野サーカスもたっぷり観られる。
(3):ラブコメ&三角関係→この頃のアニメと言えば、これ。もう観ているこちらが恥ずかしくなってしまうようなシーンが連発だ。特に後半の輝と美佐とミンメイの修羅場のシーンなんて、今観ても最高だよ。ミンメイの「でもね、それでもね、私はあなたが好き」や「それより一緒にいて輝、どうせ死ぬなら、このまま一緒にいて」なんて言う台詞は、もう堪りません。また、そのときに描写される「こぼれ落ちるコーヒー」などは、演出の素晴らしさを感じる。
(4):センス→少し古い話になるが、日本のアニメに市民権を与えたのは「宇宙戦艦ヤマト」で、それにさらに高みにあげたのが「機動戦士ガンダム」。この説に異論はないと思う。ただ、この2作品は作風がまだまだ野暮ったかった。ところが、この「マクロス」は実にセンスが良く、洒落ている。それが特に感じられるのがセリフで、本作にはそれまでのアニメにあったようなクサイ台詞がほぼなく、会話が非常に自然なのだ。会話以外では、各キャラの仕草(手の動き、ミンメイを追いかけようとした際の輝の手もアップなど)や、動作(ステージの時のミンメイの振り付けなど)などが実に凝っている。ホント、どれをとってもセンスが良く、洒落ている。
(5):歌→飯島真理が歌う歌が数多くかかる。冒頭のコンサートのシーンでかかる「小百竜」と「私の彼がパイロット」、ミンメイと輝がシェルターに閉じ込められたときに歌う「0‐G LOVE」、ミンメイと輝がバルキリーに乗って土星上空をデートするときに歌う「サンセットビーチ」、ゼントラディ軍に捕まったときに歌う「シンデレラ」、輝がマクロスに無事生還したときに聞く「シルバームーン・レッドムーン」、クライマックスの戦闘シーンのときの「愛おぼえてますか」、エンディングの「天使の絵の具」。どれも良い曲だが、個人的には「天使の絵の具」が一番だな。「私をいつでも守ってたぁぁ、愛に気づかずぅぅ、」のあたりのフレーズが大好き。
(6):テーマ→このアニメのテーマは、観て者が誰でも感じるように「反戦」。面白いのは、マクロスを救い、宇宙を平和に導こうとするのは、兵器でなく一曲の歌。それも大したことがない、ありふれた、ごく普通のアイドルのラブソング。何と素晴らしいテーマじゃないか。★★★★★
・オフサイド7(イギリス/1979年)
第二次世界大戦下のエーゲ海のロードス島。島の開放、美術品の横領、黄金の略奪と、様々の思惑の人間が入り乱れる戦争アクション。久しぶりに再見。感想は依然感じたものと同じ。アイデアとしては面白いが、脚本に少々難があり。全体的にうだうだとした展開の上に、最後まで盛り上がりに欠ける。もっと、脚本を練るべきだったと思う。せっかく、ロジャー・ムーア、テリー・サバラス、デビッド・ニーヴン、クラウディア・カルディナーレ、エリオット・グールドと言う豪華キャスト共演なのに勿体ない。ただ、それなのに、何故かこの映画好きなんだよねぇ。最大の理由は、個人的にお気に入りの俳優、エリオット・グールドが出ていること。彼のすっ呆けた演技が実に良い。後、彼が繰り広げる狭い路地でのバイクチェイスシーンが今観ても大迫力。★★★☆☆