真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
表紙買い。ゆのっちの可愛さ(↓)に、思わず買ってしまったよ(笑)。あと、サラ・ブライトマンのCD「冬のシンフォニー」も購入。初のクリスマス・アルバムらしいが、なかなか良い感じだ。
今日のアニメ
・ケロロ軍曹 #243「ケロロ 戦場はメリークリスマス であります」
今日の映画
・庭から昇ったロケット雲(アメリカ/2007年)
宇宙へ向かうことを諦めきれず、夢に向かって進む男を描いた感動作。はっきり言って主人公のチャーリーは大バカ者。夢のためとは言え、(手製のロケットを作るため)借金は増やすし、子供たちも学校を休ませ作業を手伝わせる有馬さ。一般的に見ても、ダメ男もいいところだろう。だがこれだけでかい事をしようとしたら、これくらいの大バカ者でないと達成できない。それは劇中のチャーリーの台詞でも分かる。「子供の頃、何にでもなれると教わった。好きなものに。愚かかもしれないが、今でも信じている。心の底から。いつの間にか、私たちは信じるのをやめた。だが夢を失ったら、何も残らない」。最近はこう言う大バカ者がいなくなった。皆が常識的で偉くなってしまった。だけど、今まで人類の進歩を助けてきたのは、やはりこう言う良い意味での大バカ者だと思う。そう、つまりこれは「大バカ者、バンザイ」って言う映画だ。だからこそ、打ち上げのシーンや生還のシーンがあれだけ感動的なのだ。
今日は忘年会。ただ友達同士の忘年会なので気楽だし、会社の忘年会より楽しい。また来年も出来るとイイな。
今日の映画
・地球が静止する日(アメリカ/2008年)
1951年の同名映画のリメークだが、内容を少々変えている。オリジナル版は1時間エネルギーをとめることで、地球人に警告するメッセージ色の強いSFだったが、今回は人類は害虫なので地球から排除すると言った内容で、一種のパニック映画になっている。人類を害虫とする見方、アメリカの傲慢さ、戦うことしか考えない子供(国の教育の悪さ)など、結構個人的には好みの内容なのだが、反面欠点が多すぎる。結論が「窮地になったとき、変われる」なんて、甘い考えの自己完結で終っているだけだし、そのくせ国のトップも人類自体も最後までまったく変わっていない。これではクラトゥが命がけでやったことは何だったの…って感じだ。つまりこの映画は単に派手な見せ場だけで終った、支離滅裂な脚本のパニック映画でしかない。また、ゴート(護衛ロボット)を今回はCGで描いているが、マンガチックすぎて興ざめだ。やっぱ、名作のリメークはしないほうがイイよ。
・K-20 怪人二十面相・伝(東宝/2008年)
タイトルは「怪人二十面相」となっているが、江戸川乱歩のキャラを使った別ものと見たほうが良い。…と言うのは、乱歩の原作を根底から覆すようなトリックを使っているからだ。これが結構面白いトリックで、映画でも最も肝になる部分だ(それが何かは、観てのお楽しみ)。もっとも私は初めの方で気がついたんだけどね(笑)。確かに傑出した作品とは言えないが、そこそこ楽しめる娯楽映画だ。ところでヒロインである葉子役の松たか子が実に良い。上品さとすっ呆けたユーモアを兼ね備えており、実に魅力的だ。あと、ラスト近くのシーンは「カリオストロの城」を思い出す。
・アニメ新番組期待度ランキング
http://akiba.kakaku.com/etc/0812/18/173000.php
私の期待度も大体こんなものだな。特にベスト5はまったく異議なし。
今日のアニメ
・夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~ #9「ユクサキニ」
今日の映画
・吸血鬼サーカス団(イギリス/1971年)
サーカス団が吸血鬼と言うアイデアは面白いが、最後までそれを生かせなかった感じだ。しかも演出に切れがない、展開がモタモタしているなど、映画自体の出来もあまり良くない。それでもそれなりに見せ場が多いので、最後まで退屈はしなかったが。ところでヒロインのドラが魅力的。正統派清純美少女って感じで良い。しかも(男と女の)双子の吸血鬼に襲われるシーンのエロさと言ったら(描写じゃなく、シチュエーションや雰囲気がだが)。この辺りが実はこの映画の最大の見せ場かもしれない(笑)。
・美少女アクション「X-Blades」
http://www.4gamer.net/games/047/G004745/20081218019/
公式HPでムービーを見たんだが、これはなかなか良さそう。日本でも発売してほしいな。
「光車よ、まわれ!(天沢退二郎/ピュアフル文庫)」、読了。
若干子供向きかな?…って気もするが、かなり出来の良いファンタジーだ。内容は光と闇の戦いに子供たちが巻きも込まれていくもので、特に目新しいものではない。だがそれなのに、この作品を印象深くさせているのが、水の存在。止め処もなく降る雨、頬を濡らす雨、闇が潜む水溜り、溢れる激流、水、水、水…。この水の描写は半端じゃない。また事件は一応の解決を見せながら、必ずしもハッピーエンドと言うわけでもなく、どこか不気味な余韻を残す。これらは子供向きを言うよりは、明らかに大人向きの内容だ(もしかしたら、続編を作るつもりだったのかもしれない)。日本が生んだ傑作ファンタジーのひとつと言って良いだろう。
今日のアニメ
・とある魔術の禁書目録 #11「妹達(シスターズ)」…御坂妹は綾波だったのかぁ(笑)。「私はたぶん3人目だと思うから」、…どころじゃないなぁ。
・ヒャッコ #3「前門の虎 校門も虎」+「張子の虎」…委員長の子々、ヤバすぎ(笑)。なんか、虎子がまともに見えてきた(笑)。
ううっ、19日、20日、22日と忘年会が続く。19日はさすがに断ったけど、残りは連荘だな。
今日のアニメ
・カオス;ヘッド #10「洗礼 purification」…前回までで状況説明が終わっていると思ったのに、今週もまたとんでもない真相が。
・喰霊 -零- #11「運命乱(うんめいのみだれ)」…最終回直前、怒涛の展開。いや~、今週は面白かった。悪霊化した黄泉vs白叡使いのおやじの対決(動きがむちゃくちゃイイ)。車椅子なのにスゲー強い室長。次々と死んでいく同僚。神楽とおやじのふれあい(実に良い話だった。観ていて、もううるうるだった)。もう見どころ満載だよ。さて次回は遂に最終回。神楽と黄泉の最終決戦だね(ワクワク)。ところで最後の方でかかっていた挿入歌、イイ曲だった。何て言う曲だろ?
「緑は危険(クリスチアナ・ブランド/ハヤカワ文庫)」、読了。
突然だが、私はクリスティーをあまり評価してない。彼女の小説は、延々と続く大して面白くもない人間ドラマ、飽きた頃にようやく殺人事件、だがその後は警察関係者(もしくは探偵)による事情聴取が延々と続くだけ…と言ったもの。ここには物語の楽しさが微塵もなく、読んでいてちっとも面白くないのだ。一部例外はあるものの(「そして誰もいなくなった」など)、ほとんどがこの調子だ。少なくともカーのような怪奇趣味でもあれば、もう少しストーリーが潤うだが、彼女にはそれもない。何れにしろ、彼女の推理小説は小説でなく、あくまでもクイズ(もしくはパズル)でしかない。たぶんこのことが原因だと思うが、私はパズラーと呼ばれる一連の推理小説を未だに好きになれないのだ。
さて前置きが長くなったが、この作品はまさにクリスティー的なもの。「延々と続く大して面白くもない人間ドラマ、ようやく殺人事件、警察関係者(もしくは探偵)による事情聴取」と言うクリスティーの欠点を、この作品でも繰り返している。確かに戦時下と言う時代背景に新鮮さがあったが、それ以外は読んでいて、ちっとも面白くなかった。肝心のトリックもそれほど面白いとは思わないし。少なくとも、私好みの作品ではないのだ。ところで、この作品を購入したときに、同作家の「はなれわざ」も同時に購入したんだよね。せっかく買ったんだから読まないと勿体ないが、現時点ではあまり読む気がしないなぁ(苦笑)。
今日のアニメ
・かんなぎ #11「でも、あやふや」…普段からは考えられないほどのシリアスモード。このままシリアスな展開に…なる訳ないか(笑)。ところで女神モードのナギ、凄くイイ☆
今日のドラマ
・柳生一族の陰謀 #23「赤い薔薇には手を出すな!」(#22は録画ミス)
左門の苦悩、十兵衛と烏丸の因縁、ここ数話不調だったが、今回は見応えがあった。
・NDSゲーム「ひだまりスケッチ どこでもすごろく×365」
おおっ、これ面白そう。NDS、買おうかな。
http://www.ideaf.co.jp/hidamari_ds/
今日の映画
・名誉と栄光のためでなく(アメリカ/1966年)
戦争の非人間性を描いている部分もあるが、基本的には戦争アクション。まぁ敵がゲリラ部隊なので正確にはアクション映画だが、ノリは戦争映画と言った感じだ。冒頭とクライマックスの戦闘シーンがなかなか迫力あり、楽しめる。