真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
やはり、この時期はエンヤでしょ。特にアイルランド好きの私には。そんな訳で、エンヤのニューアルバム「雪と氷の旋律」を買ってきた。彼女の透き通った歌声は最高だ。あと、サラ・ブライトマンの「冬のシンフォニー」も欲しいなぁ。こちらは近日中にと。
古本屋で購入した「星を帯びし者(「イルスの竪琴」シリーズ)(パトリシア・A・マキリップ)」、読了。
「指輪物語」は森と地下の物語だが、こちらは北の荒々しい大地の物語だ。そして「指輪物語」が少年マンガ的な冒険ものだが、こちらは少女マンガ的なファンタジーだ。この辺りは好みの問題だが、私は嫌いではない。問題はその物語性だ。はっきり言って、物語が弱い。小説は物語だと思っている私には些か物足りなかった。展開に起伏が少なく、主人公以外の登場人物に多少の入れ替わりはあるものの、ただ北を目指すだけの話だ。また最初の方が少々取っ付き難いのも、マイナス要因だ。あと謎の連鎖と言うか、謎の多重構造はそれなりに面白いが、それが吸引力までには至っていない。ではつまらないかと言えば、そうでもない。実は描写力がかなり優れている。荒涼とした北の大地、吹き荒ぶ風、荒れ狂う雪など、それらの自然描写が実に美しい。また文字の中から聞こえてくるような竪琴の音や居酒屋のざわめきが素晴らしい。確かに期待したほどの小説ではなかったが、非常に気になる部分も多いので、もう少し付き合ってみようと思う。
今日のアニメ
・ケロロ軍曹 #240「クルル 特命曹長 であります」+「ケロロ 伝説の朝 であります」
今日の映画
・ディー・ウォーズ(韓国/2007年)
予告編などの映像を観ると、アメリカ映画のようだが、実は韓国映画。出演者やスタッフや舞台はアメリカだが、製作や監督が韓国。それが災いしてか、ストーリー展開や演出がかなり粗い。そのため、観ていてイマイチ乗れなかったと言うのが正直な感想。少なくとも展開くらいは、もう少しスムーズに出来なかったものか。だがこの映画、パワーだけは凄い。細かい粗など有無を言わせぬほどのパワーだ。そして、その迫力の映像は一見の価値がある。(続きは[本館]で)
・続・少林虎鶴拳 邪教逆襲(香港/1980年)
「少林虎鶴拳(1977年)」と続編…らしい。確かにストーリーは続いているが、話の流れを少し変更しているので、むしろ独立した一編として観るほうが良いだろう。しかし前作も凄かったが、今回は前作以上に凄い。しかも今回は主役がリュー・チャーフィーなので、アクションの迫力が半端じゃない。動きの早さ、技の切れ、型の美しさなど、前作が霞んでしまうくらいの凄さだ。観ていて思わず、「上手い!」と言ってしまった(笑)。文句なくカンフー映画の中で上に位置する映画だ。こう言う映画を見たら、最近のカンフーもどきの映画など、とても観れない。