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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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涼しい。それどころか、朝は寒いくらい。

今日のアニメ
人類は衰退しました #12「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」(最終回)…Yよりわたしの方が一枚上手だったと言う事。それにしても、弱みを握られたY、可愛すぎ☆。あと、周りの人間が病み過ぎだよ。

今日の映画
レバノン(イスラエル/フランス/イギリス/2009年)
1982年のイスラエルによるレバノン侵攻を題材にした極限ドラマであり、反戦映画。死にゆく兵士、子供を殺され半狂乱になる母親、傷ついた動物など、観るに堪えられないシーンの連続。そして、映画の大半が戦車の中と言う息苦しい閉鎖感。確かに反戦映画としての価値は認める。だが、一映画として見ればイマイチ。はっきり言って、個人的にはあまり好きな映画じゃない。★★★☆☆

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Xbox360版「スカイリム」をプレイ。
「残響を追って(続き)」
「月時計がおかしい」っと言ったって、見ればいくつかパーツがないので、これだとすぐに分かる。中庭を調べると、三つほどパーツが見つかる。これを月時計にセットすると、地下へ通じる階段が現れる。中は廃墟になっているが、時々スケルトンやガーゴイルが出現。そう言えば、DLCを入れてから、新しいデザインのスケルトンが現れるようになった。こいつら、かなりカッコ良いし、普通のスケルトンより若干強い。まぁ、強いと言っても、所詮スケルトンなんだけどね。中は一本道なので、迷う事はない。時々鍵がかかった扉があり、これらを解錠し、解錠のスキルを上げる。

やがて、少し広い部屋に辿り着く。セラーナの話では、どこかに秘密の抜け穴があると言う事。今回、一番苦労したのがここ。なかなか、その抜け道が見つからなかった。もっとも、中途半端にかかっている梯子が怪しいと、ずっと調べていたのが主な原因だけどね。未プレイの人の為に詳しい事は書かないが、要は○○○を回せばイイだけの事。そこを抜けると、セラーナの母親の研究室に辿り着く。とにかく手掛かりを…って事で、ここから母親の日記を探すことになる。面白くなってきたこところで、今日は終了。平日はプレイ時間があまりとれなくて困るよ。それにしても、この廃墟探索は完全に私好み。もう、プレイしていて、ワクワクドキドキだったよ。ところで、ずっとセレーナが召喚魔法を使っていると思っていたのだが、どうやら死体を蘇生して戦わせていたようだ(「幽鬼支配」辺りかな?)。つまり、ネクロマンサーって訳。こ、怖っ。

今日のアニメ
貧乏神が! #10「…誰!?」…サービスの回と言うよりは、いつも以上におバカな回…って感じ。

今日の映画
遥かなるアルゼンチン(アメリカ/1940年)
先日観た「ザッツ・エンタテイメントPART3」に収録されているカルメン・ミランダのシーンは本作かな…っと思って観たら、全然違っていた。…って言うか、製作会社が20世紀FOXの時点で気がつけよ、自分(笑)(「ザッツ・エンタテイメントPART3」はMGM製)。さて本作だが、「アメチと言う青年が、父親が嫌う男の娘ベティを好きになる」と言う単純な内容の作品。だが、はっきり言ってあまり面白くない。ストーリーもつまらないが、何よりも主演のベティ・グレイブルが良くない。印象が薄いと言うか、何と言うか。彼女の歌もダンスも、ちっとも楽しくない。それよりも、脇役のシャーロット・グリーンウッドの巨体を使ったダンスシーンや、ゲスト出演しているニコラス・ブラザーズの(豪快過ぎる)タップシーンや、カルメン・ミランダの歌のシーンの方が見応えがあった。ちなみにカルメン・ミランダは、冒頭で一曲(「South American Way」)、ナイトクラブのシーンで二曲(「Mama Yo Quiero」、「Bambu Bambu」)歌っている。★★★☆☆

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アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(フィリップ・K・ディック/ハヤカワSF文庫)」、読了。
放射能により、ほとんどの生き物が死滅した第三次大戦後の世界。そこでは、生きた動物を持っているかどうかが地位の象徴になっていた。バウンティハンターのリックは生きた動物が買いたくて、逃亡した賞金首のアンドロイドを狩る。ある日、リックは火星から逃亡した8体のアンドロイドに目をつけた。

超有名作なのに、本作は読んでなかった。理由はいくつかあるが、その一つは映画「ブレードランナー」(本作の映画化)があまり面白くなかったから。だが、最大の理由は、ハードボイルドタッチが個人的に好みでないからだ。そんな訳で気乗りがしなかったが、とりあえず読んでみた。結果は予想通り。読んでいて、一向にノレなかった。しかも、暗く歪んだディックらしい世界感は健在なんだが、全体的にどうも物足りない。ディックらしいアイデアの洪水や目まぐるしい展開がないんだよな。同じディックの作品でも、「高い城の男」なんかは好きなんだけど。まぁ、それでも、最後まで飽きずに読んだんだから、出来は悪くないと思うよ。★★★☆☆

今日のアニメ
境界線上のホライゾンII #11「花畑の合格者」…もう傷有り、可愛すぎ。そして点蔵、カッコ良すぎ。
白鯨伝説 #23「モアド開戦」

今日のドラマ
スーパーナチュラル(シーズン3) #9「黒魔術」&#10「悪夢」…#9→黒魔術ものと言うよりは呪いもの。更に言うなら、悪魔もの。#10→夢を操る男が登場。両作とも出来がイマイチ。

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Xbox360版「スカイリム」をプレイ。
「預言者(続き)」
さっそく、ドラゴン・ブリッジへ向かい、そこで聞き込み。村人と話していたら、突然セラーナが横で薪割りを始めた。お前は何がしたいんだよ(笑)。情報をくれたのは衛兵で、どうも南下したらしい。すぐに南下すると、馬車が襲われた跡がある。近くの死体を調べるとメモがあり、、賊は近くのフォアベアーズ・ホールドアウトと言う洞窟に行ったことが分かる。フォアベアーズ・ホールドアウトの中に入ると、そこは吸血鬼の巣。マイキャラは近接戦闘キャラなので、戦闘中にどうしても吸血症にかかる。一々治療していたらキリがないので、ダンジョン攻略ごとに治療することにした。奥に行くと「魔法の障壁」があり、これを解除しなければいけない。近くにスイッチがあり、先ほど手に入れらアイテムで起動。すると「魔法の障壁」は消えるが、今度は聖蚕の僧侶が襲ってくる。どうも敵に魅入られているらしい。ある程度攻撃すると正気に戻るので、彼を連れて、ダンジョンを脱出。ドーンガードへFTし、さっそく僧侶に「星霜の書」を読んでもらう。

「巻物の偵察」
更にセラーナの話から、「星霜の書」はあと二つあるらしい。一つはメインクエストで手に入れ、マイキャラが持っている。もう一つはセラーナの母親が持っている。そのため、ここからセラーナの母親を探すクエストがスタートする。ちなみに、「星霜の書」のひとつは手元にあったので、このクエストはすぐに終了。

「残響を追って」
さて母親の場所だが、「木を隠すには森の中」と言う言葉があるので、どう考えても、いる場所はヴィルキハル城しか考えれらない。この事をセラーナに話すと、「それに違いない」と言い、ヴィルキハル城に向う事になる。セラーナの話では、どうも中庭が怪しいらしい。そんな訳で城の裏にまわり、裏口から侵入する。途中、見上げるヴィルキハル城が絶景。上空を鳥が飛んでいるし、実に絵になる。…っと思っていると、「こうして見ると、ホント大きく見えますわ。まぁ、実際大きいんですけど」とか、セラーナが喋り出す。ホントこの娘、よく喋るわ。ダンジョン内でも、常に何か言っているし(笑)。そうこうしている内に裏口に着く。当然、裏も警備が厳重で、スケルトンやデスハウンドが多数登場する。更に中に入ると、作りが複雑な上に、罠も多数あるので、結構大変。やがて中庭に到着すると、セラーナが「どうも、月時計の様子がおかしいですわ」とか言いだす。そんな訳で、月時計の調査を開始。…ってところで、今日は終了。

それにしてもセラーナ、可愛いなぁ☆。「~ですわ」、「~ですの」と言った喋り方が堪らん。現時点で、「スカイリム」で嫁にしたいキャラ、ナンバー1だな。「セラーナ」ファンクラブでも作ろうかな(笑)。

今日のアニメ
ゆるゆり♪♪ #12「さらば主人公、また会う日まで」(最終回)…どうのこうの言いながら、最後はあかり、ちゃんと目立っていた。

今日の映画
ワイルド・アパッチ(アメリカ/1972年)
白人を憎み、白人を惨殺するインディアンのウルザナ、そして彼を追う騎兵隊の若き指揮官デブイン中尉と、老斥候のマッキントッシュの話。つまり、追う者と追われる者の物語。こう言う男の対決ドラマを描かせたら、ロバート・アルドリッチって、ホント上手い。男の対決を描いた骨太の西部劇で、実に見応えがあった。老斥候を演じたバート・ランカスターの演技も、彼の作品の中でもベストじゃないかな。一応、インディアン問題を材料にしているが、実はその裏にベトナム戦争の影響があるようだ。ただ、そんな事はあまり気にせず、男のドラマを堪能するべきだと思う。★★★★☆

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台風、通過。
雨も風も思ったほど激しくなかった。良かった、良かった。

Xbox360版「スカイリム」をプレイ。
以前ダウンロードしたDLC「ドーンガード」をプレイする。最初はヴァンパイアハンター側で進める予定なので、善人キャラである一人目のデータでプレイ。

「ドーンガード」
町でヴァンパイアハンターの噂を聞くと(私の場合はリフテン)、「ドーンガードの首領と話す」と言うクエストがスタートする。ブラック・ブライアの宿屋の少し南にデイスプリング峡谷があり、そこを通って少し行くとドーンガード砦が見えてくる。砦と言っても、城並みにデカイ。そこでイスランと話し、ヴァンパイア退治に協力する。すると、「目覚め」と言うクエストが発生。あと、砦の中をうろうろしていたら、「エセリウム戦記」と言う本を見つけ、読むと「アルクンザムズの遺跡を調べる」と言うクエストが発生する。サイドクエストもかなり増えてるっぽい。

「目覚め」
内容は「吸血鬼たちがディムホロウ墓地で何を探しているのかを調査する」っと言うもの。場所はドーンスターから少し南へ行ったところ。途中、以前寄った事がある、デイドラを嫌うステンダールの番人の小屋に行くと、廃墟と化していた。どうも、ヴァンパイアの襲撃にあったみたい。DLCを入れることで、色々と状況の変化があるみたいだね。状況の変化と言えば、ヴァンパイアが町を襲うようになった。ドラゴンだけでなく、ヴァンパイアの脅威にもさらされるようになったのか。さて、墓地の中に入ると、中はヴァンパイアの巣。中にはフロストバイトスパイダーと戦っているヴァンパイアもいたりして、なかなか面白い。奥に進むと、少し広い場所があり、ここでちょっとしたパズルがある。パズル自体は難しくないんだが、何をしたらイイのか、まったく説明がないので少々戸惑う。とにかく、パズルを解くと、中から美女が出てくる。これが、ダークライト・タワーに住んでいたイリアと同じくらい可愛い☆(イリア、今頃何やってるんだろ)。しかも上品な言葉遣いで気品に溢れる娘。もう堪らん…って感じだ。ただ彼女、ヴァンパイアで、しかもヴァンパイアの王の娘。はっきり言って、この時点でヴァンパイア側に付こうかと真剣に思ったよ。ちなみに名前はセラーナ。とりあえず、このダンジョンを脱出するまでは、セラーナとパーティが組める。セラーナは基本的には魔法使いで、召喚魔法と氷系の魔法が得意(スケルトンや吸血鬼を召喚するので、一瞬敵と勘違いする)。

「血筋」
「墓地で救出したセラーナを家まで送り届ける」と言う内容。墓地を脱出した後、ノースウォッチ砦までFTし、そこから海岸へ向かう。すると、海の向こうの島に、以前はなかったヴォルキハル城が見える。船でセラーナを送り届け、ヴァンパイアの王であるハルコンと話す。ハルコンは娘を助けたお礼として、ヴァンパイアにしてやると言うが、善人キャラなので断る。いや~、この決断はマジ、後ろ髪をひかれる思いだったよ。ちなみに、ここでヴァンパイアになると、ヴァンパイア側のルートを進むようだ。さて断ると、「今回だけは見逃してやる」と言われ、強制的に城の外へ。結果をまずイスランに報告しないといけないが、その前に…。

「結婚式を挙げる」
以前から目をつけていたディベラ聖堂のセナと結婚することにした。マイキャラが女性キャラなので、同性結婚(笑)。家はマルカルスのヴリンドリルの間。

「新たな命令」
その後、イスランに報告すると、強力な助っ人がいると言い、ソリーヌ・シュラルドとガンマーの協力を取り付けるように依頼される。まずはソリーヌ・シュラルド。彼女は今大切な実験があると一度は断られるけど、説得するとOKしてもらえる。次はガンマー。彼にOKを貰うには、クマ退治を手伝わなければならない。すぐ近くに洞窟があるが、中はクマ以外も色々といる。まぁ、大した敵じゃないので、あっさりクリア。これで二人の協力を得ることが出来た。その後、ドーンスターに戻ると、そこに意外な客人が待っていた。客人はなんとセラーナで、どうも協力したようだ。彼女の話から、「星霜の書を読むことが出来る聖蚕の僧侶を探す」ことになる。やった!、またセラーナとパーティが組める。

「預言者」
「聖蚕の僧侶を探す」と言っても、まったく手掛かりがない。馬車の御者たち、宿屋の主人たち、そしてウィンターホールド大学で情報を集めることになる。まずは、マルカルスへ。最初に宿屋で情報収集すると、リフテンに顔を変えてくれる者がいると言う噂が聞け、「リフテンで顔面改造医を探す」と言うクエストが発生。サイドクエスト、ホント増えてるなぁ。次に馬車の御者に聞くと、いきなりビンゴ。僧侶がドラゴン・ブリッジに行った事が分かった。さて、足取りを追わないと。…っと思ったけど、今日はここまで。

やっぱ、一旦始めると面白くてやめられなくなる。それにしても今週末から「キングダムズ オブ アマラー:レコニング」を始める予定なのに、こんな時期の再開してどうするんだよ(笑)。
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今日のアニメ
アクセル・ワールド #23「Consolidation;絆」
氷菓 #22「遠まわりする雛」(最終回)…結局、ミステリーとしてはレベルが低かった。まぁ、これって、原作の責任なんだろうけど。ただ、青春ものとしては面白かったと思うよ。
ギャラクシーエンジェる~ん #2「激安!グラウンドバザーる~ん」(再見)

今日の映画
怒れるドラゴン 不死身の四天王(台湾/1973年)
久しぶりに再見。やっぱ、後半のアクションは楽しいな。★★★☆☆

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台風、接近中。
明日の朝辺りがヤバそう。

アリス マッドネスリターンズ」をプレイ。
前回挫折した「SMELLING & REGURGITATING 」の溶岩の中を上下する足場を使って進むステージから挑戦。この辺りは結構難しい。数回挑戦して、何とかクリア。この後、ハッターを救出。今度は復活したハッターが先導し、先に進むことになる。すると、巨大な敵が現れるので、ボスキャラかな…っと思ったら、(良い意味で)脱力するオチが待っていた。ここで第1章が終了。

再度、現実のロンドンに戻り、第2章がスタート。ロンドンをうろうろしていたら、男の殴られて、気絶し、再び不思議の国へ向かう。今度は氷と海のステージで、第1章とは全く雰囲気が違う。この章の最初の方で、「ホビーホース」を入手。この武器が超強力。攻撃まで少し時間がかかるが、凄まじい破壊力。ガードする敵にさえ、ダメージを与えるので、実に使える。このステージで苦労したのは、氷の滑り台。何回もゲームオーバーになるので困っていたら、ブレーキをかける事が出来ると判明。それさえ分かれば、何と言う事はない。ちゃちゃっとクリア。とりあえず、ビンの中の船まで辿り着くと、そこから何故か、横スクロールシューティング。これも大して難しくないので、さっさとクリア。

この後は海の底を進むことになる。そのうち、どう言う訳か劇団があって、そこの専属である魚の歌手や、貝の踊り子を助けることになる。敵として、ドリフティング・ルインやキャノン砲を持つカニが登場するが、「ホビーホース」で力押しすれば、それほど脅威でない。問題はジャンプによる移動だな。透明の床なんかが、頻繁に出てくるので、何度も死んで、やり直さないとクリア出来ない。ある意味、こう言うのが一番疲れる。一応、音ゲーで魚の歌手を助け、三番目の貝の踊りを助けるため、パズルをする直前で力尽きた。パズルのピース集めが大変すぎるよ。

ところで気になったので調べてみたら、このゲーム、第6章まであるっぽい。たぶん、第2章の最後の方辺りまで来ている筈。…っと言う事は、まだ半分も終わってないのか。実は先日、「キングダムズ オブ アマラー:レコニング」と予約したので、今週末辺りから、こちらをプレイする予定。このゲームも、しばらくお預けになるかな。

今日のアニメ
じょしらく #10「唐茄子屋楽団」+「新宿荒事」+「虫歯浜」…「「ハロウィン」と言ったら、やっぱりジョン・カーペンター」とか、「ジェイソンが出てきそうだね」、「緊急「13金」速報」、「オリジナルは「サイコ」なんだけどね」とか、丸京って、ホラーマニア?
宇宙兄弟 #24「最悪の審査員」

今日の映画
ドリアン・グレイ 美しき肖像(イギリス/イタリア/西ドイツ/1970年)
オスカー・ワイルドの「ドリアン・グレイの肖像」の2度目の映画化。今回は原作の舞台であった19世紀末から、1960年代末に変えているため、妙に俗っぽい。しかも、やたらとエロシーンが多く、単なるエロドラマにしか見えない。1945年版もあまり出来が良くなかったが、今回はそれ以上に酷い出来だ。もう、観ていて退屈で退屈で。まぁ、「毛皮のヴィーナス」、「愛の妖精 アニー・ベル」のマッシモ・ダラマーノが監督した時点で、失敗したも同然だけどね。★☆☆☆☆

どうぶつ宝島(東映動画/1971年)
再見。ところで80年代前半、「宮崎さん、ど宝調のアニメを是非作ってくれ」っと言うファンの声が多かった。その数年後に「ラピュタ」が出来たので、宮崎駿がファンの声を聞いて、「ラピュタ」を作ったんじゃないかと、私は(勝手に)思っている。つまり、本作は「ラピュタ」の元祖と言って良いんじゃないかな。
★★★★☆

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今日は早めに帰宅して正解だった。帰宅直後、豪雨。

ねじの回転(ヘンリー・ジェイムズ/創元推理文庫)」、読了。
古いインクで美しい文字で書かれた原稿には、作者である女性の奇妙な体験が書かれていた。彼女はある富豪に雇われ、彼の甥と姪の家庭教師を頼まれる。甥はマイルズ、姪はフローラ。やがて、屋敷で二人の面倒をみるが、家政婦と召使しかいないはずの屋敷で、正体不明の男を見かけ始める。

一種の幽霊話だが、普通の幽霊ものとは少し雰囲気が違う。結論を言えば、「幽霊怖い」って話じゃない。実際、主人公もちっとも幽霊を怖がってないし。彼女が怖がっているのは、幽霊でなく、それが持つ悪意なのだ。つまり、「本当に怖いのは人間(生きている死んでいるに関わらず)」って言う話。だから、クライマックスは幽霊との戦いでなく、心の底になる悪意との戦いなのだ。これって、はっきり言って、私好みの内容でない。ところが、ところがである。最初の一行でとんでもない事が起こり、私の好みを変えざるを得なかった。詳しくは書けないけど、愛や正義や信念でさえ救えない、そう言う正統法では思わぬ落とし穴がある。…っと言う捻った設定が実に面白かった。悔しいけど、これは傑作だ。★★★★☆

ところで、スティーヴン・キングが「この100年間に世に出た怪奇小説で傑作といえるのは、ジャクスンの「丘の屋敷(たたり)」と、この「ねじの回転」の2作だけという気がする」と言っている。まぁ、これに関して異論はない。でも幽霊談と言う前提で言わせてもらえば、個人的にはスーザン・ヒルの「黒衣の女」と、短編ではあるがブラックウッドの「打ち明け話」だな。

今日のアニメ
カンピオーネ! #11「太刀の媛巫女」

今日の映画
ヴァージニア(アメリカ/2011年)
フランシス・フォード・コッポラにしては珍しく、低予算ホラー。まぁ、彼の劇場処女作が「死霊の棲む館」なので(学生時代に数本演出しているが、商業映画はこれが最初)、原点に戻ったと言うことか。内容は、過去に起こった12人の子供が殺害された事件、そして数日前に起こった、少女が胸に杭を打たれて殺害された事件。この二つの事件の謎を解くホラーミステリー。もっともホラーと言っても、どちらかと言うと幻想ものに近く、モノクロ(少し着色)の映像が実に美しい。この辺りは、さすがはコッポラと言ったところ。但し反面、全体的にモタモタしているし、脚本が混乱気味の為か(夢と現実が頻繁に交差するため?)、ストーリーが少々分かりづらい。そんな訳で、少々退屈な作品だった。ラスト近くの意外な展開の連続や、○の変貌シーンがかなり好きなので、何とも残念だ。★★★☆☆

ヘルハウス(アメリカ/1973年)
再見…どころでない。もう、何回目だ。それだけ観ても、飽きないんだから凄いなよ。感想は今更書かないが、今回初めて気がついた事を一つ。パメラ・フランクリン、シーンごとに全部衣装が違うじゃん。何枚持っていったんだよ。

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HN:
九月風
性別:
男性

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