真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
昼頃から、豪雨&強風。雷も凄かったが、雨と風が半端なかった。一番酷い時なんか、事務所からまったく出られなかったし。雨が横から降っているなんて、普通じゃないよ。もっとも、市の中心部の方が被害が大きく、あちらこちらで冠水していたようだ。
今日のアニメ
・進撃の巨人 #13「原初的欲求 -トロスト区攻防戦⑨-」
今日の映画
・エイトレンジャー(東宝/2012年)
治安の悪化が進んだ2035年の日本を舞台にした戦隊ヒーローもの。だが堤幸彦らしいすっ呆けたギャグの数々で、戦隊ヒーローものをネタにしたコメディと化している。それでも戦隊ヒーローものに対しての愛があるので、不愉快な気分にならずに楽しめる。…ってところで終わればイイんだが、後半で正統派戦隊ヒーローものになるにつれて段々とつまらなくなる。戦隊ヒーローものを茶化している前半の方が面白いって、どう言う事だよ。色々と微妙な作品だった。★★★☆☆
「ビブリア古書堂の事件手帖4~栞子さんと二つの顔~(三上延/メディアワークス文庫)」、読了。
江戸川乱歩の所縁の品が入っている金庫を開ける為、その鍵と暗証番号を探す話。シリーズ4作目で、初の長編。今回は江戸川乱歩がテーマ。彼の「孤島の鬼」や「少年探偵団」や「押絵と旅する男」、更に「二銭銅貨」、「人間椅子」、「大金塊」ネタがあるので、乱歩ファンには堪らない。…なのだが、面白いかと言えばかなり微妙。たぶん、シリーズ最低作じゃないかな。やっぱ、本シリーズは短編の方が合っていると思う。また、これまでミステリアスな存在だった智恵子が登場した事もつまらなくなった原因だろう。出てくると、単なる小母さんだし。あと、内容も薄っぺらになってしまった感じだ。確かに、後半の暗号解読や、三重のどんでん返しは楽しいんだけどね。★★★☆☆
今日のアニメ
・あいうら #12「また明日」(最終回)…良い太股アニメだった。第2シーズンも、是非。
今日のドキュメンタリー
・ドイツ・ロマンティック街道
ミュンヘン(プレッツェル、ヴァイスヴルスト(白ソーセージ)、ビール、シュバイネハクセ)~フュッセン(ヴィース教会、ノイシュヴァンシュタイン城)~ローテンブルク~ヴュルツブルク(レジデンツ)~ニュルンベルク
今日の映画
・籠の中の乙女(ギリシャ/2009年)
子供を溺愛する親が世間の汚れや危険から子供を守るため、彼らを屋敷から一歩も出さない…と言う話。リアリティは一切なく、寓話と言うか、非常にシュールな作品だ。…なのに性描写が過激だったりと、イマイチ製作者の意図が分からない。ストーリーや内容もあまり面白いものでもない。★☆☆☆☆
今年も半分終わったよ。早いなぁ。この前、正月だった気がするのに。
今日のアニメ
・ちはやふる2 #25「ふじのたかねにゆきはふりつつ」(最終回)…えらく中途半端なところで終わった。こりゃ、第3シーズンがあるな。
・這いよれ!ニャル子さんW #12「さようならニャル子さんW」(最終回)…まぁ、こんなものか。
今日の映画
・るろうに剣心(ワーナー/2012年)
同名コミックの実写映画化。原作もアニメも読んでも観てもないので比較できないが、これはなかなか面白かった。ストーリーもそれなりによく出来ているが、本作の最大の見どころはアクション。最近の日本映画にしては珍しくアクションが多いんじゃないかな。ただ面白い事は面白いんだが、このアクションに関しては個人的にちょっと微妙。なんか、あまり時代劇の立ち回りっぽくはないのだ。確かに動きは早いが、どう見ても普通のアクションだ。例えば、冒頭のまだ人斬りの頃のシーンにしても、とても人を斬っているようには見えないし、ラストの乱闘のシーンにしても、とても人を斬る剣には見えない。そんな訳で、喧嘩アクションとして見れば楽しいが、時代劇として見れば失望すると思う。★★★☆☆
今日、ゲーセンでミクの扇子を発見。よく見ると取りやすそうだったので、さっそく挑戦。2回ほどのプレイでゲット出来た。
「ビブリア古書堂の事件手帖3~栞子さんと消えない絆~(三上延/メディアワークス文庫)」、読了。
シリーズ3作目。今回は粒揃い。三つの短編のどれもが出来が良く面白い。また、エピローグでの意外過ぎる展開には呆気にとられた。たぶん、4巻以降の伏線と思うが、この先どう展開するのか非常に楽しみ。ところで、集英社版「たんぽぽ娘」が8000円もするって、マジか?。私、持っているんですが。…って事で、もう一つのブログ「本と映画の迷宮で」で、ロバート・F・ヤング関係の記事を更新しました。
「ロバート・F・ヤング「たんぽぽ娘」(集英社文庫)」
古本交換会で起こった盗難事件の話。伏線を上手く張っているので、かなり楽しむ事が出来た。犯人も意表をついていて、なかなか良い。次回へ続くと思われる最後の意外な展開も良い。つまり、この作品って、シリーズ作全部で一つの話になるようだな。
「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」
断片的な記憶から、古書を探していく話。これは面白い。こう言う断片的な手掛かりから、推理していくと言う内容は、読んでいて本当ワクワクする。古書探しの裏に隠されていた真相もなかなか良い。
「宮澤賢治「春と修羅」(關根書店)」
盗まれた古本を探す話。2段構えの真相が圧巻。しかも、その際にかなり以前に張っていた伏線が生きてくるのには驚いた。この作者って、一体どのくらい先のことまで考えて書いているのだ。考えると、空恐ろしくなる。★★★★☆
今日のアニメ
・とある科学の超電磁砲S #12「樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)」
・宇宙兄弟 #64「一切れのケーキ」
今日のドラマ
・ヴァンパイア・ヘヴン 第11話
「幻魔の虜囚(タニス・リー/ハヤカワ文庫)」、読了。
7歳で奴隷に売られたシャイナ。何度か主人は変わったが、彼女が奴隷であることには変わらなかった。ある日、彼女が住む村に、旅芸人の一座がやったきた。そして、シャイナはその中の花形役者に恋してしまう。だが一座の座長は妖魔の使徒で、花形役者も彼に魂を吸い取られた抜け殻であった。シャイナは花形役者を救うため、山の奥に住む灰色の魔女と契約するが。
タニス・リーにしては珍しく、直球勝負の冒険ファンタジー。但し、その分、彼女らしい耽美、退廃、妖艶と言った部分がほとんどなく、以前からのファンである私にとっては、少々物足りない作品だった。「血のごとく赤く」とか、「闇の公子」とかはかなり好きなんだけどなぁ。…とは言うものの、ラストの対決シーンはかなり読み応えがあるし、アンハッピーなラストも(実はハッピーエンドだと思う)個人的には結構気に入っている。★★★☆☆
今日のアニメ
・はたらく魔王さま! #12「魔王、己の職責を果たす」…さすが魔王だけあって、容赦ねぇ。だが、そこがイイ。
今日の映画
・怪談新耳袋 異形(キングレコード/アステア/2011年)
新人アイドルが写真撮影のときに泊まった旅館で体験する怪異談「おさよ」、引越し先のマンションで赤いヒトガタを目撃する「赤い人」、母から貰った三面鏡から老婆の亡霊があらわれる「部屋替え」、廃墟で見つけた日本人形の恐怖を描く「和人形」の四話からなるオムニバスホラー。もっとも、監督があの井口昇なので、少々グロ寄り。はっきり言って、まったく怖くない。…って言うか、時々、彼のバカ演出が出てくるので笑ってしまう。笑うと言っても、苦笑か冷笑の類だけど。だが、本作の最大の欠点は、出演者たちの演技力の無さ。もう、素人以下の演技で酷いの一言。あまりの酷さにすべてを台無しにしている。彼女ら、アイドルらしいが、こんな奴ら、出演させないで欲しいわ。★☆☆☆☆