真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
今日、ローソンに行くと、澪のクリアファイルが一つだけ残っていた。これは私に引き取れ…っと言う暗示だろうと、勝手に解釈して貰って来た(笑)。別にクリアファイルなんて、いっぱい持っているので必要ないんだけどね。
「髑髏城(ジョン・ディクスン・カー/創元推理文庫)」、読了。
ライン河畔にそびえる髑髏城。その城主である稀代の魔術師メイルジャアが密室とも言うべき、列車から忽然と姿を消した。それから十数年後。現在の城主であるマイロンが、この城から火だるまになって、転落すると言う事件が起きた。この怪奇とも言える事件の謎に、名探偵アンリ・バンコランが挑む。しかし、彼のライバルであるベルリン警察のフォン・アルンハイム男爵も事件の調査を開始した。
今まで読んだカーの作品の中で、一番面白かった。確かに事件の真相そのものは、それほど面白いものではない。だが、そこに至るまでのストーリー、舞台設定が実に良い。暗く入り組んだ迷宮のような古城、隠し通路や隠し部屋などの仕掛け、怪奇的で不可解な事件の連続などなど。まさにゴシック小説の面白さ満載だ。ミステリーとしては、反則と言えそうな事件の決着の付け方も良い。
今日のアニメ
・WORKING´!! #9「愛はこんなにグローバル」
・ぬらりひょんの孫 千年魔京 #21「誕生」…今日も羽衣狐がエロ可愛い☆
・僕は友達が少ない #4「後輩達は遠慮がないΣ(゜口゜;」…一気に登場人物が増えた。中でも発明少女はヤバすぎ。
・ギルティクラウン #6「檻」
今日の映画
・クローンは故郷をめざす(アグン・インク/2008年)
日本にもこう言うタイプのSFがあるのか…っと、ちょっと驚いた作品だった。純粋なSFではあるが、メインは底に流れている人間ドラマにある。例を挙げれば、タルコフスキーの「惑星ソラリス」や「ストーカー」に近い感じか。何れにせよ、こう言う作品が日本で生まれたことが嬉しい。ただ、相当に地味な作品なので、観る人を選ぶだろうけど。また、必要以上の説明をしてないので、かなり難解な印象を受ける。たぶん、この辺りは製作にタッチしているヴィム・ヴェンダース(「ベルリン・天使の詩」の監督)の影響によるものだろうな。