真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「NEWラブプラス」表紙のTVブロスの全地区分が、某書店で売っていた。
今日のドラマ
・スーパーナチュラル(第2シーズン) #10「悪魔の計画」…サムの予知能力は神の力か、悪魔の力か?…って言う話。う~ん、イマイチ面白くない。第2シーズンになってから、明らかにレベルダウンしているな。第3シーズンは観ないかも。
今日の映画
・新少林寺(香港/中国/2011年)
タイトルが「少林寺」となっているが、「少林寺(1982年)」とは全くの別もの。ストーリーも違うし、時代も違うし、登場人物も違うし、何よりも目指しているものが全然違う。1982年版は勧善懲悪で痛快感たっぷりの本格格闘映画だったが、本作は少林寺を題材にはしているものの(清朝による少林寺焼き討ちとは別もの)、単に人間の憎悪と改心を説く人間ドラマだった。そんな訳で、全編シリアス、痛快感の欠片もない作品に仕上がっている。まったく違うタイプの映画なので、どっちが優れているとは一概に言えないが、個人的には結構能天気でワクワクする1982年版が断然好きだ。だって、人間はどうのこうの…って映画、別に観たくないもの。しかもせっかく面白い題材なのに、全編空回りで、見ていて歯痒かったよ。
ついでに、アクションシーンに関しても少し述べておく。1982年版は本物の格闘家が大挙出演し、格闘シーンが本物の迫力だったが、本作はあくまでも作られたもの(演武の一部は、本物を使っているようだが)。やはり比べると、1982年版ほど迫力がない。また撮り方も、1982年版はロングで固定撮影だったで、何をやっているかよく分かったが、本作はアップ多用の移動撮影なので、よく分からない。悪く考えれば、アクションを誤魔化しているように見える。もうひとつ、1982年版は誰が何の拳法を使っているか一目瞭然だったが、本作は全員が似たりよったりで、観ていて楽しくない。アンディ・ラウとニコラス・ツェーのラストの決闘シーン辺りは、結構出来が良いだけどね。う~ん、やっぱ、あの時代のカンフー映画を作る事は、現代ではもう無理なのかもしれない。ちょっと寂しいなぁ。ところで今回、ジャッキー・チェンはカンフーを封印すると言っていたけど、ちゃんと見せ場があるじゃん。