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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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指輪物語(2)旅の仲間(上2)」、読了。
今回の行程は、古森→トム・ボンバディルの家→塚山古墳(塚人襲来)→ブリー村(踊る子馬亭、アラゴルン登場)→ぶよ水の沼地→裂け谷(の手前)、っと言ったところ。もう完全に冒険ファンタジーのノリになって、実に楽しかった。個人的には前半の古森→塚山古墳辺りが好みかな。一方、キャラでは映画では登場しなかったトム・ボンバディルがなかなか良い。だが、それ以上に良いのが、川の娘ゴールドベリ。まるでエルフの女王のような雰囲気で、長く銀と緑の衣を着た美しい娘。また、トムの家で出された食事の美味しそうなこと。黄色いクリームに蜂蜜に白いパン、緑の野草に、熟したベリー。いや~、読んでいて、お腹がすいてきたよ(笑)。あと、トムの家の窓から見える雨降りの美しい景色など、自然の描写も実に美しい。

今日のアニメ
伯爵と妖精 #1「あいつは優雅な大悪党」…妖精ものだから、これは観なきゃ…っと思っていたが、実際に観ると意外に好みのアニメでなかった。キャラデもあまり好きでないし、話も面白いとは思えない。視聴中止。

今日の映画
クローズZERO(東宝/2007年)
「ビーバップ」の遺伝子を持つ映画。この手の作品は最近Vシネマなどに落ちぶれていたが、久しぶりに劇場公開になった作品だった(同時期に「ワルボロ」などもあり、この手のジャンルはまた復活するのかな?)。三池崇史監督にしては出来の良い方で、アクションに切れがあり、かなり楽しめる作品になっていた。特にラスト近く、喧嘩に赴く主人公たちがむちゃくちゃカッコイイ。こう言うカッコ良さの映画って、最近なかったから感激だったよ。基本的にはシリアスなのだが、途中思わず笑ってしまうようなすっ呆けたユーモアもあり、それが良いアクセントになっている。主人公を演じた小栗旬もなかなか良かったし、はっきり言って、面白い映画だ。三池崇史もやるときにはやるなぁ(毒爆)。ところで、個人的にはダメヤクザの片桐が良い味を出していたと思う。自分のダメさを確信しながら、源治に「天辺を取れよ」と励ます辺り、実にカッコイイ。まさにカッコ悪い、カッコ良さだ。「羨ましいなぁ。めいっぱい、まっすぐに生きるお前らには、何の混じりけもねえ」は名台詞だと思うよ。

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