真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「カメレオンの呪文(ピアズ・アンソニイ/ハヤカワ文庫)」、読了。
魔法がすべてを支配する世界ザンス。この世界では人間に限らず、獣でも虫でもすべてのものは、ひとつだけ魔法の力を持っていた。だが、ビンクは25歳になっても未だに魔法を使う事が出来ない。ビンクは自分の魔法を見つける為、善き魔法使いを探すことにしたが。
一見、ハイファンタジーのようだが、マインドは結構SF寄り。その為、純粋なファンタジーとして楽しめなかった。RPGなどでおなじみのモンスターも次々と出てくるが、単に出てくるだけだし。また展開もめまぐるしいが、落ち着きがないようにしか見えない。つまり、決してつまらない作品ではないが、あまり私好みでなかった。続編も読みたいと思わない。★★★☆☆
今日のアニメ
・中二病でも恋がしたい!戀 #9「波打際の…究極奥義(リゾート・ラストリゾート)」…遂に、…っと言うか、やっと三角関係に進展した。…っと思う。
・咲-Saki- 全国編 #9「出撃」
今日の映画
・モノリスの怪物 宇宙からの脅威(アメリカ/1957年)
宇宙から来た鉱物の脅威を描いた侵略SF、…と言うかモンスターSF。とにかく、アイデアが面白い。鉱物なので当然意思はない。水を吸収する事で増殖し、やがて自分の重みで崩壊し、その破片が更に増殖する…と言う事を繰り返すだけ。たったこれだけなのに、これがかなりの脅威。しかも、鉱物に触った者は石化するから始末に悪い。解決策はバカみたいに簡単だけど、科学考証もそれなりにしているし、なかなか楽しい作品だった。鉱物が増殖するスペクタクルシーンや、ラストのダム決壊のシーンも結構迫力がある。★★★☆☆