真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(桜庭一樹/富士見ミステリー文庫)」、読了。
行く場所がなく、どこかに行きたいと思っている13歳の少女、山田なぎさ。彼女のクラスに海野藻屑と言う少女が転校してきた。藻屑は凄く可愛い美少女だったが、自分のことを人魚だと言う、どこかズレたところのある不思議な女の子だった。
この作品は元々ラノベとして発売されたものだが、ラノベ読者には相当キツイんじゃないかな。今までかなりの量の読書をしてきた私でさえ、キツかった。はっきり言って、かなりの鬱な展開で、相当に不愉快な内容だ。出口のない青春ものなんて、これに比べれば大甘だ。読んでいると、夢も希望もなくなって、生きるのが嫌になってくる。「きっと全部、誰かの嘘なんだ。だから平気。きっと全部、悪い嘘」辺りは胸が締め付けられたよ。結末を最初に示したり、比較的希望のある後日談で何とか毒を中和しているのがせめてもの救い。つまり、出来云々以前に、あまり読みたくない小説だ。口直しに、明るい小説を読まないと。
今日のアニメ
・kiss×sis #1「ワンダフルデイズ」…エロギャグアニメ。一応、血が繋がってないと言うフォローがあるが、それでも結構ヤバメの内容だ。それにしても、今期はエロアニメが多いなぁ。
・荒川アンダー ザ ブリッジ 1 BRIDGE「第1話 借りを作れない男 」+「第2話 大きな星の橋の下」+「第3話 ポジティブシンキング」+「第4話 グリーングリーン」+「第5話 緑の中身」+「第6話 緑の真実」+「第7話 橋の下のリク」+「第8話 安息の場所」+「第9話 GO!」…切る予定だったが、独特なノリが癖になる。視聴継続。
今日のドキュメンタリー
・ナスカの地上絵とピラミッド