真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「トレジャーリポート 機械じかけの遺産」をプレイ。
3章までクリア。2章の後半から、俄然と面白くなってきた。先の展開が非常に楽しみ。ところで、三角錐を作る立体パズルと、六角形をスライドさせるパズルがかなり難しかった。相当に苦労したよ。あと、ニノって、予想していた通り○○○だった。
それにしても、この手のパズルって、やっぱ好きみたい>私。そう言えば、空き時間がある時はいつもケータイでロジックしてるもんなぁ。しかも最近、アクション系のゲームをプレイしても指先が上手く動かなくなってきた。「AKIBA'S TRIP」をプレイして、実感したよ。歳かなぁ(苦笑)。そう言えば、格ゲーをやりたいと思わなくなったし。今後は思考系のゲームを中心にプレイするかな。
今日の映画
・劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル(東宝/2010年)
同名TVシリーズの劇場版3作目。今回はミステリー要素がほとんどなく、完全にコメディ…っと言うかギャグ。元々、コミカルな内容だったが、ここまでだったか?。一応、最後に事件の真相の説明があるものの、添え物程度のもの。しかも底は浅いし、突っ込みどころ満載だし、とても見ていられない。しかも最後までおちゃらけ…って、どうかと思うよ。どんな映画でも、締めるところは締めてくれないと楽しくないんだけどなぁ。結局、ギャグとしてならそれなりに観れるが、ミステリーとしては最低な出来の作品だった。
「アトランティスを探せ(上)(デイヴィッド・ギビンズ/扶桑社ミステリー)」、読了。
考古学者ジャック率いる国際海洋大学の調査船シークエストが、地中海・クレタ沖の海底で古代の沈没船を発見した。その中には黄金が満載されていたが、特に皆の注目を集めたのが、記号文字が彫られた金の円盤だった。一方、ジャックの友人であるモーリスも、エジプトで不可解なパピルス文書を発見する。これらによって、遂に幻のアトランティス大陸の場所が判明していく。
最近では珍しい海洋冒険もの。とにかく知識量が膨大なので、それらを読むだけで楽しい。ただ、内容のわりに意外とワクワクしない。これは作者の筆力の無さなのか?。少々残念な印象だが、この辺りは下巻でのテンションアップに期待すると言う事で。残念と言うば、もうひとつ。作者のサービス精神の為か、アトランティス調査だけの内容で終わってなく、アクションや政治情勢などの部分も多い。これって内容が内容だけに、個人的には逆にウザイと思うのだが。もっと純粋なアトランティス調査の冒険小説で良かったと思う。…っとは言うものの、楽しい作品だったので下巻が楽しみだ。
今日のアニメ
・緋弾のアリア #4「武偵殺し」
・電波女と青春男 #4「右腕骨折全治一箇月」
・あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 #2「ゆうしゃめんま」…ゲットだぜぇぇ。
・花咲くいろは #8「走り出す」…また出てきた、あのダメ経営コンサルタントが。
今日の映画
・座頭市 THE LAST(東宝/2010年)
ある村で一度は百姓になろうとした市だが、その村もヤクザに支配されていて…っと言う話で、市の最後を描いたシリーズ完結編。…なのだが。酷い、これは酷過ぎる。劇場公開当時、まったく観客が入らなくて、大赤字だったらしいが、これは当然だ。香取慎吾を市にキャスティングした時点でその酷さが決定したようなものだが、演出、脚本共に最低。観客を楽しませようと言う意気込みがまったく感じられない。はっきり言って、この作品に限らず、日本映画終わったな…って感じだ。話題にもならない映画の中には稀に良い作品があるが、話題作、特にメジャー系の作品に碌な作品がない。結局、アニメ(もしくはコミックの実写化)に頼っている状況だが、そのアニメ(&コミックの実写化)にしたって、どんどんレベルが下がっている。現状、とても日本映画が良くなる気配がないよ。
「トレジャーリポート 機械じかけの遺産」をプレイ。
トレジャーハンターものかと思ったら、「レイトン教授」シリーズに近い、…って言うよりそっくりな謎解きゲーム。あえて言えば、「レイトン教授」がクイズ寄り、本作がパズル寄りかな?。…で、そのパズルはそれほど難しくはない、だけどすぐには解けない、ちょうど良い難易度。もっとも、どのパズルも普通に解いていては絶対に解けない。何かしらの発想の転換をしないといけないので、考え方によっては歯応えがあるかも。ところで、このゲームの主人公、性格が結構悪い。…なので、レイトン教授ほど人気が出ないような気がするな(笑)。さて現在、私は第2章の途中までクリア。ちょうど、屋敷の地下室に降りて行ったところ。段々と探索の要素が強くなってきたので、最初に期待したトレジャーハンターものに近くなっていくのかもしれない。
今日のアニメ
・変ゼミ #8「幼児体型が与える特異的性質と自己成長感に関する考察」…このアニメにしては珍しく知的な(…なのか?(笑))。
・魔法少女まどか★マギカ #9「そんなの、あたしが許さない」(再見)
今日の映画
・孫文の義士団(中国/香港/2009年)
基本は歴史物語であるが、これにカンフー映画と集団群像劇の要素を加えたのはアイデアの勝利。前半、映画は登場人物たちの心の葛藤や悩みを描いていく。この辺りは退屈するんじゃないかな…っと思っていたが、然にあらず、ストーリーと脚本が良いので、まったく飽きずに楽しむ事が出来た。特にワン・シュエチー演じる商人の心境の変化(子を思う親心など)が良く描かれている。また、開幕早々、将軍率いる義士団が壊滅してしまう。このため、新たに仲間(壊滅した義士団のリーダーの娘、巨人のような少林寺僧侶、馬車人夫、博徒打ち、鉄扇使いなどなど)を集めていくになる。この過程も面白いが、これに先の群像劇が結びつき、なかなか見せる内容になっている。しかし、この辺りは何気に「七人の侍」っぽい(笑)。
さて、後半は一転して、過激な中華アクションの連続。手振れやアップの多さのため、動きが少々見づらいのが難だが、ここまでアクションが多いと見応えがある。特にレオン・ライ扮する鉄扇使いのカッコ良さは半端じゃない。鉄扇の華麗で切れの良い動きは、カッコ良すぎだ。あと、アクションは見せないものの、敵役のような感じで登場しながら、義士団がピンチのときの登場する警察署長は役得過ぎ。つまり、ストーリーもテーマもアクションも一級品の、非常に見応えのある作品だった。ただ、歴史物語と言うのが前提なので、カンフー映画のような痛快感はないし、スカっとした終わり方でもない。その辺りが欠点と言えば、欠点かな。
予約していたNDSソフト「トレジャーリポート 機械じかけの遺産」を引き取ってきた。この手のゲームは好きなので、思わず買ってしまったよ。あ~~、これでもまた「AKIBA'S TRIP」のプレイが止まってしまう(汗)。
・会議は踊る(ドイツ/1931年)
またまた視聴。もう、何回観ただろう。でも、何回観ても面白い。内容はロシア皇帝とウィーンの町娘の恋愛と言う他愛のないものだが、その楽しさと明るさは半端じゃない。そして、ラストの切なさがまた良い。しかし、本作の最大の見どころは、何と言ってもミュージカルシーン。特に、長回しの馬車のシーンが有名な「ただ一度だけ」は何回観ても楽しい。だが今回、酒場のシーンの「新しい酒の歌」のナンバーもかなり良いなぁ…っと思った。あと、もう一つの見どころは本作のヒロインであるリリアン・ハーヴェイの可愛さだろうな。その仕草の一つ一つがホント可愛い☆。それにしても戦前のドイツ映画のレベルの高さは舌を巻く。あの戦争がなかったら、ナチがいなかったら、どれほどの傑作が生まれたか、想像もできないよ。
3DSがマジで欲しくなった。「ドクターロートレックと忘却の騎士団」が7月7日発売なので、買うとしたら、この辺りかな。
今日のアニメ
・Dororonえん魔くん メ~ラめら #7「のんびり這おうよ、おいらたち」…石田彰、最近仕事を選ばないなぁ(笑)。
・ひだまりスケッチ×365 #12「7月7日 見ちゃダメ」+「7月8日 四人」(再々見)
今日の映画
・吸血鬼ドラキュラの花嫁(イギリス/1960年)
もう何回もTV放送で観た映画だが、ノーカット版を見たのは今回が初めて。そんな訳で、初見の映像も結構あり、なかなか新鮮だった。さて、本作は「吸血鬼ドラキュラ」に続くシリーズ第2作目。監督が同じためか、前作のボルテージがそのまま継続し、かなり楽しめる作品になっている。全編ゴシック調で、まさに正統派怪奇映画と言うタッチも実に良い。ただ、前作でドラキュラを演じたクリストファー・リーが不在の為、全体的に少々迫力に欠く出来になっている。吸血鬼に太陽の光を浴びさせ退治すると言う黄金のパターンがないので、ラストの対決がイマイチだし。また、せっかく登場した女吸血鬼が大して活躍しないのも良くない。悪くはないが、全体的に今一歩と言った印象の作品だった。
「終りなき夜に生れつく(アガサ・クリスティー/ハヤカワ文庫)、読了。
実は「ゼロ時間へ」を読みたかったのだが、積本になっていた本作を見つけたので、先に読むことにした。
昔から呪われた場所として恐れられてきた「ジプシーが丘」。ここでマイクは一人の女性と出会った。女性の名はエリー。二人は恋に落ち、周囲の反対を押し切って結婚するのだが。
クリスティと言う人は多作のためか、ほとんどの作品が水準以上ではあるが、傑出した作品が少ない(多作なのにほとんどが水準以上と言うだけで、凄いと思うが)。本作もまさにそう。良く出来た作品ではあるが、何か物足りない。例えば、ロマンチックに展開する(怪奇絡みの)恋愛ストーリー、それに対して、最後に示される人間のエゴと怖さを感じさせる真相。このギャップが、本作の最大の読みどころだろう。だがミステリー読みなら、たぶん途中で真相に気がつくだろうし、そのときのトリックもクリスティが別の作品で使ったものだ。この辺りにも、物足りなさが感じる。決して、悪い作品ではないんだけどなぁ。
…って事を書いたが、↑を読んだ後、クリスティの作品が色々と読みたくなった。まずは先に書いた「ゼロ時間へ」だが、「スリーピング・マーダー」もかなり読みたい。あと、「そして誰もなくなった」や「検事側の証人」も再読したい。
今日の映画
・北京原人の逆襲(香港/1977年)
ラウレンティスの「キングコング」の便乗作品で、ストーリーもほぼ同様。女ターザンが登場する辺りが違うくらい。つまり徹底的なB級なのだが、何故かこちらの方が面白かったりする。確かに前半が間延び気味だし、全編突っ込みどころ満載だ。大体、北京原人が15mもあるってこと自体がおかしい。だが、香港映画らしい無駄なパワー全開の映画なので、途中からそんなことどうでもよくなってくる(笑)。また、本作の特撮は日本人が担当している。そのため、後半、北京原人が香港で暴れる辺りはまるで日本の怪獣映画を観ているような感じだ。しかもセットが相当にでかいので、今観ても結構迫力がある。そんな訳で、かなり楽しい作品に仕上がっていた。