真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
GWの予定をとりあえず立てた。今回は遠方に行かないが、近場で色々とするつもり。それに伴うチケットもゲット。今から楽しみだ。あと、未読の本や未見のDVDも出来るだけ消化したいなぁ。
今日のアニメ
・変ゼミ #3「社会的比較における貞操観念に関する考察」
・魔法少女まどか★マギカ #4「奇跡も、魔法も、あるんだよ」(再見)
今日の映画
・エンジェル ウォーズ(アメリカ/カナダ/2011年)
「300」、「ウォッチメン」と立て続けに駄作を連発していたザック・スナイダー監督の最新作。彼の作品って、つまらないストーリーに、必要以上のデジタル映像を使用するので好きじゃない。はっきり言って、大嫌いな監督だ。だが、他に観たい映画がなかったし、スフィアが吹き替えを担当するので観ることにした。まぁファンタジーなら、必要以上のデジタル映像も気にならないだろう…っという目論見もあったのだが。ところが蓋を開けてみると、これがなかなか面白い。まぁ決して傑作とは言えないが、前2作より遥かに好感が持てた。
まず、どこまでが現実で、どこまでが幻想か分からないストーリーが良い。つまり、ストーリーが二重三重の構造をしており、少々複雑。このため、ストーリーが良く分からない…っと言う人がいるかもしれない。だが、個人的にはこの多重構造のストーリーが実に楽しかった。また、ラストがハッピーエンドではあるが(反対意見の人も当然いると思うが)、これが結構ハードで、しかもダーク。この辺りもかなり私好み。あと、スピーディーで迫力のあるアクションもなかなか良い。そのアクションの奇想天外さも一見の価値があるだろう。この辺りを少し詳しく書くと、(1)巨大な鎧武者が登場する日本のような世界、(2)ゾンビ兵士と巨大ロボットが登場する、第一次世界大戦と第二次世界大戦が微妙に入り混じったヨーロッパ戦線のような世界、(3)ドラゴンが登場する中世ヨーロッパ的なファンタジー世界、(4)殺人ロボットが列車を乗っ取る未来世界、…っと言ったところだ。個人的には、(2)が面白かったかな。
もうひとつ、吹き替えについて書くと、本作のメインキャストは5人。スフィアが4人なので、彼女たちに甲斐田裕子を加えたキャストになる。もう少し詳しく書くと、ヘソ出しセーラー服にミニスカで日本刀で戦う主役のベイビードールを寿美菜子が、ベイビードールと一番仲が良いショートカットのロケットを戸松遥が、黒髪で手斧で戦うブロンディを豊崎愛生が、メカや飛行機の操縦担当のアンバーを高垣彩陽が、最年長者と思われるスイートピーを甲斐田裕子が演じている。ただ全員、アニメ声を極力抑えているので、ちょっと聞いただけでは誰が誰か分かりづらい(戸松遥は比較的分かりやすかった)。…なので、「あっ、紬だ」とか、「あっ、唯だ」とか、「あっ、ララだ」とか楽しめないのが難かな(なんじゃ、そりゃ(笑))。