真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
連休4日目
「けいおん!(3)(かきふらい/芳文社)」、読了。
今巻の見どころは、澪と梓のメイド服(笑)
今日のアニメ
・君に届け #5「決意」
・ARIA The OVA~ARIETTA~(2007年/OVA)
今日の映画
・アバター(アメリカ/2009年)
3D版で鑑賞。最近の映像の進歩には驚かされるものがあるが、この映画の映像はその際たるものだった。この映画に映し出される映像は、まさに異世界そのもので、ここまで異世界を描ききった映像と言うのは今まで無かったのではないか。そして、CGやデジタル合成がそれっぽく観えないのは驚嘆に値する。しかも、この映画の素晴らしいのは、そこで終ってないところだ。ストーリー、展開ともによく出来ていて、かなりの長尺であるにも関わらず、ちっとも退屈でない。やはり、映画は脚本だな…っとつくづく思った。もっとも最大の見どころは、何と言ってもラストの戦闘シーンだ。さすがはキャメロンだけあって、その迫力は半端じゃない。特に空中戦がメインになるので、高さの感覚や解放感、そして痛快感はかなりのもの。この迫力を体験するためには、是非劇場で観て欲しい。まぁ結局、SF版「ダンス・ウィズ・ウルブズ」でしかないのだけど。(続きは[本館]で)
・攻撃(アメリカ/1956年)
戦争映画ではあるが、どちらかと言うと人間ドラマに近い。「本当の敵は敵兵でなく、味方にいる」っと言った内容で、無能な上司を持つと、部下はこれだけ苦労すると言う見本のようなドラマだ。この映画は戦場を舞台にしているが、これは戦時下だけの問題じゃない。現実にもこう言う上司はいる。まさに我々の身近な問題だ。しかも面白いのが、本当の敵はその無能な上司でなく、その上の…っと言った皮肉さ。その毒舌は見事。…にしても、ロバート・アルドリッチはこう言う男のドラマを撮らせたら本当に上手いなぁ。当然、アルドリッチなので、戦闘シーンも大迫力で見応えある。ストーリーの面白さ、考えさせる内容、戦闘シーンの凄さ、まさに見応え満点の映画だ。
連休3日目
「初音ミク」のフィギュア、購入。当初、購入の予定はなかったが、某ショップで見ていたらむちゃくちゃ欲しくなって、衝動買いしてしまった。しかし、この初音ミク、エロいなぁ。特にお尻とかパンツとか(笑)。
「ささめきこと(1)(いけだたかし/メディアファクトリー)」、読了。
TVアニメとほぼ同じなので、特に感想はなし。お奨めのシーンは↓かな(爆)。
今日のアニメ
・ケロロ軍曹 #294「ケロロ 二人が一人ケロロ~ム! であります」+「ケロロ 謎の最終兵器 であります」…Aパートは言わずと知れた「二人が一人、バロロ~ム♪」の「超人バロム1」
・けんぷファー #9「Hochsommer~恋の熱帯低気圧~」…遂に正体を現し始めた楓。やはり、彼女が黒幕なのか。
今日の映画
・インフェルノ(アメリカ/イタリア/1980年)
再見。本作はダリオ・アルジェントの「魔女」三部作の第2部にあたる作品。はっきり言って、本作にしても「サスペリア」にしても、映画的に破綻している。でも何故か好きなんだよね。古い館を舞台にしたゴシック趣味、魔女や魔術を題材にしたオカルト趣味、やたらと登場する美しい女性、キース・エマーソンの印象的な音楽、この辺りがやはり惹かれるんだろうな。あと忘れてはならないのが、マリオ・バーヴァの存在だろう。クレジットされてないが、彼は視覚効果で本作に参加している。やはり、この映画を面白くしているのは、彼の映像センスなんだろうな。最近公開された出来の悪い第3部を観ると、特にそう思う。
連休2日目
ウェンディーズがその全店舗をたたむと聞き、食べに行ってきた。…にしても、ウェンディーズの閉店は寂しい。お気に入りのバーガーショップのベスト3に入っていたのに。HPには契約が切れる…っと書いているが、経営難なんだろうな。
夕方から忘年会。実は先週、友達同士の忘年会だったが、(私が)急病で寝込んでいたので参加できなかった。「それでは…」っと言うことで、友達が急遽開いてくれたのだ。いや~、持つべきは友達だなぁ(うるうる)。もっとも、(友達が)単に飲みたかった…って言う気もするけど(笑)。
今日の映画
・東のエデン 劇場版Ⅰ(アスミック・エース、2009年)
TVシリーズの続編。一応TVシリーズで事件が解決しているので、どう展開させるのかと思っていたら、(TVシリーズで)未解決の謎や未登場の登場人物を使って展開させていた。この展開が思った以上に面白かった。しかもTVシリーズ以上のサスペンスや謎なので、非常に楽しんで観ることが出来た。(続きは[本館]で)
連休1日目。
家の用事を済ませたり、散髪に行ったり。部屋の掃除もしたけど、本の整理とフィギュアの埃取りしか出来なかった。大掃除の残りは後日か。
櫻井孝宏の(笑) もぅ今夜は眠らせないぞっ!愛のクリスマスSP>
まさか、日笠陽子が出てくるとは思わなかった。しかもこのメンバーだと、名塚佳織がリーダー格だよ(笑)。今回放送できなかった部分は年明けか。…にしても、名塚佳織のサンタガール姿、可愛すぎ☆(↓)
今日の映画
・ハイキック・ガール!(ヘキサゴン・ピクチャーズ/2009年)
日本映画に、久しぶりに登場した挌闘アクション。話は単純だが、アクション映画にはこれくらいがちょうど良い。出てくる敵キャラもムエタイ、居合い、棒使い、分銅使いとバラエティに富んで良い。しかも出演者の大半が有段者なので、技の切れ、早さ、重さが実にリアルで凄い。いくらプロのスタントマンがやっても、この迫力は出せない。本物が持つ迫力と言ったところだ。ただ問題はそのアクションの見せ方で、はっきり言ってダメダメである。特にスローモーションとリプレイの多用さが良くない(リプレイに至っては技が決まるごとだもの)。これをやってしまうと、アクションのリズム感も、迫力も、痛快さもまったくなくなってしまう。せっかくアクションは良いのに、実に勿体ない。監督はアクションとは何かをもっと知るべし。
メリー☆クリスマス!!
&仕事納め!!!
明日から、過去最大の11連休だぁぁ。
のんびりするぞぉぉ!
ビートたけしの禁断のスクープ大暴露!!超常現象・Xファイル 嵐のオカルト総攻撃!>
録画していたものを観る。初見の映像が多かったが、今回は少々不作かな。ほとんどが明らかに作り物だし。その中で、心霊映像の「睨む女」と宇宙人映像の「背後から迫る宇宙人」はマジ怖かった。ただ、今回一番興味深く観たのは、「皆神山」だったりする。シュメール文明については、昨日観た「フォース・カインド」でも語られているし、なかなか面白かった。
今日のアニメ
・我が家のお稲荷さま。 #19「お稲荷さま。芋を焼く」…貧乏神の話。しかし、貧乏神にも好かれる高上昇って(笑)。
・アスラクライン2 #26「過選択の歯車」(最終回)…すべて丸く納まって終わり。ご都合主義もいいところだけど、最後の戦いは燃えたし、なかなか楽しいシリーズだったと思うよ。
・ささめきこと #11「なんでもない」…今週も、いつものようなおバカな展開。好きだなぁ。…にしても、村雨と汐はベスト百合カップルだと思うよ。
「天外消失(早川書房編集部・編/早川書房)」、読了。
嘗て「37の短編」と言う名アンソロジーがあった。それを復刻させたのが本書だが、はっきり言って同書の劣化版でしかなかった。「37の短編」はその名の通り、37編の短編を収録していたが、本書に収録されているのはその半分にも満たないたったの14編。あとがきで紙面の都合だとか、(未収録の作品は)別の短編集に収録されているとか、書かれていが、要は著作権が取れなかっただけだろう。まぁ、それでも現在では読むことが出来ない作品が大半なので、読む価値はあると思うけど。でも、ねぇ。以下、作品ごとにコメントする。
「ジャングル探偵ターザン(エドガー・ライス・バロウズ)」→チーカをさらった類人猿を追うターザン。…これって、秘境小説ってだけで、ミステリーじゃないと思うが。★★☆☆☆
「死刑前夜(ブレット・ハリディ)」→最悪の条件で再開した鉄道工事を受け持った私は、サムを言う男と出会い、彼を相棒に加える。…一見ミステリーっぽいが、ミステリーではなく、普通の人間ドラマ。ラストのオチや真相もすぐに見当がつくが、別にそれがメインの作品ではない。★★★☆☆
「殺し屋(ジョルジュ・シムノン)」→フランス北部地方の農家を荒らしまわっているポーランド人窃盗団。メグレ警部は彼らを捕まえるために張り込みをする。そのメグレ警部に窃盗団逮捕の協力をしたいと言う男が現れた。…窃盗団の頭の正体と、捜査を協力すると言う男の意外な正体が読みどころ。まぁそれだけなんだが。★★★☆☆
「エメラルド色の空(エリック・アンブラー)」→トーマスと言う男が殺された。当初、死因は胃腸炎と思われたが、肝臓から砒素が検出されたため、警察は殺人と断定。犯人は毒の入手、動機、状況から、息子のハロルドとされた。だがチサール博士だけは、このことを疑問に思う。…チェコからの亡命者、チサール博士を主人公にしたシリーズの一編らしい(初めて知った>私)。良くも悪くも標準的な推理小説で、それ以上でも以下でもない。そのため、ひどく印象が薄い。★★★☆☆
「後ろを見るな(フレドリック・ブラウン)」→偶然に知り合ったジャスティンとハーレイは、偽札作りで一儲けする。だがある日、ハーレイが何者かに殺されて。…ミステリーと言うよりは、犯罪小説。だが、ラストに如何にもブラウンらしい意外な展開があって面白い。しかもそれで内容が変わるのでなく、あくまでも犯罪小説になっているのが良い。★★★★☆
「天外消失(クレイトン・ロースン)」→警察が尾行中の男が電話ボックスの中に入り、そのまま消失してしまった。2人の警官が見守る中でだ。しかも2人の警官が男が消失した電話ボックスを調べていると、電話が鳴り、消失した男の声が聞こえた。…奇術師探偵マリーニーが活躍する不可能犯罪ものの一編。本作を読むのは今回が初めてだが、この作品のトリックは知っていた。某所で偶然に読んだのだが、それほど有名なトリックだ。まぁ解答を知っていて読んだので、正当な作品の評価は出来ないが、トリックが人間の盲点をついた簡単なものなので、初読みの人は結構ビックリするかもしれない。そんな訳で、(→)位の点数が妥当じゃないかな。★★★★☆
「この手で人を殺してから(アーサー・ウイリアムズ)」→昔ふられた女が助けを求めてきた。逆上した私を女を殺し、そして…。…ミステリーと言うよりは犯罪小説。如何に死体を始末したかと言うことを細かに書いてある。結構グロな話だ。★★☆☆☆
「懐郷病のビュイック(ジョン・D・マクドナルド)」→とある小さな町で銀行強盗が起こった。犯人の手掛かりがつかめないまま、捜査が暗礁に乗り上げる…っと思ったとき、14歳の少年から、ひとつの手掛かりを掴む。…あっ、これだ。超有名な短編。ラストの意外な手掛かりが有名だが、現物を読んだのは初めて。最後の謎解きも面白く、名作と言って良い。★★★★☆
「ラヴデイ氏の短い休暇(イーヴリン・ウォー)」→父親が入院している精神病院で、父親の秘書をしている男と出会うが。…まったく面白くない。★☆☆☆☆
「探偵作家は天国へ行ける(C・B・ギルフォード)」→アリグザンダーは天使長の前にいた。彼はどうやら誰かに殺されたらしいが、自覚がない。天使長の許しを得て、殺される日の朝へ向かう。犯人を捜すために。…かなり変わったタイプのミステリー。あまり前例のないミステリーで面白いが、肝心の事件は凡作。★★★☆☆
「女か虎か(フランク・R・ストックトン)」→昔々、ある国の裁判は罪人に二つの扉の一つを選ばせていた。ひとつの扉の奥には残忍な虎があり、その扉を開ければ、食い殺される。もうひとつの扉の奥には絶世の美女がおり、幸福な結婚生活がおくれると言うものだった。ある日、この国の王女を手に入れようとした男がいた。このことが国王の知ることとなり、男は裁かれることとなった。男が王女に聞くと、王女は一方の扉を指差す。こう言う場合、女は愛しい男を殺されまいと、美女のいる扉を指すものか。それとも別の女に取られるものなら殺してしまえと、虎のいる扉を指すものか。男は王女の指差す扉を開けた。中から出てきたのは、女か?虎か?…リドルストーリーと言うものがあって、結末を書かずに、読者の判断に任せると言うもの。この小説は、その傑作と言って良いだろう。ちなみに以前私は、この文章を分析し、推理し、「出てきたのは虎である」っと言う結論を出したことがある。まぁ、機会があれば、詳細を公開しても良いけど。★★★★☆
「白いカーペットの上のごほうび(アル・ジェイムズ)」→マックは安酒場で上質な女を見つけた。話しかけると女も満更でなく、彼に付き合うらしい。だが女はひとつだけ頼み事があるという。…「上手い話には」ってタイプの話。それ以上でも、それ以下でもない。まぁ最後に男がとる行動が面白いと言えば、面白いが。★★★☆☆
「火星のダイヤモンド(ポール・アンダースン)」→火星に向かう輸送宇宙船から、宝石が消えた。密室とも言える宇宙船から、どうして?…SFとミステリーを融合させたストーリーで、結構目新しい。ただ事件の真相に意外性がないのが難か。★★☆☆☆
「最後で最高の密室(スティーヴン・バー)」→「ミステリーの中にろくな密室事件はない」と言う言葉に、ムーア博士が話し始めた、首を切断された被害者の密室事件。…かなり意表をついた真相だが、これって可能なのか?。★★★☆☆
お勧めは「後ろを見るな」、「天外消失」、「懐郷病のビュイック」、「女か虎か」の4編。
今日のアニメ
・乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪ #12「約束です♪」(最終回)…特に傑出したシリーズではなかったが、そこそこ楽しめた。でも、第3期は要らないです。
今日の映画
・THE 4TH KIND フォース・カインド(アメリカ/2009年)
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