真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
雨が降れば、もう少し涼しくなるのになぁ…っと思っていたが、台風がそれたため、ほとんど降りきらない状態だった。…っと思っていたら、これを書いている現在、かなり雨が降り出した。雷も鳴っているしぃ。これで少しは涼しくなるかな?
今日のアニメ
・アイドルマスター XENOGLOSSIA #24「復興暦百八年」…エヴァだな、どう見ても、エヴァだなぁ。…にしても、イッちゃってる千早と「おねぇさま♪」的な雪歩、何気に百合っぽい(笑)。
・CODE-E #5「憂鬱と親子のこと」
・クロノクルセイド #13「姉」&#14「祈り」…金持ちに媚を売るアズマリア、可愛すぎ♪(笑)
・AIR #1「かぜ~breeze~」&#2「まち~town~」&#3「こえ~whisper~」&#4「はね~plume~」…久しぶりにレンタルDVDショップに行くと(最近あまり行かないのです)、レンタル料がむちゃ安くなっていたので借りてきた。こっち(TVシリーズ)は劇場版と違って、ゲームに忠実。ただそのため、あまり新鮮さを感じない。…にしても、展開速っ。#4で“佳乃編”が終わっちゃったよ。
今日の映画
・ウエスタン(イタリア/アメリカ/1968年)
基本的には復讐の物語であり、内容は非常にシンプル。だが細かい描写に重点を置いているため、恐ろしくテンポの遅いストーリー展開になっている。冒頭の駅のシーンだけでも15分近くあるからね(笑)。ただ、こう言うテンポの遅い映画は(私は)本来苦手なのだが、この映画は別。独特のリズムと、間が素晴らしく良い。カット版では、この映画の良さが分からないと思う。…とまぁ、そうは言っても、やはりスローテンポ&尺が長すぎるかな。後半、少し飽いてきたのは事実だ(笑)。キャストはどれも素晴らしい。珍しく悪役のヘンリー・フォンダはねちっこく悪を演じているし、クラウディア・カルディナーレは実に美しいし、チャールズ・ブロンソンの男臭さ&かっこよさも最高だ。エンニオ・モリコーネの音楽もかなり良いし、セルジオ・レオーネの最高傑作と言われる訳がよく分かる。
・王と鳥(旧題:王様と幸運の鳥)(フランス/1980年)
昔、「やぶにらみの暴君(1955年)」と言うアニメがあったが、このアニメは資金難などが理由でポール・グリモー監督の意に添わぬ形で発表されたものであった。そのグリモー監督が作品の権利とネガフィルムを買い取り、本来の内容へと作り直したのが本作である。高畑勲や宮崎駿などに多大な影響を与えた作品であり、この作品がなければ「カリオストロの城」も「天空の城ラピュタ」のなかっただろう。特に「カリオストロの城」への影響が大で、迷路のような王宮、聳え立つ北の塔、ラストの結婚式などいたるところにその影響が見える。また、海外に目を向ければ、「アイアンジャイアント」なども影響されているようだ。そんな歴史的価値の高いアニメだが、さすがに今見れば、少々古臭いかな…って言うのが正直な感想だ。それでも甘いだけのディズニーアニメよりはるかに面白いし、ラスト鳥かごを壊す辺りは作家の反権力の思想が感じられ、結構私好みであることは事実だ。