真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
予約していた「Animelo Summer Live 2010」のBlu-rayを引き取ってきた。…で、さっそく視聴。とりあえず、南里侑香まで観たが、これって、まだ1枚目の半分も行ってないな(笑)。あとfripSide、ネタに走り過ぎ(笑)
今日のアニメ
・アスタロッテのおもちゃ! #1「出会いのエクスクラメーション」…「ウルズ、スクルド、ベルダンディよ」って(笑)。つまり、一応北欧神話がベースになっているんだね。でも、あまり好みじゃないなぁ。視聴中止でイイや。
・魔法少女まどか★マギカ #11「最後に残った道しるべ」&#12「わたしの、最高の友達」(最終回)…閉じた時間軸(ループする時間)じゃなくて、並行世界を移動していただけなのか。それにしても壮大なSFドラマだなぁ。クラークの「幼年期の終わり」と肩を並べるくらいだと、マジで思う。ただ、その割にラストがありきたりと言うか。ここまで作品のレベルを上げながら、このラストじゃ、勿体ないよ。今一歩で大傑作になったのに。もっとも、#11でほむらが本音を漏らすシーンは、うるうる…っときたけど。
「GOSICKsⅢ-ゴシックエス・秋の花の思い出-(桜庭一樹/富士見ミステリー文庫)」、読了。
短編集3作目。風邪で寝込んだヴィクトリカの退屈を紛らわすため、久城が本の中に書かれているちょっと不思議な話を読んで聞かせる…と言った内容。5本の短編を収録。ちなみに、最後の一つはアブリルが語る話。
「純潔-白い薔薇のおはなし-」→フランス革命のため、断頭台に乗ったある貴族の令嬢の話。…それなりに良く出来た話だが、二つほど腑に落ちない部分がある。○○○の重さと、当時、○を○○○ことが出来たのか?…って事。調べた訳じゃないが、納得いかないぞ。
「永遠-紫のチョーリップのおはなし-」→愛する娘と結ばれるため、幻の紫のチューリップの球根を探しに行った男の話。…これはなかなか面白かった。但し、単純な話なので、真相がある程度、途中で分かった。ところで、ここにも腑に落ちない部分が。今のような○の出現は19世紀以降の筈なので、当時は貴重品…っ言う以前に存在しなかったと思う。…なので、あのトリックは不可能だと思うのだが。桜庭一樹って、ちゃんと調べて書いているのかねぇ。
「幻惑-黒いマンドラゴラのおはなし-」→罠にハマり、死刑になった武将の遺志を継ぎ、その息子を出世させようとする少女の話。…これって、ミステリーでも何でもないじゃん。マンドラゴラの呪い…って言っても、誰も信じないし。ミステリーとしての魅力のなさ、真相のアホらしさ、相当に酷い出来だ。さすがにネタ切れか?。
「思い出-黄のエーデルワイスのおはなし-」→伯母と共に新大陸に渡り、財を築いた女性の話。…意外な真相は一つだけなので、少々物足りない。しかもヴィクトリカの推理は憶測に過ぎず、何の証拠もない。
「花びらと梟」→ロンドンの地下に地下鉄を掘り、大成したアブリルの伯父の話。…真相がどうのこうの…って言う以前に、ヴィクトリカの推理のレベルが低すぎる。結局、アブリルの可愛さだけが印象に残ったエピソードだった。
今日のアニメ
・IS<インフィニット・ストラトス> #12「君の名は(ユア・ネーム・イズ)」(最終回)…スーパーロボットもの的な展開が作品に合っておらず、意外と盛り上がりに欠ける最終回だった。結局、裏で糸を引いていたのはすべて束だったと言うのも、何だかなぁ。また、小ぢんまりとまとめすぎたのもどうかと思う。まぁ12話では、この程度の展開が限度だったんだろうけど。まぁ毎週、楽しみに観ていたのは事実だけど、面白かったのはシャルル無双の数回だけだったような気がする。
・夢喰いメリー #12「夢魘(むえん)」
・フラクタル #7「虚飾の街」
・花咲くいろは #3「ホビロン」…最初、少々不安だったが、回を追うごとに面白くなってきた。シリアス中心だった内容に、ギャグを入れたのも正解だと思う。それにして、妄想シーンがエロすぎ。
・青の祓魔師 #2「虚無界の門(ゲヘナゲート)」…対悪魔戦がそれなりに面白かったので、視聴継続しようかと思ったが、次週から学園ものになるようで、一気に観る気が失せた。もう視聴中止でイイや。
今日の映画
・THE JOYUREI 女優霊(アメリカ/2009年)
中田秀夫の傑作Jホラー「女優霊」のハリウッドリメーク。以前予告編を観た時、エグいシーンの連続で、これはトンでも映画になっているな…っと予感していた。ところが蓋を開けてみると、これが意外にオリジナルに忠実で、それどころか構図や演出がそっくりなシーンもある。確かに設定やストーリーを変更している部分もあるが、別に気になるほどではなかった。ただ観ていて、ちっとも面白くない。つまり、演出や脚本がヘタクソ過ぎるのだ。とても中田秀夫の足もとにも及ばない。更に後半のデジタル映像の連発には、観ていて辟易してしまう。しかも、そのセンスのない事。結局、C級ホラーでしかなかった。
・ザ・エッグ ~ロマノフの秘宝を狙え~(アメリカ/ドイツ/2009年)
伝説の大泥棒リプリーと現在の大泥棒ガブリエルが組んで、ロマノフ王朝の秘宝「フェベルジェのイースターエッグ」を盗み出すと言う泥棒映画。…この手の映画って久しぶりだなぁ…っと思って視聴。だが、確かに中盤の盗みのシーンが見せ場のひとつになってはいるが、それよりも最後の意外な真相がメインだったりする。つまり泥棒映画って言うより、コンムービー寄りの作品だと言う事だ。まぁ如何にも今どきの映画になっている訳だが、真相自体は結構意外で悪くなかった。ただ、興味を維持出来ないのは、ミミ・レダー監督の力の無さだな。
GWの予定をとりあえず立てた。今回は遠方に行かないが、近場で色々とするつもり。それに伴うチケットもゲット。今から楽しみだ。あと、未読の本や未見のDVDも出来るだけ消化したいなぁ。
今日のアニメ
・変ゼミ #3「社会的比較における貞操観念に関する考察」
・魔法少女まどか★マギカ #4「奇跡も、魔法も、あるんだよ」(再見)
今日の映画
・エンジェル ウォーズ(アメリカ/カナダ/2011年)
「300」、「ウォッチメン」と立て続けに駄作を連発していたザック・スナイダー監督の最新作。彼の作品って、つまらないストーリーに、必要以上のデジタル映像を使用するので好きじゃない。はっきり言って、大嫌いな監督だ。だが、他に観たい映画がなかったし、スフィアが吹き替えを担当するので観ることにした。まぁファンタジーなら、必要以上のデジタル映像も気にならないだろう…っという目論見もあったのだが。ところが蓋を開けてみると、これがなかなか面白い。まぁ決して傑作とは言えないが、前2作より遥かに好感が持てた。
まず、どこまでが現実で、どこまでが幻想か分からないストーリーが良い。つまり、ストーリーが二重三重の構造をしており、少々複雑。このため、ストーリーが良く分からない…っと言う人がいるかもしれない。だが、個人的にはこの多重構造のストーリーが実に楽しかった。また、ラストがハッピーエンドではあるが(反対意見の人も当然いると思うが)、これが結構ハードで、しかもダーク。この辺りもかなり私好み。あと、スピーディーで迫力のあるアクションもなかなか良い。そのアクションの奇想天外さも一見の価値があるだろう。この辺りを少し詳しく書くと、(1)巨大な鎧武者が登場する日本のような世界、(2)ゾンビ兵士と巨大ロボットが登場する、第一次世界大戦と第二次世界大戦が微妙に入り混じったヨーロッパ戦線のような世界、(3)ドラゴンが登場する中世ヨーロッパ的なファンタジー世界、(4)殺人ロボットが列車を乗っ取る未来世界、…っと言ったところだ。個人的には、(2)が面白かったかな。
もうひとつ、吹き替えについて書くと、本作のメインキャストは5人。スフィアが4人なので、彼女たちに甲斐田裕子を加えたキャストになる。もう少し詳しく書くと、ヘソ出しセーラー服にミニスカで日本刀で戦う主役のベイビードールを寿美菜子が、ベイビードールと一番仲が良いショートカットのロケットを戸松遥が、黒髪で手斧で戦うブロンディを豊崎愛生が、メカや飛行機の操縦担当のアンバーを高垣彩陽が、最年長者と思われるスイートピーを甲斐田裕子が演じている。ただ全員、アニメ声を極力抑えているので、ちょっと聞いただけでは誰が誰か分かりづらい(戸松遥は比較的分かりやすかった)。…なので、「あっ、紬だ」とか、「あっ、唯だ」とか、「あっ、ララだ」とか楽しめないのが難かな(なんじゃ、そりゃ(笑))。
今日は、昨日予告した「「イースⅠ・Ⅱ」の元ネタはケルト神話の「イスの伝説」だ」と言う話。ただ、時間がなくて、簡単にしか書けなかったし、私が未調査の部分も多くある。もう少し突っ込んだ内容はいずれ…っと言う事で勘弁してほしい。では、まず伝説の概要から。
5世紀頃。ブルターニュ南部にあるコルヌアイユという国の王グラドロンには、ダユーと言う美しい娘がいた。この国はキリスト教に改宗たため、首都カンペルフは徳の高い町だったが、奔放なダユーはこれを嫌い、国の西端の岬の近くに新しい町を作るように王にせがんだ。王は愛する娘の為に、イスと言う新しい町を作った。イスの町は実に美しい町で、それはパリの名前の語源が「イスのような(Par-Is)」と言う事からも分かる。ダユーは古き神々の巫女が住むサン島に赴き、キリスト教に対する援助を要請する。巫女たちは妖精を遣わし、町を守る水門を作らせ、町はいよいよ栄える。ところがダユーは、それを船から財宝を奪う手段にしてしまった。そして、町は次第に背徳のはびこる町に変わっていく。一方、ダユーには求婚者が数多く現れるが、彼女は誰にもなびかなかった。そんなある日、髪から服まで全身が赤ずくめの男が現れる。ダユーになびかないこの男に焦れ、彼女は遂にこの男に水門の鍵を渡してしまう。しかし、この正体は悪魔だった。悪魔は水門が開けられると洪水が押し寄せ、町は水没してしまう。事に次第を知ったグラドロン王は一旦は娘を助けようとするが、これを神罰と考え、ダユーをつき落してしまう。すると、嵐は嘘のように治まってしまった。伝説のよれば、今でもイスでは人々が生活しており、いつの日か浮上して、復活すると言われている。
…って言うのが、伝説の概要。この伝説はキリスト教に改宗したブルターニュのケルト人によって作られたらしく、キリスト教的な神罰の話なのが難だが、ケルトらしさが見れるのが面白い。さて、あらすじを読んだだけでも「イース」との共通点が多く見かける事が出来るが、中でも滅んだ都と言うのはまさに「イース」だし、何よりも赤毛の男と言うのはまさにアドルそのものだ。それ以外でも、ケルト神話は基本的に女神信仰だし、林檎は「知・魔術・啓示」の果実であり、「魔法の力を持つ食物」なのだ。そう考えると、リリアがアドルに林檎を差し出すシーンに納得がいく。ちなみに、「イス」はフランス語では「Ys」と綴られる。たぶん、これら以外でもケルト神話を調べれば、いくらでも共通点が出てくるはずだ。だから、神話は面白い。
今日の映画
・皇帝円舞曲(アメリカ/1948年)
20世紀初頭のウィーンを舞台に、蓄音機をオーストリア皇帝に売りつけにきたアメリカ人セールスマンと伯爵令嬢の恋を描いた作品。シリアスではなく、ラブコメのノリ。…なのだが、出来はイマイチ。決して悪い映画ではないが、ビリー・ワイルダーの中では下の部類かと。あと、伯爵令嬢を演じたジョーン・フォンテーンに意外と魅力がないのも難。「忘れじの面影」や「レベッカ」のときは魅力的だったんだけどなぁ。
PlayStation®StoreでPCE版「イースⅠ・Ⅱ」がダウンロード販売されている事を知り、PSP版の同作を持っているのに、購入してしまった(笑)。だって、フィーナの声(CV:渡辺菜生子)が聞きたかったんだもん。さてダウンロード後、取説を読んでみると、パスワード機能まで再現しているらしい事が分かった。実は昔、PCE版をプレイしたとき、重要なシーンのパスワードをメモに残していた(未だにそのメモを残しているのが、我ながら凄い(笑))。…なので、もしや…っと思い、そのパスワードを入力すると、ちゃんと機能した。そんな訳で、渡辺菜生子の声を久しぶりに聞いたのだが、やっぱ良い。そしてラストの「時々でいいから、思い出してください。私のような女の子がいたってことを」の台詞を聞いたとき、思わず目頭が熱くなったよ。フィーナは、やはり彼女でなきゃ。
…で、そのパスワードだが、昔のゲームだし、まぁイイだろう…ってことで、特別に公開。場所はラスボスを倒した直後で、上の方にあるドアを抜けるとエンディングが始まる。その時、フィーナの上記の台詞が聞け、その後、フィーナとアドルのダンスシーンが見れる。もっとも、ゲームを未プレイでエンディングだけ見ても、あまり感動はしないと思うけど(笑)。ちなみにパスワードはPSPで確認。Wiiの方は未確認(たぶん大丈夫だと思うけど)。
パスワード:
げざばはび / りぶげにふきこ / べげそめまげそ
つそぐずし / ふちたぐぐぼの / りぐまはきでき
どでくけけ / けしじもほろず / かかかかくくく
くおぜ
ところで渡辺菜生子と言えば、私がファンになった最初の声優だ。「ガルフォース」のキャティで気になり、OVA版「吸血姫美夕」の美夕で完全にファンになった。でも、最高なのはやはり「イースⅠ・Ⅱ」のフィーナだな。…で、所有している映像を探してみた。まずは「ガルフォース」のキャティ。私が持っている映像では、こんなのしかなかった(↓右の子)。ネットで検索しても、これっと言うのがなかったので、まぁとりあえず。
次、OVA版「吸血姫美夕」の美夕(↓)。TVシリーズでは長沢美樹がやっていたが、やはり美夕と言えば、彼女。小悪魔的なしゃべりが堪りません。
上記のアニメ映像を探していたら、横山智佐の「雲界の迷宮ZEGUY」とか、三石琴乃の「ドラゴンハーフ」とか、今は亡き大陸書房の「女戦士エフェ&ジーラ グーデの紋章」とか、とんでもないものが次々と出てきた。それらはその内に紹介するが、その中で一つだけ。それは↓の映像。これが何とOVA版「イース」のフィーナとレア。やっぱ、これは酷過ぎるよ。
実は、「イースⅠ・Ⅱ」の元ネタはケルト神話の「イスの伝説」が元になっている…って言う事を書きたかったんだが、 時間がなくなってしまった(汗)。その話題は明日にでも。
今日のアニメ
・GOSICK #13「愚者は己の代弁者を指名する」…ED曲が変わった。う~~~ん、以前の曲の方が良かったな。
・まりあ†ほりっく あらいぶ #2「いけない遊び」+「秘密の接待」+「羞恥の報酬」…OPは「ゲッターロボ」のパロディですね。他にも色々な作品が混ざっているけど。
・ファイアボール チャーミング #3「クラインの壷直し」…ドロッセルお嬢さま、可愛すぎ☆
今日のドラマ
・事件記者コルチャック #7「生き返った死体ゾンビー」
ギャング抗争現場の近くに、以前死んだはずの黒人の死体があった。…ゾンビが登場する回だが、ロメロのリビッグデッドとは違い、ブードゥー教のゾンビ。だから人を食べるのでなく、術者によって、人を殺していくと言った内容。ゾンビのメイクがチャチだが、照明を暗くすることで不気味さを出している。まぁ、それなりに観れる回だった。
「妖精の女王(メリッサ・マール/創元推理文庫(F))」、読了。
フェアリー(妖精)が見える眼を持って生まれてきたアッシュリン(アッシュ)は、彼らに対する対応も祖母に聞いて知っていた。それは三つのルール、フェアリーの気をひくな、フェアリーに返事をするな、フェアリーを見つめるな。このルールで、彼女は今まで上手くやってきた。だがある日、人間の男性の姿をした美しいフェアリーに執拗に誘いをかけられる。こんな事は初めてだった。何故つきまとうのか?、目的は何?。
「フェアリーコート・シリーズ」シリーズ第1弾。現代の妖精物語…って感じの作品だ。作者がケルト神話に詳しく、妖精物語の基本をちゃんと踏まえて作っているのに好感が持てる。確かに前半の妖精版「トワイライト」的な展開には興ざめするが、後半、アッシュリンがサマークィーンの自覚をもった辺りからぐっと面白くなる。ただストーリー作りとキャラの造詣がイマイチかな。これと言って、波乱な展開がなく、ストーリーがダラダラと進んでいくのも良くないし、キャラに魅力がないのも良くない。どうも本作がデビュー作のようで、その辺りに小説としてのぎこちなさがあるように思える。たぶん、シリーズが進むにつれ、この辺りは解消していくと思うが。…って言うか、解消して欲しい。せっかく題材が面白いんだから。
今日のアニメ
・スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- #26「貫け、奴よりも速く」(最終回)…必殺技の連続が楽し過ぎ(大安売りとも言う(笑))。出来自体は第1期の方が面白かったが、今期も悪い出来ではなかったと思う。
・Dororonえん魔くん メ~ラめら #2「右も左も妖怪だらけじゃ〜ござんせんか」…気に入らない面もあるが、今期は観るアニメが少ないので、とりあえず視聴継続にするか。
・ひだまりスケッチ×365 #7「4月7日 入学式と歓迎会」(再々見)