真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
最近、フィギュアの量が増えて、置き場がなくなってきた。このままではマズイなぁ…って思い、さらに実際いらないフィギュアも出てきたので、今日半分ほど売りに行ってきた。するとこれが意外なほど高価で、思わぬ臨時収入になった。おおっ、これで連休が凌げる(笑)。おまけに、部屋もきれいになったし(爆)。
・「事件記者コルチャック DVD-BOX」、11月10日発売。
マジっすかぁ。これは買わねば。以前(10年くらい前かな?)、スーパーチャンネル(現:スーパー!ドラマTV)で観たが、かなり面白かった。確かにSFXはチャチだが、とにかく内容が面白い。個人的には「Xファイル」や最近のホラーTVシリーズ(例えば、「スーパーナチュラル」とか)より遥かに楽しめた。ただ問題は、パイロット版の「ラスベガスの吸血鬼」と「脳髄液を盗む男」が収録されていない事だな(実は、「ラスベガスの吸血鬼」だけは以前中古ビデオを購入しているんだけど)
今日のアニメ
・シムーン #21「新天地への扉」
・HELLSINGⅡ(OVA/40分)
今日の映画
・戦う翼(イギリス/1962年)
第二次世界大戦下のイギリス空軍の話、つまり戦争映画。…なのだが、戦闘シーンは最初と最後だけ。映画のメインは、爆撃隊の機長と副機長と、そしてヒロインであるイギリス人女性の三角関係。つまり、本作は恋愛映画だ。精神に問題がある青年にスティーブ・マックィーン、誠実な青年にロバート・ワグナー…っと言った配役。マックィーンが悪役敵役…っと言うのが珍しいが、ストーリー自体は特に新鮮味がなく、あまり面白くない。やはり、映画の最大の見どころは、クライマックスの空中戦だろう。
・エンバー 失われた光の物語(アメリカ/2008年)
人類滅亡の後の話、死にゆく地下都市、町の外で蠢く謎の生物…。この辺りの設定は完全に私好み。ストーリーはまったく違うが、どことなくハインラインの「宇宙の孤児」を思い出した。何かとんでもない事が起こっている、何かがおかしいなどなど、謎が謎を呼ぶ展開が実に素晴らしい。もう、ワクワクゾクゾクして観ていたよ。ところが後半、主人公たちが都市からの脱出を始めてから、映画の色合いが変わってしまう。安っぽい(脱出のための)謎とき、遊園地のアトラクションのような脱出方法。いきなり、子供向け映画になってしまった。まぁ、基が児童書なので(ジェニー・デュープロの同名小説)仕方ないが、前半がむちゃくちゃ面白いだけに、非常に残念だ。
明日から、やっと盆休み。今年はいつもより、休みが少なひ。orz
今日、ケータイコミックで千之ナイフの「霊人形」を読んだけど、このコミックは凄すぎる。内容はよくある人形絡みの心霊ホラーなんだが、後半の展開が超意外。なんと心霊ホラーが百合ものになるのだ。心霊ホラーでこう言うオチの付け方があるのかと、驚いたよ。まさに目から鱗が落ちた感じ。千之ナイフの作品の中でも、上の部類っと言って良いだろう。
今日のアニメ
・世紀末オカルト学院 #6「文明の道程」
・あそびにいくヨ! #5「たすけきにました」…前回のハードボイルドから、一気にギャグになってしまった(笑)。
・ HELLSINGⅠ…TVアニメ版の続編でなく、リメーク。ただ、OVAの割に作画荒れが多いのが難(ギャグ顔の事ではない)。…っと言うものの、結構面白かった。後半は真剣に観ていたし。(OVA/50分)
今日の映画
・オペラ座の怪人(別題:ファントム・オブ・オペラ)(アメリカ/フランス/イタリア/ドイツ/1990年)
同名小説のTVM化。…なんだが、「オペラ座の怪人」って、こんな話だったけ?。原作は未読(最初の数ページを読んで、そのまま積本にしてしまった(笑))なので断定はできないが、かなり違和感がある。しかも、少々格調が高すぎるんじゃないか。これじゃ、ホラーって言うより文芸作だ。それに伴ってか、怪人が俗物すぎる。もう少し、気味悪さやカリスマ性が欲しかった。あと、クリスティーヌ役のテリー・ポロも、ヒロインにしては地味すぎる。内容も全体的に淡々としているし、メリハリもない。う~ん、この辺りがTVMの限界か。ただ、後半の怪人の悲しみは結構良かった。
「地を穿つ魔(ブライアン・ラムレイ/創元推理文庫)」、読了。
ヨーロッパ各地で起こる群発地震と、謎の失踪を遂げた考古学者とその甥の手記。それらを調べるうちに、タイタス・クロウは地底に生息する邪神、シャッド‐メルの存在を知る。
多くの作家に影響を与えたクトゥルー神話。この作品もそのひとつ。だが、ラヴクラフトの描くクトゥルーものとは明らかに違う。ラヴクラフトの作品では、クトゥルーの神々はとても人間が太刀打ちできないほどの強大な存在で、人間は存在を垣間見るだけ。しかし本作は、人間がクトゥルーの神々に対して、反撃を開始する。まぁ複数の作家により支えられてきた神話なので、こう言うタイプの作品も否定しないが、個人的にはあまり好きじゃない。…って言うのも、こう言う描き方をすると、クトゥルーの神々が弱体化したように感じる。また、ストーリーもあまり面白くなく、まったく楽しめなかった。ちなみに本作は「タイタス・クロウ・サーガ」の第1作目。以下、「タイタス・クロウの帰還」に続くようだが、とても読む気になれない。
今日のアニメ
・けんぷファー #6「Heimkehr~敵か味方か~」(再見)
・学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD #6「In the DEAD of the night」…入浴シーンとかがあって、サービス全開の回。ただ、体のラインが変で、ちっともエロくない。はっきり言って、グロにしか見えなかった。
今日のドラマ
・ザ・パシフィック #3「グロスター岬 パヴヴ」
本当の敵は敵兵でなく、味方と自分…って言ったところか。若干戦闘シーンもあるものの、全体的にかなりテンションダウンしている。
「世界怪談名作集(下)(岡本綺堂/河出文庫)」、読了。
「北極星号の船長(ドイル)」→冬の気配が近づく9月、北へ向かう捕鯨船があった。この船の中で、最近奇妙な噂が立っていた。夜中に子供とも女とも分からない声が聞こえる、船の周りを不思議な物体が飛び回るなどなど。私はこれらの噂を一笑に付したが、実は船長の精神がおかしくなっているのだ。…海の怪談には面白いものが多いが、これは中くらいの出来か。あまり怖いシーンがないのが難だが、ラストのオチはまさに怪談そのもの。また同時にファンタジーと言えるかもしれない。★★★☆☆
「廃宅(ホフマン)」→テオドルがX市を訪れた時、異様な館を見つけた。気になったテオドルは事あるごとに、その廃墟のような館を見た。すると、ある日、館の窓から女の手と思われるものが伸びていた。…小林正樹の怪談の「茶碗の中」と言うエピソードを思い出した。もっとも、あれほど気味が悪い話ではないが。…って言うか、特に怖い話ではない。最後に語られる真相もあまり面白みがなく、怪談としては下のランクだろう。★★☆☆☆
「聖餐祭(フランス)」→私が親父から聞いた、カトリーヌ婆さんの話。12月のある日、カトリーヌ婆さんは奇妙な聖餐祭に迷い込み。…ちょっと教訓臭いな。出来はまぁまぁかな。…にしても、あまり印象に残らない話だ。★★☆☆☆
「幻の人力車(キップリング)」→わたしと不倫関係にあったウェッシントン夫人が死んだ。その後、私の前に人力車が現れる。その人力車は、わたしがウェッシントン夫人を最後に見たものだった。…ごく普通の幽霊話。よく出来ているが、それだけ。★★★☆☆
「上床(アッパーバース)(クラウフォード)」→僕が客船で太平洋を旅した時、105号の客室に泊った。その部屋にはもう一人、客がいたが、最初の夜に行方不明になった。船員や常連客に聞いたところ、その部屋に泊った者は決まって行方不明になるらしい。…最初の方で幽霊話と言っているが、実は化け物ホラー。正統派海の怪異談であり、しかもかなり怖い。サスペンスも恐怖も上の部類。特に上床を調べる辺りの怖さと言ったら。これは傑作だ。しかし、あんな部屋に寝ようとする神経が理解できないな。★★★★☆
「ラザルス(アンドレーフ)」→埋葬されて、3日後に生き返ったラザルス。彼は自力で自宅に辿り着き、家族は皆、彼の帰還を喜んだ。だが、やがてラザルスの肉体と精神にある変化が起こり始める。…これはグロい話かな…って思ったら、全然違う話だった。どちらかと言うと、負のエネルギーを撒き散らす男の話。元々あまり怖い話ではないが、後半、変にスケールアップするので、まったく怖くない。よく出来ていると思うが、好みの話でない。★★★☆☆
「幽霊(モーパッサン)」→サミュール侯爵が語った昔話。彼がまだ若かった頃、友人に家まで書類を取ってきて欲しいと頼まれた。だが、その家は友人の細君が死んだ場所だった。…幽霊は黙って立っているから怖いのであって、喋ったら、もう怖くない。それを実証した作品。最初の方は怖いが、幽霊が登場してから、まったく怖くなくなる。★★☆☆☆
「鏡中の美女(マクドナルド)」→プラーグの大学生コモンは、友人の付き合いで寄った骨董屋で、美しい鏡を見つけた。その鏡に魅かれたコモンは早速購入して、下宿へ持ち帰る。下宿で見ていると、鏡の中に部屋に、美しい女性が現れた。…ホラーと言うより、ファンタジー。しかも恋愛中心で、ロマンチックな話。ラストの切なさは、かなりのもの。★★★☆☆
「幽霊の移転(ストックトン)」→ヒンクマンの家で、幽霊を見た。ところが、この幽霊がまだ生きているヒンクマンの幽霊で。…幽霊ものだが、コミカルな話。悪くないけど、好みじゃない。★★★☆☆
「牡丹燈記(瞿宗吉)」→妻を亡くした喬生が、ある夜、供の者を連れた美しい女性と出会った。喬生は女性を自宅に招くが。…「牡丹灯籠」の元ネタ。概略は同じだが、細かい部分が違ったり、「牡丹灯籠」にない後日談があったりと、興味深い。★★★☆☆
今日のアニメ
・ぬらりひょんの孫 #5「鬼棲む山に紅き梅は咲く」…もう、雪女、可愛すぎ☆
・さらい屋五葉 #12「もうふらふらですよ」(最終回)…あまり面白くないシリーズだった。最初の2~3話が面白かったので視聴を続けたが、後半になるほどダメダメになった。
・けいおん!! #16「先輩!」…いや~、今期のあずにゃんは、ホント可愛いわ☆
今日の映画
・花田少年史 幽霊と秘密のトンネル(松竹/2006年)
やたらと評判が良いので、視聴した。要は幽霊話なのだが、怖い話ではなく、どちらかと言うとファンタジー。それも洒落たタッチではなく、日本風の泥臭いタッチで、笑わせて泣かせる…って言う感じの内容。つまり、そう言うのが好きな人には面白いかもしれないが、私の好みではなかった。あと、必要以上にCGやデジタル合成を使っているのも良くない。こう言うのって、かえってチャチに見える。さらに言うなら、ラストのバトルはやり過ぎ。こうなると、幽霊と言うよりエスパーだ。もうひとつ、女子高生の幽霊役の安藤希が、完全にミスキャスト。どう見ても、女子高生に見えないよ。つまり、悪くはないが、あまり出来が良いとは思えない作品だった。
千之ナイフのコミックって、絶版のものが多い。…なので、手に入らないものは仕方なくケータイコミックで読んでいる。昨日紹介した「地獄家族」もケータイで読んだもの(昨日の写真の左。ちなみに右は「善田家の地獄」)。ところが今日ブックオフで、その「地獄家族」を収録した短編集「死の女神」を発見。即行で購入したけど、昨日の今日っと言うのに運命を感じるな。しかしケータイ版とは、扉絵(のデザイン)が違うよ。
今日のアニメ
・デュラララ #17「有為転変」…黄巾賊のボスが判明。しかし、メインキャラのすべてに裏の顔があるんだな。
・ストライクウィッチーズ2 #5「私のロマーニャ」…「真実の口」のシーンで、「おおっ、「ローマの休日」ネタですか」っと思ったら、ストーリー自体も「ローマの休日」のパクリだった。
・生徒会役員共 #5「お尻、大変でしょ?」+「欲求不満なだけだ!」+「私もパンをくわえて登校しなきゃ!」
・ケロロ軍曹 #326「ちびケロ あの夏の花火 であります」
・ARIA The NATURAL #3「その 流星群の夜に…」&#4「その ネオ・ヴェネツィア色の心は…」
今日の映画
・ソルト(アメリカ/2010年)
カーチェイスとガンアクションがド派手で、この辺りがこの映画の最大の見せ場だろう。だが、それ以上に感心したのは謎いっぱいのストーリー。とにかく主人公のソルトからして、映画の半ばまで正体不明だし、その真意はラスト近くまで不明。最初は無実を叫んでいたソルトが、段々と暗殺者的な動きをし始めたり、展開がホント面白い。このゾクゾクするストーリー展開が、この映画の最大の魅力だと思う。(続きは[本館]で)
今日は、昨日より更に暑い!!
千之ナイフが描く女の子って、どうして、こうもエロ可愛んだろう。顔はかなり私好みだし、太股はもう堪らん…って感じだ(笑)。
今日のアニメ
・裏切りは僕の名前を知っている #17「桜」…いきなり過去編。最初、「薄桜鬼」が始まったのかと思ったぞ(笑)。
・Pandora Hearts #5「時計回りの悪夢」(再見)
今日の映画
・アルマゲドン2012(アメリカ/2010年)
かなりスケールの大きな天変地異もの。…なのだが、あまりパッとしない。まぁ、元がTVMなので、この辺りが限界か。もっともデジタル映像の技術が進歩しているので、低予算とは言え、それなりのスペクタクルシーンを見せる。但し、間違っても劇場用映画のそれと比べてはいけない(笑)。
あ・つ・い!
今日は今までで一番暑かったんじゃないかな。福岡でも温度が39度以上、上がっているところもあるし。しかし、ここまで暑いと、思考が停止する。
ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん
今日のアニメ
・オオカミさんと七人の仲間たち #6「おおかみさんと赤ずきんちゃん、ついでに亮士くん」…おおかみさんと林檎が出会った時のエピソード。つまり、過去編。今週は妙にシリアス。う~ん、らしくないなぁ。こう言うアニメって、おバカな話だけでイイと思うけど。
今日の映画
・鮮血の処女狩り(イギリス/1970年)
若返るために、処女の生血を求め、殺人を繰り返す伯爵夫人…って言うアイデアは面白いのに、映画はまったく、その題材を生かせずにいる。別に怖くもないし、かと言って残虐な描写があるわけでもない。売りであるエロスもほぼ皆無。その上、展開はダラダラ、見せ場も山場もなし。これで、一体何を見れと言うのだ。ホラークィーンこと、イングリッド・ピットの美しさは相変わらずなんだが。ちなみに本作は、17世紀ハンガリーで実際に起きた「血の伯爵夫人」こと、エリザベス・バートリの事件を元にしている。