真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
どうも、暑いと読書する気力がなくなる。そんな訳で、最近は読みやすいコミックばかり読んでいた。少し涼しくなったようなので、そろそろ本格的に小説を読み始めようかな。…って言うか、積本をそろそろ消化しないと(苦笑)。
「宇宙船ビーグル号の冒険(A・E・ヴァン・ヴォークス/創元SF文庫)」、読了。
1000人もの科学者と軍人を乗せた巨大宇宙船ビーグル号。無限の宇宙の探索に出た彼らの前に現れる未知の生命体。肩から太い触手を生やした大型の猫に似た生物ケアル、人間に卵を産みつけて繁殖するイクストル、銀河を覆いつくすほど巨大な不定形生物アナビスなどなど。怪物たちに、人類は科学の力で対抗する。
結構評判が良かったので読んでみたが、あまり面白くなかった。元々4篇の短編だったものを加筆修正して長編にしているため、全体的に纏まりに欠けると言うのが原因のひとつだろう。だがそれ以上にサスペンスの不足、解決部分の説得力の無さも、作品をつまらなくしている要因だろう。あと、「怪物側からの視点を描くことでサスペンスが倍増している」っと解説に書いているが、これには大いに反論がある。怪物の行動や思考は分からない方がサスペンスが倍増する…って言うのが普通じゃないか。何を考え、何をするか分からないから怖いんだよ。常識だろう、そんな事は。まぁ何れにせよ、個人的には同作家の「スラン」の方が遥かに好きだ。
今日のアニメ
・鉄のラインバレル #20「運命の男」…美海、可愛いなぁ☆。城崎以上だよ。あと、ラインバレルmode-B、反則なまでに強すぎ!
・咲-Saki- #21「追想」…個人戦