真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
・ファンタジーRPG「Demon's Souls(デモンズソウル)」
ダークファンタジーと言うテイストも良いし、過剰な誘導や一方的なムービーシーンの排除と言う方向性も大いに賛成だ。さらにキャラメイキングが出来ると言うのも良い。かなり気になるソフトだ。ただアクションの要素は必要だったのかな?。個人的にはRPGにアクションは必要ないと思うけど。
ところでこのソフトのそうだが、最近RPGの原点回帰は良い傾向だ。今までRPGがあまりにもおかしな方向に進み過ぎたんだよ。その結果、RPGマニアのRPG離れ(私もその一人だ)、ライトファン(彼らはすぐに離れる)の増加が進んだんだろうな。誰かが言っていたけど、「RPGはダンジョンと悪い魔法使いがいれば十分だ」と。私もそう思う。RPGとはそう言うものだよ
今日の映画
・こわい童謡 表の章(東京テアトル/2007年)
ダラダラとした展開、切れのない演出。はっきり言って、とても褒められた映画でない。第一、ホラーであるくせにまったく怖いない。だが反面良い部分もあるから困る(笑)。舞台を全寮制のお嬢さま学校にしているところは完全に私好みだし、この手の映画にありがちな軽薄な人間を一人も出してないのも良い。ホラー映画と言うのは普通、夜の闇をメインにするのだが、この映画は昼と夜の境目、つまり夕方をメインにしている辺りもかなり新鮮だ(まさに「トワイライトゾーン」(笑))。最後に主人公が精神崩壊をすると言うアンハッピーなラストもなかなかのもの。しかし何よりも気に入ったのは、主人公を演じる多部未華子だったりする。彼女の清楚さと言うか、上品さはなかなか良い。実際私は彼女を見るために、最後までこの映画を観ていたようなものだ(笑)。
ところで先にお嬢さま学校と書いたが、どう見てもそこいらの普通の学校にしか見えない。たぶん予算の関係だろうが、もう少しセットに金をかけて、もっとお嬢さま学校的雰囲気を出せば、さらに見れる映画になったはずだ。残念。さて本作は謎が解明されないまま、終る。事件の真相は「裏の章」でと言うことらしい。
・怒りの山河(アメリカ/1976年)
父親の牧場を狙う悪徳業者。弟夫婦を殺され、遂に復讐に向かう男(ピーター・フォンダ)。…如何にも70年代らしい復讐アクション。悪徳業者が、普通そこまでやるか…ってくらい嫌がらせをし、すげー憎々しい。しかも監督が「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミなので期待するが、あまり面白くない。カーアクションやガンアクション(&弓アクション)もあるが、意外にしょぼい。よくよく考えたらジョナサン・デミって、「羊たちの沈黙」以外、ろくな作品がないもんなぁ(毒爆)。
・安達が原(手塚プロ/1991年)
タイトルから時代劇と思っていたら、能の「黒塚(安達が原)」を基にしたSFだった。人食いの鬼女伝説をSFにする辺り、如何にも手塚治虫らしい。元々劇場用アニメではあるが、さすがに今観れば作画の荒が目立つ。だが話の面白さで、そんなことは気にもならない。さすがは手塚治虫だ。しかも聞くところによると、原作の方がさらに傑作らしい。原作も読んでみたいものだ。