真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
台風接近中で、天気が悪い。
「東日本大震災」の影響で、公開延期になっていた「サンクタム」と「世界侵略:ロサンゼルス決戦」を観に行く。なんか、それだけで一日が終わった感じ。
今日のアニメ
・WORKING!! #10「疑惑の真相…、なずな働く。」(再見)
・ぬらりひょんの孫 千年魔京 #11「京上空の戦い」
・うさぎドロップ #7「ないしょで家出」…「大人になりたくなかった、母親になりたくなかった」っと言う、なんか切ない話だった。
・花咲くいろは #24「ラスボスは四十万スイ」
今日の映画
・サンクタム(アメリカ/2010年)
サイクロンの襲来と言うディザスター・ムービーの要素と、人跡未踏の洞窟からの脱出と言うサスペンス映画の要素を融合させた作品。さらに、これに父と子の葛藤と和解のドラマを追加させ、かなり見応えのある作品に仕上がっている。それにしても、大洪水のスペクタクルシーンは大迫力だし、極限状態のサスペンスは凄まじい。中には、観ていて胃がキリキリするような緊張感溢れるシーンもあった。更に3Dの効果が半端じゃない。ジェームズ・キャメロンが製作にタッチしているため、最近多い「なんちゃって3D」とは比べ物にならないほどの大迫力の立体感を見せる。また、どこからが実写で、どこまでがデジタル映像か分からない映像も一見の価値がある。もう、文句のつけようのないくらい面白い作品だった。間違いなく傑作と言って良いだろう。ところで一つだけ不満がある。それは手前の背景がぐっとせり出したときに、字幕が重なるところがいくつかあるが、この辺りの字幕が非常に読みづらし、立体感がおかしくなる。もう少し、字幕の表示に気を使って欲しかった。まぁこれは作品ではなく、配給会社の責任ではあるのだが。
・世界侵略:ロサンゼルス決戦(アメリカ/2011年)
民間人を救出するため、最前線となったロサンゼルスに向かう海兵隊たちの視線で描かれた侵略SF。冒頭10分ほど申し訳程度に登場人物の紹介があるが、それ以降はラストまで延々と銃声と爆音の連続。このサービス精神は凄いと思うが、そのため、侵略SFと言うよりは戦争映画に近いノリになっている。意外と早い時期にエイリアンの弱点が判明し、ほぼ全編で対等に戦っているのも、その要因の一つだろう。ところで、エイリアンの主力が歩兵と言うのはどうしたものか。まぁ確かにUFOなどの空の兵器も登場するので、他にも兵力はあるようだし、主人公たちが歩兵なので、特にそう感じるのかもしれない。ただ侵略を考えるなら、「インデペンデンス・ディ」のエイリアンがとった方法の方が効果的だと思うが(笑)。それにしても、全編が戦闘アクションの連続と言うのは凄いなぁ。タカ派的な考えが少々気になるが、本作には良く合っていると思う。ただ、一小隊にだけスポットを当てているので、内容の割りにスケールが感じられないのが難かな。何れにせよ、戦争映画が好きな人なら、観て損はない映画だと思う。入場料分は十分に元がとれるから。