真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「眠り姫とバンパイア(我孫子武丸/講談社)」、読了。
アメリカに留学する事になった美沙の代わりに、歩実は小学校5年生の優希の家庭教師になった。優希は頭は良かったが、いつも居眠りばかりしている娘だった。そんな彼女のことを、今は亡き父親は「眠り姫」と呼んでいた。ある日、歩実は優希から、死んだ筈の父親が会いに来ていると教えられる。一方、町ではバンパイアと噂される不審者が横行していた。
私は根っからのヴァンパイアマニアで、ヴァンパイアを題材にしている小説なら、子供向きであろうと、エロであろうと読んでしまう(笑)。本作も最初に手にとったとき、大きなフォント、ほとんどの漢字にルビ…っと言った完全な子供仕様だったので躊躇したが、結局読んでしまった。さて内容だが、子供向きに書いているので、それほど複雑な話ではない。だが、悪くない。ヴァンパイアを題材にしたホラー的なストーリーと、ミステリーとしてのストーリーが上手くブレンドされており、なかなか楽しめる内容になっていた。また、優希の、子供としての心理描写も良く描かれているし、真相も若干言い訳っぽいが結構良かった。つまり、子供向きとは言え、非常に楽しい作品に仕上がっていた。
今日のアニメ
・神様のメモ帳 #1「彼女について知っている二、三の事柄」…原作があまり面白くないのでどうかと思ったら、アニメも面白くなかった。しかも、アリスの声優、ヘタクソ過ぎ。声もまったく合ってないし。当然、視聴中止。
・緋弾のアリア #9「蜂蜜色の罠」…リュパン4世、エロすぎ。勿論、良い意味で(笑)。
・電波女と青春男 #9「地域限定宇宙人事件」…エリオだけが電波女と言うのでなく、出て来る女の子がすべて電波女だと言うことか。
・あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 #7「ほんとのお願い」…もう、あなるの行動が尽く可愛い☆。ところで、公式でめんまフォントを公開していたので、さっそくインストールしたよ(↓)。
・花咲くいろは #13「四十万の女~傷心MIX~」…あれ?、ワンクールじゃなかったんだ。
今日の映画
・天空の草原のナンサ(ドイツ/2005年)
6歳の少女ナンサを中心に、モンゴル草原で生活する遊牧民の日常を綴ったセミドキュメンタリー。特にストーリーらしいストーリーはなく、遊牧民の日常を淡々と描いているだけ。登場人物も特に演技をしている訳でもない(それ以前に、素人では…って気がする)。そのため、本作を退屈と判断するか、面白いと判断するかは、観る側次第だろ。個人的には、確かに傑作とは言えないかもしれないが、悪くない作品だと思った。特に雄大な自然の描写や、そこで力強く生き抜く人間たちが印象的だった。
・イヴの時間 劇場版(アスミック・エース/2009年)
ネット配信された同名アニメ全6話を再編集した作品。内容は「鉄腕アトム」と同じ、「人間とロボットの共存」がテーマの作品。内容からシリアスSFかな…っと思っていたら、意外にもハートフルSFだった。悪くない内容だとは思うが、細かいエピソードが中心なので、一本の劇場アニメとしては物足りないかな。まぁ、殺伐とした話でないので、結構好みではあるのだが。ところで、「イヴの時間」のマスター(かな?)のナギ(佐藤利奈)と、常連客の一人であるアキコ(ニット帽をかぶっている娘)(ゆかな)が妙に可愛い☆