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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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金曜日から気力低下で、とてもゲームをする気になれない。…って事で、今日はゲーム中止。

ホアズブレスの龍追い人(パトリシア・A・マキリップ/創元推理文庫」、読了。
表題作の「ホアズブレスの龍追い人」、吟遊詩人を主人公にした「音楽の問題」、王子が持つ薔薇の花を欲しがるトロールの話「トロールとふたつのバラ」、バーバ・ヤーガの家の近くに魔法使いの息子が落ちてくる「バーバ・ヤーガと魔法使いの息子」、ドラゴンにさらわれたハーブ奏者を助ける5人の女の話「ドラゴンの仲間」、塔の中の宝物を守るどくろの君の話「どくろの君」、アンデルセンの「雪の女王」の後日談「雪の女王」、だだっ広い調理場で灰や木や火が喋り出す「灰、木、火」、よそ者が火を吹く雲の化け物を退治すると言う「よそ者」、ベズル博士の助手の話「錬金術」、父親が石のライオンとした奇妙な約束のため、石のライオンのもとへ向かう三女の話「ライオンとひばり」、魔女のヘザーお婆ちゃんの話「ジャンキットの魔女たち」、脇役である夜警の視点から観た「ロミオをジュリエット」の悲劇「悪い星のもとに生まれて」、獣を誘き寄せる為、うら若き女性を囮にする魔法使いの話「心のなかへの旅」、グリムの「かえるの王さま」を別視点から見た「ヒキガエル」、以上、15編からなる短編集。

「ホアズブレスの龍追い人」と「音楽の問題」は傑作だが、それ以外が微妙な出来。せいぜい、「ドラゴンの仲間」のトンデモなラストが面白かったくらいかな。…って事で、コメントは2作品のみ。
「ホアズブレスの龍追い人」→13ヶ月のうち、12ヶ月が冬のホアズブレス島。そこの鉱夫の娘であるペカは、龍追い人のリドと出会った。…ペカを始めとするホアズブレスの島民が自然と共に生きる者、龍追い人が科学と言う名のもとに自然を破壊する者。…と読みとる事も出来る。つまり、一種の風刺ものと言っても良い。もっとも、ドラゴンの息の影響で大半が冬の島・ホアズブレスの描写や、その生活描写がイマジネーション抜群で、一級のファンタジーとしても楽しむ事が出来る。★★★★★
「音楽の問題」→新米の吟遊詩人であるクレスは、ダギアンの領主が吟遊詩人を求めている事を知り、そこへ向かった。そこで、領主の妻が行方不明になっている事を知る。…一種の成長のドラマ。ラストのクレスの意志の強さがカッコ良い。また、風景の美しい描写も絶品。★★★★☆
※上の2作品以外は★★☆☆☆

今日のアニメ
生徒会役員共* #8「波との戯れ びちょびちょだぜ」+「万能ウィング」+「夏の夜 夏の朝」
桜Trick #6「文化祭だよ☆お泊まりです♥」+「文化祭だよ☆本番です!」…文化祭で演奏していたの、HTTかと思ったよ。それにしても、つまんねぇアニメだ。切るかな。
てさぐれ!部活もの あんこーる #7「美的調和」…今週の腐女子会話、酷過ぎ。もう、下ネタばっかじゃん。以前、「イヤらしいわ、どん引きよ」とか言っていたアニメとはとても思えない。別の球を取りに行くとか、ツーボールかと、むぎゅとか、もう(笑)。止める奴もいないし。
超時空要塞マクロス #21「ミクロ・コスモス」&#22「ラブ・コンサート」&#23「ドロップ・アウト」&#24「グッバイ・ガール」

今日の映画
マニアック(フランス/アメリカ/2012年)
1980年のホラー映画「マニアック」のリメーク。今回はなんと、今流行のPOVタイプ。じゃあ、主演のイライジャ・ウッドはどこに行ったのかと言うと、時々目線が鏡に行くと、そこにイライジャ・ウッドが映るという寸法。演出としては面白いが、どれだけの効果があるのか、かなり疑問。それにしても、イマイチ面白みに欠ける作品だな。オリジナルはトム・サビーニやロブ・ボッティンが特殊メイクを担当し、頭皮剥ぎやショットガンによる頭部破壊など過激なスプラッターシーン満載だったが、今回は比較的控えめ。エグいシーンになると、画面を暗くしたり、ボカシたりして、はっきり映してない(もっとも、あくまでも「比較的」であって、この手の作品に免疫がない人にはかなりキツイかもしれない。ラストの惨殺シーン辺りはかなりエグイし)。そう言う事もあってか、映画からあまりパワーが感じられない。変にスタイリッシュにしているのも、どうかと思うし。色々と問題はあったが、それでも徹底的にB級として作られたオリジナルの方が、個人的には好きだな。★★☆☆☆

猿人ジョーヤング(アメリカ/1949年)
「キングコング」シリーズの3作目にあたる作品だが、前2作とはまったく関係のない話。ただ、「キングコング」よりSFXも格段に進化しているし、製作に時間をかけているので、ジョーの暴れっぷりを十分に堪能することは出来る。特にクライマックスの孤児院火災のシーンは圧巻で、大迫力。そんな訳で、非常に楽しめる作品ではあるが、初代コングほど荒々しさがないので、少々物足りない。クライマックスで、ジョーが人間のために働く辺りはちょっと情けない。ちなみに本作は1998年に「マイティ・ジョー」としてリメークされた。★★★★☆

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