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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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“文学少女”と飢え渇く幽霊(野村美月/ファミ通文庫)」、読了。
文芸部のポストに、「憎い」、「助けて」、「幽霊が」などと書かれた小さな紙切れと、意味不明の数字を羅列した紙片が投げ込まれた。文芸部への挑戦だと判断した遠子は、張り込みを開始する。だがその夜、心霊現象と共に現れたのは、「わたし、とっくに死んでるんですもの」と言う美少女だった。

劇場版を観た時、なんでこんな不愉快で暗い話を選んだんだ…っと思った。だが、2巻まで読んでその理由が分かった。このシリーズはそういう話ばかりなんだ。今回も前作以上に不愉快で暗く(特に回想のあるシーンでは、その酷さに気分が悪くなった)、そしてつまらない話だ。真相の説明が理屈っぽいので、特にそう感じるのかもしれないが、何れにせよ、私的には興味のない…って言うより、避けて通りたい内容だった。それでも、最後まで読んだのは、遠子の魅力に他ないない。とにかく遠子の可愛さは半端じゃない。特に心霊現象を目撃して腰を抜かすシーン、「幽霊怖い」っと泣いてしまうシーン、あっかんべーをするシーンなどは、もう萌えまくりだよ。今後、遠子の可愛さを読むために本編を我慢して読むか、読まずに遠子の可愛さを我慢するか、悩むなぁ。そうそう、ひとつだけ気に入ったシーンがあった。遠子と心葉が地下室に降りて行くシーン。ここだけはスリルと不気味さ満載で、かなり好みだった。

今日のアニメ
迷い猫オーバーラン! #10「迷い猫、持ってった」…先週の巧と文乃の急接近は何だったのか。また関係が元に戻っているよ。
さらい屋五葉 #6「幸せと思えよ」
けいおん!! #8「進路!」…タイトルとは裏腹に、昔話のエピソードになっている。ところで唯って、意外と社会では上手くやっていくタイプだと思うけど。

今日の映画
子連れ狼 死に風に向う乳母車(東宝/1972年)
シリーズ3作目。さすがに前作はやり過ぎたと思ったのだろう。今回は残酷シーンがほぼ皆無で、描写も比較的大人しくなって、正統派時代劇になっている。もっとも改造乳母車が出てくるなど、相変わらずの面もあるが。それにしても若山富三郎は立ち回りが上手い。動きの速さと美しさ、切れ味、そのすべてが最高だ。

ブラック・ウォーター(オーストラリア/2007年)
意外な拾い物だった。メインキャストは僅か3人、舞台は限られた密林の川だけ。しかも、派手な見せ場はほとんどない。これで最後まで見せるんだから、その演出力は大したもの。スリルやサスペンスも、この手の映画では上の部類。肝心のワニの出番もそれほどないが、上手いタイミングで登場させるから、実に恐い。アホな監督だったら、CGなんかで、やたらと登場させるんだろうな。それをしなかったのが、この監督のエライところだ。確かに低予算も良いところだろうが、そのマイナスをプラスに変えた映画だと思う。

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