真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「霧のむこうのふしぎな町(柏葉幸子/講談社)」、読了。
積本の中から発見。なんでこんな本を買ったのかな?。せっかくなので読んでみた。悪くはないけど、子供向きも良いところ。いい大人が読む本ではない。★★★☆☆
今日のアニメ
・キャロル&チューズデイ #10「River Deep, Mountain High」…危なっかしいのはチューズデイの方だよ。
・狼と香辛料Ⅱ #12「狼ととめどなき涙」(最終回)
今日の映画
・ペンギン・ハイウェイ(東宝映像事業部/2018年)
住宅地に突然ペンギンが現れるという現象が起きた。おませな少年のアオヤマはこの現象を解明しようとするが。…っという森見登美彦の同名ジュブナイルの劇場アニメ化。まったく期待してなかったが、これは文句なく面白かった。映画は何とも言えない独特のノリがあり、これが実に中毒性がある。このため、止められずに観ていたが、途中からどんどん話が面白くなる。謎が謎を呼ぶ展開が面白く、もう観止めることができない。まぁ、真相は途中である程度分かるものの、クライマックスの盛り上がりは半端ないし、ラストの切なさも絶品だし、その後にくるちょっとした希望も実に良い。思わぬ拾いものをした感じだ。あと、キャラがどれも魅力的だが、中でも歯科医のお姉さんが最高。蒼井優が好演している。声が可愛いだけの声優ではこの魅力は絶対に出せないな。★★★★★
「重力への挑戦(ハル・クレメント/創元SF文庫)」、読了。
液体メタンの海とアンモニアの氷に覆われ、高速自転で赤道部が膨らんだ巨大惑星メスクリン。この惑星の重力は、赤道部で3G、極地で700G。…っという内容から、ハードSFを期待した。「星を継ぐもの」や「ソラリスの陽のもとに」と言ったSFが好きなので特に。ところが実際に読んでみると、単なる冒険ものだった。ストーリーも淡々としていて、それほど面白い訳でもないし。少々期待ハズレ。ちなみにハヤカワ文庫版のタイトルは「重力の使命」。★★★☆☆
今日のアニメ
・カウボーイビバップ #25「ザ・リアル・フォークブルース(前編)」&#26「ザ・リアル・フォークブルース(後編)」(最終回)…「この目を見ろ。事故で失くして片っぽは作り物だ。その日から俺は片方の目で過去を見て、もう一方で今を見ていた。目に見えているものだけが現実じゃない。そう思ってた。」、「覚めない夢を見ているつもりだった。いつの間に覚めていた。」。何、このカッコよさはぁ。
・夏目友人帳 参 #12「夏目遊戯帳」(最終回)…キャラ総登場のお遊びの回。こういうエピソード好きだな。シーズン4以降は比較的最近観ているので、再見はとりあえず、ここまででイイか。
今日の映画
・COWBOY BEBOP 天国の扉(SPE/2001年)
TVシリーズを再見し終わった記念で、当時買ったまま積DVDになっていたDVD(しかも未開封)で視聴。さて肝心の出来だが、それほど出来が良い訳でもないし、映画としてはちょっと弱い。でも、TVシリーズの一エピソードとして観れば、これがなかなか楽しい。TVシリーズより予算がかかっているので、アクションシーンも大迫力だし。ただ、少々尺が長いのが難かな。★★★★☆(19/06/10)
アサシンクリード オデッセイ>
・今日は一日、コスモスの門徒狩り。闘技場をすべてクリアしないと出てこないとか、その地域のサブクエストをすべてクリアしないと出てこないとか、侵略戦争をしないと出てこないって奴もいるので、結構面倒くさいし、時間もかかる。それでも、あと残り三人だ。
今日のアニメ
・フルーツバスケット #10「だって、バレンタインだもん」
・女子かう生 #10「女子かう生と髪留め」
・川柳少女 #10「七々子と蛍と肝試し」…七々子がエイジを撮ったスマホの写真に、本物が写っているというオチだと思ったんだけどね。
今日のドキュメンタリー
・奇跡の巨石文明!ストーンヘンジ七不思議
NHKのドキュメンタリーって。ちゃんと科学的に調べているから面白いよな。
無能上司のために、先週は急遽、休出になった。そのため、観た映画がたまり、今日は久しぶりにハシゴをしてしまった。しかし、この歳になると、ハシゴはキツイな。
今日のアニメ
・機動戦艦ナデシコ #22「『来訪者』を守り抜け?」
・カウボーイビバップ #24「ハード・ラック・ウーマン」…「どんなものにも始まりがあり、そして終わりがある。人生はその凝り返しだ。来てほしくない終わりもあるが、避けられない終わりを経験していくこと。それが大人になっていくってことなんだ」はまさに名セリフ。
今日の映画
・ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(アメリカ/2019年)
ハリウッド版「ゴジラ」の続編。前作でなかなか出てこないゴジラが不評だったようで、今回は冒頭からガンガン出てくる。しかも、内容が内容だけに、反戦反核のテーマはどこやらで、完全に怪獣バトルものになっている。なんか、ハリウッド版も嘗ての東宝チャンピオン祭りのようなノリになってきたな。あと、完全ではないものの、ゴジラが正義の味方寄りなのが個人的には気に入らない。でも、それ以外はかなり面白い。…って言うか、数回にわたる大迫力のバトルシーンの前では、そんな事どうでも良くなる。ごちゃごちゃ言ってないで、楽しんだもんが勝ち…って感じだ。しかも、監督がかなりのゴジラマニアで、そこかしこにあるゴジラ愛が素晴らしい。オキシジェン・デストロイヤーは登場するし、キングギドラもちゃんと宇宙怪獣という設定だし。中でも、ゴジラ復活のシーンとラストバトルのシーンで伊福部サウンドが流れたときは感動しまくって、うるうるになってしまったよ。さすがにエンドロールで「モスラ~や、モスラ」の「モスラの歌」がかかったときはぶっ飛んでしまったけどね。更にエンドロールで、中島春雄(初代ゴジラのスーツアクター)と坂野義光(「ゴジラ対ヘドラ」の監督)がクレジットされていたりして(二人とも故人のため、「~に捧ぐ」と言った感じのもの)、もうどれだけマニアなんだよ。まさか、これだけマニアックなものがハリウッドで作られたというのが驚きだ。あと、ゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラだけと思っていたが、それ以外にもかなりの数の怪獣が登場する。ただ、確認できたのはクモンガのみ。そうそう、アトランティスのような遺跡が出てきたとき、海底軍艦でも出てくるのかと思ったよ。ところで、次回作ではキングギドラが復活しそうだな。★★★★★
・海獣の子供(東宝映像事業部/2019年)
五十嵐大介の同名コミックのアニメ映画化。とにかく、映像が美しい。中でも水中シーンの映像は圧巻。動きも細やかだし、この辺りは必見と言っていい。だが、肝心の内容が微妙、と言うか退屈。観る前はもっと青春もの寄りの話と思っていたが、実際は完全にSF。もっとも、エンドロール前の締めから、青春ものと言っていいかもしれない。まぁ、それはイイのだが、問題はよくあるストーリーやテーマを妙に小難しくしてしまったこと。特にラスト近くの展開を哲学的に高尚っぽく見せているのはどうかと思う。もっと、誰でも楽しめる作品することが出来なかったのか。勿論、原作の責任でもあるのだろうけど(原作は1巻目しか読んでないので、確証はないけど)。あと、展開が単調で、盛り上がりに欠けるのも難。★★★☆☆