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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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アルカディアの魔女 北斗学園七不思議(3)(篠田真由美/理論社)」、読了。
新学期をひかえ、来月には中等部3年生になるアキ、ハル、タモツ。だが最近タモツの様子がおかしい。何か悩みを抱えているらしいのだが。一方、アキは理事長から、旧ブロックの森に妖精が出没すると言う噂を聞いた。夢のように美味しい食べ物、熱くない焚き火、薄着の妖精とその女王、気がつくと思わぬ時間が経っている…。一体旧ブロックの森で何が起こっているのか。

今回はゴシック小説色がぐっと影を潜め、青春ミステリー色全開になった。結局、この路線で行くのか。この路線だとB級ミステリーみたいで、あまり良いとは思わないのだが。さらに今回は「七不思議」も前面から語られない。普通のミステリーを紐解いていたら、「七不思議」の謎と連結した…って感じだ(一応「礼拝堂の謎」が解明)。ゴシック色が強いのは、アキが子猫が入った洞窟から秘密の花園(温室)を発見し、そこで実津枝と出会う辺りだけで、実に物足りない。あと、今回はやたらと陰湿なシーンが多いのも気に入らない。そんなこんな訳で、嫌いって訳ではないが、あまり好きなタイプの作品ではなかった。

ところで相変わらず、本シリーズは女性キャラが魅力的。今回、もっとも輝いていたのは、不和女史。今回の登場人物の中で最もカッコ良かった。あと良かったのが、謎の温室に登場する、野毛実津枝。眼鏡ブスって書いてあるが、私はどうしても薄幸の美少女にしか見えなかった(眼鏡ブスって言うのは本人が思っているだけのことで、実は美少女だと私は思っている(笑))。彼女、明らかに今作のヒロインだよね。しかもアキとかなり良い感じなので、将来的にアキの彼女に決定だと思う(笑)。

まぁ、どうのこうの言っても、楽しんで読んだ小説には変わりないので、すぐにでも次巻が読みたい。…のだが、現状出ているのは本巻まで。次巻発売までは、あと1年はかかるだろうな。待ちきれないので、少しでも早く出して欲しいものだ。そのときは、前作のようなゴシック小説にして欲しいぞ。

今日のアニメ
我が家のお稲荷さま。 #13「お稲荷さま。女子高生になる」…天狐様が、やたらとエロかった回(笑)。次の敵は鬼と言うことかな。
アスラクライン2 #20「カイメツの刻 ショウメツの闇」…犠牲者続出。メインキャラは多分死んでないと思うけど(あの人は死んだっぽいけど)。
ささめきこと #5「friends」…今週はむちゃくちゃ面白かった。元々コメディ色の強い作品だったが、今週は何か吹っ切れたように完全におバカアニメになっていた。純夏とみやこの妄想に大笑いし(こう言う役をさせると斎藤千和、上手いよなぁ。)、汐のメイド姿と黒い部分に萌えた(笑)。しかし本だらけの家って、魅かれるなぁ(笑)。
※「11eyes」、視聴中止。

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