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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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天の光はすべて星(フレドリック・ブラウン/ハヤカワ文庫)」、読了。
「火星人ゴーホーム」や「発狂した宇宙」のようなシニカルな作風のブラウンにしては珍しくロマンチックなタイトルと内容で、彼もこう言う作品を書くのかと感心した。そんな訳で、始め「ライトスタッフ」のような話かなっ…と思っていたが、実際はかなり違っていた。確かに宇宙への憧れを描いてはいるものの、どちらかと言うと愛の物語であり、人間の弱さの物語であった。そして前半がうまく事が運ぶだけに、中盤の悲劇と後半の挫折が読んでいて辛かった。つまり、彼のシニカルさは健在だった訳だ。確かに悪い話ではない。だがはっきり言って、これは私が読みたかった話ではなかった。些か失望した小説だった。

その後、未読の小説を探していたら(押入れのダンボールに入れている)、クラークの「天の向こう側」が出てきた。こっちの方が私好みかもしれない。さっそく読んでみようかな。

今日のアニメ
ひだまりスケッチ×365 #9「8月5日 ナツヤスメナーイ」+「12月3日 裏新宿の狼 PARTⅡ」…Aパート→吉野家先生メインの回、Bパート→「裏新宿の狼」の後日談。個人的にはAパートの方が楽しめた。Bパートの方は前シリーズを観てないと意味不明かも。
夏目友人帳 #11「ニャンコ徒然帳」…コミカルな回。斑、もう完全にギャグキャラだなぁ(笑)。

今日の映画
天使にラブ・ソングを…(アメリカ/1992年)
傑作ミュージカルであり、傑作コメディでもある。とにかくヘタクソ聖歌隊がプロ顔負けの歌唱力を身につけるだけでも痛快なのに、すべてがうまくいくラストはホント楽しい。中でもクライマックスの合唱シーン「I Will Follow Him」は楽しすぎる。特にウェンディ・マッケナのソロパートのシーンは鳥肌がたつ素晴らしさだ(実際は吹替えだったらしいが)。また主演のウーピー・ゴールドバーグも魅力的だが、脇を固めるシスターたちがみな魅力的。個人的には大人しい若いシスターのメアリー(ウェンディ・マッケナ)が好みだが(笑)。ゴスペルを題材にした映画としても貴重だし(あるようで意外とない)、何よりも観終わった後、これ以上ないくらいにハッピーな気分になれる映画でもある。(再見)

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