真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
今日、「小倉十日ゑびす祭」と遭遇。ジモピーなのに、地元で十日ゑびすをやっているのを知らなかった(汗)。
「一角獣幻想(中島望/講談社ノベルス)」、読了。
「花いちもんめ」→霧の中で花いちもんめをする子供たちの話。「新耳袋」の一エピソードのような印象。オチは途中で分かるが悪くない。★★★☆☆
「一角獣幻想」→養女になった凛が、北海道でユニコーンを目撃すると言う話。とにかく描写が美しいので、「これはもしかしたら大傑作?」と思ったら、最後のオチでガッカリ。醜い現実も勿論だが、一番の酷さはファンタジーでも幻想ものでもなく、単なる夢オチにしてしまったこと。★★☆☆☆
「終わりなき夏」→ドライブ中に防空壕を見つけたカップルの話。一種の閉ざされた時間ものか?。救いのない話ではあるが、悪くない。★★★☆☆
「敗北」→兄弟同士で競う話。ワンアイデアもの。しかも途中でオチが分かってしまう。でも、悪くない。★★★☆☆
「母願う」→母の願い事がすべて現実になると言う話。最初は母の愛情物語で、比較的ほのぼのとしているが、途中から段々怖くなる。一種のサイコものと言って良いかもしれない。若干先読みが出来るが、なかなか面白かった。★★★★☆
「方舟荘殺人事件」→世界戦争が勃発。身の危険を感じた六人の男女が、地下シェルターのある別荘に向う。ところが、そこで連続殺人事件が起こり。…終末世界下で起こる連続殺人事件。発想が面白いし、不気味な雰囲気もなかなか良い。また、ダークなラストも個人的に好み。ただ、内容が内容だけに、短編向きではなかったと思う。些か舌足らずになってしまったのが残念だ。長編だったら、かなりの傑作になったと思う。★★★☆☆
「卵生少女」→卵から生まれた少女。彼女を見つけた村人は、彼女を巫女として奉るが。…一応、意外な展開が売りの小説のようだが、SFをよく読む私には真相が途中で分かってしまった。しかも、オチがあまり良くない。アンハッピーならアンハッピーで構わないが、もう少しどうにかしたオチが出来なかったものか。アイデア自体は悪くないんだがなぁ。結局、この作者って、文章力や構成力がないんだよな。本書に収められているすべての作品に言える事なんだが。★★★☆☆
今日のアニメ
・クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 #13「武器工廠(アルゼナル)、炎上」…後半に突入。それに伴い、OP曲とED曲が変わった。しかし、高橋洋子とはまったく予想出来なかったな。
・アイドルマスター シンデレラガールズ #1「Who is in the pumpkin carriage?」…う~ん、どうしよう。もう1週観て、視聴するか決めるかな。まぁ、今更「アイマス」でもないな…って気もするが。
今日のドラマ
・ナイトメア~血塗られた秘密~ #1「夜のお仕事」…1891年のロンドンを舞台にしたホラードラマ。ゴシックホラーと言う事になっているが、どちらかと言うとオカルトホラー。開幕早々引き込まれて、真剣に観てしまった。ただ、最初の方で出てくる魔物は明らかにヴァンパイアだし、最後にはフランケンシュタイン博士とその怪物も出てくるし、挙句は古代エジプトの「死者の書」まで出てくる始末。もしかしたら、ごった煮ホラーかなっと、かなり不安な部分もある。まぁ、話数は少ないし、3月からの本放送は観て良いかな。