真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「花物語(上)(吉屋信子/河出文庫)」、読了。
百合小説を語る上で、避けては通れない傑作。…らしいが、そればかりでなく、色々とバラエティーに富んだ内容になっている。ただ、前半の数話も文句なく面白いが、その後はイマイチかな。
「鈴蘭」→放課後、鍵のかかっているピアノがなる。…不思議系の話(詳しく書くと、ネタバレになる)。内容の割に実に美しい。途中で登場する外国人少女(イタリア人)も実に可憐で美しい。完全に私好みの短編だ。★★★★★
「月見草」→踊りの稽古で一緒のおゆうさん。彼女の語った母親の話。…何となく物悲しい話で良い。★★★★☆
「白萩」→萩の絵ばかりを描く少女。その理由は昔、道に迷ったとき、慎ましやかな女性と出会った。…これも不思議系で和もの。★★★★☆
「野菊」→幼いとき、兎を助けたことが切欠で、ある貴婦人と知り合う。…後日談があったために、なんとも良い話になっている。★★★★★
「山茶花」→写真好きの姉が、冬の湖で幼女と出会う話。…どこか物悲しい、でも心優しい話。★★★★☆
「水仙」→北京に住んでいたころ。宮殿で父とはぐれてしまった。…幻想的な話。宮殿で中国娘と出会うだけの話だが、実に良い雰囲気。後日談も作品の質を上げている。★★★★★
「名も無き花」→飼っていた鳩が紫の絹糸をつけて帰ってきた。…そのことが切欠で、洋館で暮らす病弱な少女の存在を知る。詩的で、実に美しい話。とても日本とは思えない西洋的な風景、浮世離れした日常、完全に私好みだ。★★★★★
「鬱金桜」→一人帰国した7歳の少女が、美しい姉のような女性と出会う。…幼い日の二人のふれあいを描いているだけだが、それが良い。★★★★☆
「忘れな草」→女学校に入学したと、美しい上級生を見かけた。…これぞ、百合。と同時に真っ当な青春ものでもある。★★★★☆
「あやめ」→五月の雨の日、傘をさしかけてくれた女性。…とにかく美しい話。雨の描写も良い。★★★★☆
「紅薔薇白薔薇」→小学校の頃から仲がいい二人の少女。バイオリン教師がイタリアに帰国する時、三人はパーティを開くが。…特に印象なし。★★★☆☆
「山梔の花」→病後の保養で温泉地に来た。そこで夜になると美しい笛の音が聞こえてくる。更に温泉で美しい女性と出会う。…美しい女性の正体が実に良い。★★★★★
「コスモス」→病の母がを看病する女性が書く手紙。…特に印象なし。★★★☆☆
「白菊」→転校先で美しい声の美しい女性と出会う。…人には闇があるという話だが、それほど面白い話でない。★★★☆☆
「蘭」→厳しいピアノのレッスンに逃げ出した。逃げ出した先で美しい人と出会う。…ただ、それだけの話。まったく印象に残らない。★★★☆☆
「紅梅白梅」→着物の袖で思い出す妹の事。★★★☆☆
「フリージア」→友達から「ミドちゃん」と呼ばれる純粋な子、緑の話。成長したラストはイイけど、それだけ。★★★☆☆
「緋桃の花」→教師のヘルパーをしている少女の話。…面白くない。★★☆☆☆
「紅椿」→手まりをなくした少女の話。…ちょっと不思議系。まぁまぁ。★★★☆☆
「雛芥子」→ピアノを弾いていると、その曲に合わせて踊る少女がいた。二人の少女の出会いと別れ。★★★☆☆
「白百合」→新しい音楽の先生は美しく、皆の憧れになっていく。美しく優しい先生との出会い、ふれあい、そして別れ。まさに青春もの。なかなか良い。★★★★☆
「桔梗」→衣装の注文を聞き、それを届けるだけの話。★★☆☆☆
「白芙蓉」→庭に北小鳥を空気銃で撃とうとした少年を止める少女。★★★☆☆
「福寿草」→母親を亡くしたヒロインの家に、美しく優しい姉がやって来る。…で、やがて家が崩壊し、姉は去っていく。そして数年後、その姉を再開するという話。まぁまぁか。★★★☆☆
「三色菫」→セピア色の洋傘を持っているお爺ちゃん先生の話。…本書では珍しく、まったく百合ではない話。★★☆☆☆
「藤」→子供と遊ぶ、お姉ちゃんのような少女の話。…かなり浮世離れした話。★★★☆☆
「紫陽花」→大好きな従姉のお姉ちゃん。お姉ちゃんはヒロインに紫陽花の絵を描くように勧める。★★★☆☆
「露草」→同じ寮に住む仲の良い二人の少女の話。最後の別れが悲しい。★★★☆☆
「ダーリア」→大怪我をした令嬢を看病した看護婦。やがて回復した令嬢から一つの提案がある。…二つの選択肢のどちらを取るかと言う内容。思った通りの回答で、面白味がない。良い子過ぎるんだよねぇ。★★★☆☆
「燃ゆる花」→新年のミッションスクールへやってきた、まるで雪女のような美しい女性。やがて新学期、ヒロインはその女性と相部屋になる。…本書の中では珍しいイザコザ劇。ラストもあまり良いとは思えない。★★☆☆☆
「釣鐘草」→父も母も家もなくした姉弟が苦労する話。…こういう話は読んでいて落ち込むから嫌いだ。★☆☆☆☆
「寒牡丹」→とある貴族の姫君の話。後半のカルタ大会は何気に「ちはやふる」っぽい。★★★☆☆
「秋海棠」→文芸際の出し物を争う二つのクラス。その裏になった二人の少女の友情。★★★☆☆
今日のアニメ
・綺麗にしてもらえますか。 #11「この子のためにもー」…毬祥くん、じゃま。見ないぞ(笑)。
・姫様“拷問”の時間です #22「EPISODE #22」…心が綺麗な魔王さま。あと、「フランダースの犬」のパロディに笑った。
・本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ #11「究極の選択と家族会議」&#12「洗礼式と神の楽園」&#13「巫女見習いという選択肢」&#14「決着」&#14.5「外伝第一章・ユストクスの下町潜入大作戦/外伝第二章・コリンナ様のお宅訪問」…面白かった。次回放送の【第2期】が楽しみ。#14.5はOVA。
・池田昌子、死去。池田昌子と言えば、昔何かのイベントで見たことがあるな。何れにしろ、残念です。
・TVアニメ「ふたりソロキャンプ」の続きが知りたくなって、本屋に行って、原作を探してみた。で裏表紙の解説を見て、17巻がアニメの続きと判断して購入。帰宅後、さっそく読んでみた。なるほど、こういう続きなのか。しかも、長崎でキャンプしているし。って言うか、雫の実家って、佐世保なのか。佐世保は昔仕事で何回か行っているので、懐かしい。あと、餃子天(餃子入りのさつま揚げ)が九州だけのモノて知らなかったな。
今日のアニメ
・シャンピニオンの魔女 #11「審議官」…ここ何週、同じことをうだうだやっているだけだな。さすがに飽きた。
・悪魔くん #10「祝事」
・葬送のフリーレン #36「立派な最期」…vs魔族レヴォルテ。今週はマジで面白かった。ただ、フェルンもシュタルクも大概化け物だな。
・銀河特急 ミルキー☆サブウェイ #09「妄想とパニック」
[03/21 betflik24 official]
[03/14 九月風]
[03/12 ダムダム人]
[02/19 九月風]
[02/18 ダムダム人]
HN:
九月風
性別:
男性

