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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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台風が通過したけど、今回はほとんど雨も風もなかったな。それでも、今のところは少し涼しい。

月は地獄だ!(ジョン・W・キャンベルJr./ハヤカワSF文庫)」、読了。
二年にも及ぶ月の調査の後、隊員たちは地球に帰還することになる。ところが、帰還用の宇宙船が事故で大破。地球が事故の事を知り、再度宇宙船を建造し、救助隊が月に到着するまで約1年。彼らは、この間何とか生き延びなければならない。しかし彼らには食料も酸素も水もほとんどないのだ。

ほとんど何もない状態から、手持ちの道具と知識だけで生き抜いていくサバイバルドラマ。何となくヴェルヌの「神秘の島」を思い出す作品だが、知識と気力だけで、生活必需品を手に入れていく過程はかなり楽しい。さすがに今となっては科学考証などに古臭い部分もあるが、まぁ許容範囲だろう。ただ、本編が日記と言う手法で描かれているためか、全体的に緊張感に欠けるのが難。…とは言うものの、ラスト近くのハードな展開は今読んでも凄い。

今日のアニメ
世紀末オカルト学院 #10「暖炉のあかり」…オカルト学園版「真夏のイヴ」(ヒマワリの並ぶ坂道♪)。何気に良い話だった。
あそびにいくヨ! #9「いだいなるさいしょのあしすとろいど?」…うぉ、こっちも良い話だ。良い話っと言うよりは、切なく物悲しい話か。最後の方は、観ていてうるうるになったよ。しかし「キャプテンフューチャー」の挿入歌「おいらは寂しいスペースマン」を流すあたりセンスが良いなぁ。しかも歌っているのが、みのりんだよ。

今日の映画
ベルモンドの怪盗二十面相(フランス、1975年)
タイトルからサスペンス映画か、犯罪映画と思われるが、何の事はない、おバカなドタバタコメディ。しかも、全然笑えないと言う。最後の方に盗みのシーンもあるが、別にどうでも良いようなもの。同じジャン・ポール・ベルモンド主演作なら、「華麗なる大泥棒」の方がよっぽど面白い。

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