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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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「白鳥座は別名、北の十字とも呼ばれてます。」
「あっ、それ読んだことある。」
「もしかして「銀河鉄道の夜」ですか?」
「うん」
「私も読みました。」

上記は、今週の「咲-Saki-」の中での台詞。この台詞を聞いて、「銀河鉄道の夜(宮沢賢治)」を無性に読みたくなり、急遽再読した。そして再読して、この作品が持っている凄さに改めて感心した。確かに幻想文芸、ファンタジー小説と言って良い内容だが、そこいらのファンタジーがとても及ばない質の高さがある。とにかく壮大なスケールや哲学的な思想は一読の価値がある。そしてすでに70年以上前の作品であるに関わらず、ちっとも古臭くないのはもう凄いとしか言いようがない。しかし私が一番感じたのは、全編を覆う死の匂いだ。読んだことがある人には、これが何を意味するか分かると思うが、これがあるため、非常に心に残る作品になっている。日本が生んだ幻想文芸の最高傑作だろう。ちなみに↑の台詞は、小説内の白鳥の停車場の化石の発掘場のことだ。

今日のアニメ
タユタマ -Kiss on my Deity- #8「誘惑に染まる瞳」
ケロロ軍曹 #265「ギロロ リモコンでデート であります」+「ケロロ プーがいた洞窟 であります」…Aパートのモアちゃんの「そんな小父様は(あなた)最低です」は「鉄のラインバレル」のパロだよね。中の人が一緒だし。

今日の映画
ラスト・ブラッド(香港/フランス/2009年)
Production I.G製作のアニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」の実写映画化。はっきり言って、あまり良い出来じゃなかった。中でも酷いのがアクションシーン。全編デジタル映像のアクションシーンで、観ていてちっとも楽しくない。迫力も力強さもなく、アクションの魅力のひとつである動きの面白さも皆無だ。しかもストップモーション、スローモーションを多用しているため、特にそう感じる。いずれにしても、非常に失望した作品だった。(続きは[本館]で)

レッドライン(アメリカ/2007年)
明らかに「ワイルドスピード」ティストなカーアクション映画で、特に目立った部分はない。ストーリーもあってないようなもので、数分毎に挿入されるカーレースシーンを楽しめば良い、それだけの映画だ。だが、このカーレースシーンが凄まじくド迫力。しかもデジタルを使用してないので(使っていてもほんの僅かだろう)、実に好感が持てる。格闘にしても、カーチェイスにしても、アクションはやはり生が一番と言ったところだろう。またラストの痛快感もかなりのもの。結局、B級アクションも良いところの出来だが、非常に楽しめた作品だった。

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