真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「宇宙の孤児(ロバート・A・ハインライン/ハヤカワ文庫)」、再読。
人々にとっては、<船>こそが世界にすべてだった。彼らは種族ごとの集団生活をし、食糧は農地で作っていた。そして、森には人を喰らうミュータントがいた。見習い科学者のヒューはある日、ミュータントに捕えられ、この世界が嘗て人類が初めて宇宙へ進出した恒星宇宙船だと知る。
一見、閉ざされた空間でのミュータントとの攻防を描いた作品のようだが、実は古い習慣を捨て、新しい世界へと前進していく物語だ。そう言う意味では、如何にもハインラインらしい。人間は迷信に凝り固まっているが、ミュータントは自由だと言う設定も面白い。とにかく、本来の目的を失い彷徨う宇宙船と言う設定と、ラストの清々しさが絶品。やっぱ、ハインラインは初期の作品が面白いよ。★★★★☆
今日のアニメ
・げんしけん二代目 #3「腐り姫の夢(デイドリームビリーバー)」…波戸は女verのときが面白いな。男verのときはイマイチ盛り上がりに欠ける。…にしても斑目、良い奴だな。彼、こんな良い奴だったけ?。ところで、この作品って、結構賛否両論がある。それはたぶん、今期は腐女子とホモネタが中心だからだろうな。ネタがネタだけに、ダメは人は絶対ダメだろうし。私もどちらかと言えば苦手なんだが、この作品に関しては面白いと思うけど。耐性が付いたのかな?(笑)
今日のドキュメンタリー
・天王星と海王星
今日の映画
・ザ・ディープ 深海からの脱出 「潜航」(イギリス/2010年)
英BBCが製作した海洋サスペンス。事故を起こしたヘルメース号の航海記録装置を捜すため、オルフェウス号は北極海へ向かう。だが到着早々事故が起こり、さらに正体不明の巨大潜水艦に捕らわれる。…っと言った感じの謎が謎を呼ぶ展開が実に楽しい。しかも、先がまったく読めない。見え隠れする未知の生物は何?。そして、思いもよらなかった衝撃のショットで「続き」。こりゃ、後編が楽しみだ。(TVM)★★★★☆