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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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超音速漂流(トマス・ブロック/文春文庫)」、読了。
トランス・ユナイティド航空52便が、軍の試験ミサイルの直撃を受けた。これにより機長は死亡。乗客も大半は死亡するが、死を免れた者も酸欠により脳損傷を起こし凶暴化。何とか難を逃れたジョン・ベリーは、僅かに生き残った数名の正常な乗客とスチュワーデスと共に、旅客機の操縦を試みる。だが無線も故障で外部と連絡が取れない。状況はまさに最悪状態になる。

航空機を題材にしたサスペンス映画やサスペンス小説は数多くあるが、本作は私が今まで数多く観たり読んだりした中で、最高に面白かった。ベスト1っと言って、差し支えないだろう。とにかく状況が凄すぎる。旅客機が軍のミサイルの直撃を受け、やっと飛んでいる状態。それだけでも大変なのに、機長は死亡、副操縦士は意識不明。乗客の大半は死亡するが、生き残った者も酸欠により脳損傷。このため、凶暴化…っと言う、まるでゾンビ映画状態(後半、彼らが最後の砦とも言うべき操縦室を襲撃するシーンは、まさにゾンビ映画(破損して、操縦室がちゃんと閉まらない))。そのうえ、軍はこの失態を隠そうと旅客機を墜落させようとするし、航空会社も補償問題のため(脳損傷者の将来的な補償)、保険屋と組んでこの旅客機を亡きものにしようとする。主人公も小型機の操縦はした事があるものの、大型旅客機の操縦は初めて。しかも前方には暴風雨圏。外部にも内部にも味方がいない(味方は生き残ったスチュワーデスと幼い少女だけ)、最低最悪の状況の中、どうやってピンチを切り抜けていくのかが、この作品の最大の読みどころになっている。とにかく主人公が頭が良いので、何とかピンチを切り抜けていく様は読んでいて実に楽しい。そして最後の最後の大逆転は、もう最高に爽快。必読の名作だ。

今日のアニメ
デュラララ #13「急転直下」
喰霊-零-(ディレクターズカット版) #9「罪螺旋-つみのらせん-」
ストライクウィッチーズ2 #1「再び空へ」…作画レベルが高いなぁ。第1シーズンから観ていたので、当然視聴継続。しかし、ほとんどパンツしか印象が残ってないような(笑)。ところで坂本少佐、声が変わったんだね。
生徒会役員共 #1「桜の木の下で」+「毎回続くのこの感じ!?」+「とりあえず脱いでみようか」…ほとんど下ネタじゃないか。エロアニメ(エロネタも含む)は食傷気味なので、視聴中止しようかと思ってたが、これだけ下ネタを連打されると妙に可笑しくなってしまう。とりあえず、様子見。
ケロロ軍曹 #322「ギロロ 脱出不可能?! であります」
ARIA The ANIMATION #9「その 星のような妖精は…」&#10「その ほかほかな休日は…」…#9は良い話だ。「日々を楽しむ」っと言うのは賛成だし。

今日の映画
プレデターズ(アメリカ/2010年)
「プレデター」のリメーク…っと言う事になっているが、ストーリーが全く違っている。実はストーリーが1作目から続いていて、つまりオリジナルの続編と言った感じの作品なのだ。しかも舞台がジャングルだったり、登場人物の大半が戦争のプロだったりと、テイストが1作目に近く、なかなか良い感じに仕上がっている。また、監督が「モーテル」のニムロッド・アーントルなのでスリルやサスペンスが一級品だし、アクションシーンも大迫力だ。つまり、かなり楽しんで観る事が出来た作品だった。まぁ、大傑作のオリジナル版には敵わないけど。

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