真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「君の嘘、伝説の君(清水マリコ/MF文庫)」、読了。
色白、薄茶の髪と目、卵形の顔、長いまつげ。まるで人形のような容姿のクラスメイト・神鳥智奈との心の触れ合いを描いた青春ラノベ。以前読んだ同作者の「侵略する少女と嘘の庭」が面白かったので読んでみた。これもなかなか面白かった。よりSF色が強くなってイイ感じだし、「嘘」、「伝説」、「魔女」といったキーワードも実に良い。また、ヒロインである智奈も魅力的。ほろ苦い、そしてベタ甘な青春ノベルの傑作。★★★★☆
今日のアニメ
・クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 #21「遺されるもの」
・GJ部 #5「ダブルなファンタジー」&#6「妹が4人いる!?」
今日の映画
・スペシャルID 特殊身分(中国/香港/2014年)
嘗ての香港ノワールを彷彿させる中華暗黒街もの。但し、出来はイマイチ。この手の映画って、見応えのあるストーリーや熱い男のドラマが必要なのに、そう言う部分がほとんどなく、どうもパッとしない。とにかく、観ていて楽しくないのだ。そんな訳で、どうしても格闘アクションやカーチェイスを中心としたアクションを中心に観てしまう。ところがところが、こちらの出来もイマイチ。もう、何だかなぁ…って感じ。
まずカーチェイスだが、それなりに頑張っていると思う。カメラワークも凝っていて、悪くない。だが、アメリカ産のカーチェイスと比べたら、どうしても見劣りがしてしまう。次、格闘アクション。「イップ・マン」のドニー・イェンなので拳法色が強いと思っていたら、意外や意外、絞め技ありの関節技ありの寝技ありの(勿論打撃技も)総合格闘技。格闘技マニアの私などはそれなりに面白かったが、普通の考えて、あまり良いとは思わない。スピード感がなく、あまり映画的ではないんだよな。はっきり言って、スタントコーディネーターに谷垣健治を使ったのが失敗の原因だと思う。つまり、悪くはないんだが、全体的に物足りない作品だった。こりゃ、公開館が少なかったのも頷けるわ。★★★☆☆