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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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「必殺仕事人」が15年ぶりにTVに復活。
シリーズの顔である藤田まことも「中村主水」役で登場するらしい。…って、主水は劇場版の「主水死す」で死んでるじゃん。なんだよ、それ。しかもキャストがほぼジャニーズ関係。これはとてもじゃないが期待できないな。それ以前に、いまさら復活させる必要があるのか?

今日の一冊
ミミズクと夜の王(紅玉いづき/電撃文庫)
ファンタジーと言うよりはお伽噺に近い内容だったが、更に言うならお伽噺より少女マンガに近い内容だった。実際、美形の魔王からして、明らかに少女マンガだ。だから、そう言うものを毛嫌いしてなければ、誰でもすんなり物語に入っていけると思う。また、ストーリーもかなり単純で分かりやすい。これも万人向けの理由のひとつだ。…にしてもライトノベルの電撃文庫らしからぬ内容だ。ライトノベルは基本的にキャラクター中心なのだが、これは完全にストーリーで見せてくれる。つまり、一小説として、かなりの完成度を持っているわけだ。勿論キャラクターに魅力がないのでなく、主人公のミミズクを始め、夜の魔王のフクロウ、果ては灰髪の王に至るまで実に魅力的。しかも一人として悪人がいないのが良い。さらに物語の大半を占める夜の森、さらに城の中、城下町などの描写力にも優れており、読んでいてその場にいるように感じる。この作者、この作品が処女作のようだが、かなりの実力があると感じる。たぶん今後伸びていく作家だと思うし、今後の活躍が楽しみだ。それにしてもこの小説、久しぶりに現れたファンタジー小説の傑作だな。(ストーリー関係は、このブログの2月10日の記事で紹介済み)

今日のアニメ
デスノート #16「決断」
がくえんゆーとぴあ まなびストレート! #8「たたかえ聖桜生徒会!」…かなりシリアスなエピソードだったのだが、学美たちの暴走でかなり笑える。例えば、「そしてある少年は激しい戦いの後、こう言いました、「僕には、まだ帰れる場所があるんだ……」と」…って、それアムロじゃん。しかもまったく話と関係ないし。もうひとつ、「我々生徒会は、学園祭中止という体制側の一方的且つ横暴な要求に対し、断固として、確固として、徹底的に闘うことをここに宣言する」、「一揆だ、一揆だ、一揆だ、一揆だーっ!」と言いつつ、一気飲みをする学美(爆)。イイなぁ、こう言うノリ。

今日の映画
隠された記憶(フランス/オーストリア/ドイツ/イタリア/2005年)
一見、サスペンス映画のようだが、それを期待して観ると非常に失望させられる。緊張感がないのは当然のことながら、謎解きなど一切ない。つまりサスペンス映画としてまったく機能してないのだ。それでも人間ドラマとして優れていれば評価も出来るが、単に不愉快のドラマが淡々と続くだけ。いったい製作者が何をやりたかったのか、まったく分からない。かなり最低の映画だ。

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