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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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スピリッツ・リング」、読了。
祖国で謀反が起き、魔術師の父親を殺された娘の復讐の物語。復讐と言っても暗いものでなく、ごく普通の冒険ファンタジーだ。主役は15歳の女魔法使い。まさに「女魔法使い、頑張る」と言った話。…と書きたいところだが、実は意外と彼女は活躍しない。魔法を使うシーンにしても、最後の方で少しだけ。むしろ活躍するのはもう一人の主人公の鉱夫の男の子。せっかく、活発、口数が多い、短気、我侭と、この手の作品のヒロインにあまりない魅力をもったキャラを登場させながら、何とももったいない。また前半の国から逃げ出し、逃亡する辺りは面白いが、その後、ストーリーが段々とテンションダウンしていくのも残念だ。全体的に軽いノリで、些か物足りない作品だった。

今日のアニメ
仮面のメイドガイ #12「さらば愛しきメイドガイ」(最終回)…いや~、面白かった。私は基本的にこう言うギャグものが大好きだが、それだけでなく、この作品自体の質も高かったと思う。是非、第2シリーズを。

今日の映画
悪魔のワルツ(アメリカ/1971年)
悪魔もののホラーだが、派手なシーンは一切なし、VFXも一切なしと言う作品。つまりあくまでもストーリーが中心の映画だ。そのため、最近の派手なホラーしか観たことがない人には非常に退屈だと思う。かくいう私も、気味悪さは感じるものの、淡々とし、怖さをまったく感じないストーリーに若干退屈気味だった。だが観終わった後、なかなか面白い映画を観たんじゃないかと感じたから不思議だ。またラスト近くで主人公がとったアンモラルな行動、そして必ずしもハッピーエンドとは言えないラストが、如何にも70年代だなぁ…と感じた次第だ。まず現在では作ることが出来ない種類の作品なので、そう言う意味では必見かもしれない。あと、若き日のジャクリーン・ビセットが美しい。

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