真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
昨日の続き…。昔使っていたマウスがあったので、パソコンに接続したら問題なく動いた。ただ有線なので、ちょっと使いにくい。でも、まぁ、買うよりイイか。
今日、あるあるCityに置鮎龍太郎と白石涼子が来ているんだな。知らなかった。あと、10月中にきただにひろしと、山口勝平、11月にangelaと、緑川光か。イベントが多いなぁ。
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・父親に会う為に、仮想空間へ行く。そこで、ベティと言う女の子と出会うが、言っている事が胡散臭いので無視することにした。結果的に、これが正解。あのまま言う事を聞いていたら、どうなっていたことか。
・そんなこんなで父親と再会。「でも、これって、あのパターンだよな」っと思っていたら、案の定…。その後の脱出劇は、マジしんどかった。足手まといを連れてだもんなぁ。
・ちょっと疲れたので、DLCクエストに挑む事にした。内容は仮想空間の中で、中国兵を殺しながら進むって言うもの。中国兵のカタコト日本語に笑ってしまった。声優陣、ノリノリだなぁ。とりあえず、軍曹と合流したところで今日は終了。
「たんぽぽ娘(ロバート・F・ヤング/河出書房新社)」、読了。
「特別急行がおくれた日」→列車運転手のリークは、今日も特別急行を運転していた。…列車運転手のある一日を描いた普通の小説。憧れの女性や、不慮の死を遂げた同僚の事を書いているが、普通すぎて面白くない。★★★☆☆
「河を下る旅」→河降りをするファレルが、ジルと言う女性と出会った。…河降りと言っても、普通の河でなく、幻想、もしくは幻のようなもの。何れにせよ、その為に運命の女性と出会う。つまり、ヤングらしい甘々の恋愛ものなのだ。だからこそ、読んでいて気持ち良いし、後味も良いのだ。あと、都会と大自然の中の時間の違いというものもテーマになっているようだ。★★★★☆
「エミリーと不滅の詩人たち」→人々の無関心の為、博物館にある詩人のアンドロイドが撤去される事になった。悲しむ学芸員のエミリーは。…別に大した話ではないが、美しいものを愛する主人公の心境がよく描かれており、心優しい作品になっている。★★★★☆
「神風」→特攻攻撃をする無人機「カミカゼ」の脅威にさらされる宇宙艦隊の話。…後半、生物爆弾が登場。「カミカゼ」は当然、第二次世界大戦下の日本の神風特攻を元にしているが、生物爆弾は同様に人間魚雷「回天」をヒントにしている。つまり、名誉ある戦死を洗脳する戦争の恐ろしさを描いた作品と言って良いだろう。★★★☆☆
「たんぽぽ娘」→詳しいコメントは以前書いているので、今回は書かない。だが、一つだけ。以前読んだ集英社版より、今度の訳の方が個人的には好きだな。何れにせよ、間違いなく、私の中では短編小説ベスト1だ。★★★★★
「荒寥の地より」→整地中に金属の箱が見つかった。その箱はどうやら、私が子供の頃、少しの間、一緒に生活したローンと言う放浪者の物のようだ。私は子供の頃を思い出す。…子供の頃の暖かい数々のエピソードが気持ちいい。そして、最後に時間SFだと判明し、更に良い話だと分かる。「たんぽぽ娘」とはまったく違うタイプの話ではあるが、こう言う話を書かせたら、ヤングって、ホント上手い。★★★★☆
「主従問題」→不動産屋のフィリップが、とある村へ査定に行く。ところが、村人の大半はフルーガーズヴィルと言う場所に引っ越した後だった。…悪くはない。まぁ、まぁ。★★★☆☆
「第一次火星ミッション」→3人の男が手作りの宇宙船で火星に行く。…解説にも書いているが、明らかにバローズの「火星のプリンセス」へのオマージュ。もっとも、作品自体、それほど面白いものではない。★★★☆☆
「失われし時のかたみ」→ハヴァーズがフッと気がつくと、奇妙な部屋にいた。その部屋には彼の過去の物がいくつもあった。…人は○○とき、今までの○○を○○○のように見ると言われているが、アレだね。あまりにベタすぎるので、私は途中でオチに気が付いてしまったけど。本当に生きるとは何?…っと言う問いかけ自体は悪くないと思う。★★★☆☆
「最後の地球人、愛を求めて彷徨す」→人類は侵略に来たエイリアンに体を乗っ取られた。そんな中、地球でただ一人、生き残った男がいた。…甘い恋物語だけではなく、ヤングはこう言うものも書けるのかと感心した。ストーリーも面白いし、サスペンスもたっぷりだ。但し、短編らしいオチは賛否両論があるかもしれない。★★★★☆
「11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス」→時間旅行者のアーチャーはタイムマシーンの燃料切れで、ある時間のある場所にやってきた。そこは実に美しい世界で。…辿り着いた場所はどこ?、いつの時間?…っと言うミステリアスな展開で実に楽しい。読んでいて、もうゾクゾクする。だが、実はそんな事は別にどうでも良かったりする。何ともロマンチックな内容で、いい気分にさせるだけの作品なのだ。しかも、ここでも少女愛全開で、如何にも彼らしい作品だ。★★★★☆
「スターファインダー」→宇宙クジラと捕鯨手の話。「ジョナサンと宇宙くじら」と同じ設定だが、話がまったく違う。はっきり言って、あまり面白くない。やっぱ、「ジョナサンと宇宙くじら」の方が良い。★★★☆☆
「ジャンヌの弓」→銀河連邦政府が惑星シェル・ブルーを陥落させる為に、軍を進めた。だが、その前に一人の少女が立ち塞がる。純白の鎧に身を包み、弓を持つ、白い顔と明るい茶色の髪の少女。その名をジャンヌ。彼女に手を焼いた銀河連邦政府はある作戦を実行するが。…おっ、戦う少女ものか…っと期待するが、実は単純な「ボーイ・ミーツ・ガール」ものだった。この辺りの良い意味での脱力感は、如何にも彼らしい。但し、二転三転する意外な展開はかなり楽しく。読ませる作品になっている。★★★★☆
今日のアニメ
・インフィニット・ストラトス2 #2「恋スル☆舌下錠(ハート・ペインキラー)」…やっぱ、う~ん、シャルルのキャラが変わっている。声ももう少し高かった筈だ。しかし、千和、エロいよ、千和。
・闇芝居 #12「トモナリクン」
今日の映画
・ヴァンパイア(日本(ポニーキャニオン)/カナダ/アメリカ/2011年)
一種のリアルなヴァンパイアものだが、単に血が飲みたいだけのサイコものとも見える。それにしても、こう言うリアルなヴァンパイアものを作って面白いのかねぇ。この手の作品に傑作はないし、尽く失敗しているのに。ちなみに、ヴァンパイアを新人類と解釈する最近の作品も個人的にはあまり好きじゃない。やっぱ、ヴァンパイアは人に害をなす悪霊であって欲しいよ。さて本作の出来だが、やっぱりと言うか、当然と言うか、面白くない。ストーリーも演出もダメダメ。時折、岩井俊二らしい演出が見れるのが救い。★★☆☆☆
・巨大目玉の怪獣 トロレンバーグの恐怖(イギリス/1958年)
原題を「The Trollenberg Terror」と言い、日本では劇場未公開(たぶん、TV放送もしてない筈)の幻の作品。しかも、怪奇映画タッチの侵略SFで、かなり楽しめる作品に仕上がっている。まぁ、確かに今観ると、SFXがチャチとか、展開がノンビリしているとか不満もあるが、時代を考えれば出来の良い方だと思う。また、グロテスクなモンスターの造詣も良い。あと、霊感少女アン役のジャネット・マンローがむちゃくちゃ可愛い。★★★☆☆