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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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中秋の名月なのに、月は雲の中。ぼや~っと見えるだけ。

何かが道をやってくる(レイ・ブラッドベリ/東京創元社)」、読了。
悪夢の世界を描いているので、ホラーのような印象だが(特に図書館のシーンはかなりの怖さだ。)、どちらかと言うとダークファンタジーだろう。さて本作は闇の住人と子供たちの対決を描いているが、焦点はむしろ子供の成長にある。子供が闇を恐れず、常に突き進んでいく大人になる成長の物語なのだ。それを説教臭さを感じないように描いている辺りは、さすがはブラッドベリだ。あと、ウィルの父親が実に良い。常に子供に耳を貸し、自分の弱さも知っている。ホント、こう言う大人になりたいものだ。

今日のアニメ
絶対可憐チルドレン #24「専業主夫!洗われちゃった・・・!」
コードギアス 反逆のルルーシュR2 #23「シュナイゼル の 仮面」

今日の映画
パン・タデウシュ物語(ポーランド/フランス/1999年)
一応、大河ロマンの体裁はとっているが、なんとも軽く、しかも壮大さに欠ける、見応えのない作品だった。しかも村人のあまりの頭の悪さにガッカリ。はっきり言って、好みの映画でなかった。監督が「灰とダイヤモンド」のアンジェイ・ワイダなので、もう少し面白いかと思ったのだが。ただそれでも良い部分はあった。なんと言っても、映像が美しかった。特に自然の美しさが素晴らしい。あとゾーシャ役のアリツィア・バフレダ・ツルシが美しかった。全編、質素な服で登場するものの、それがかえってミュシャの絵画を思い出させ、実に良い感じなのだ。
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