真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「原野の館(ダフネ・デュ・モーリア/創元推理文庫)、読了。
母が亡くなり、叔母の住むジャマイカ館に身を寄せることになったメアリー。だが、そこは荒くれ者たちの巣窟だった。…今まで読んだ中で一番面白かったのは、文句なくダフネ・デュ・モーリアの「レベッカ」。初めて読んだときはワクワクドキドキして、読み終わった後、再度初めから読み返したくらいだから。あの世界観と雰囲気に再度巡り会いたくて、似たような作品を何冊か読んだけど、結局ダメだった。なら、同じ作者で挑戦だと「レイチェル」を読んだが、これも少し違っていた。そんな訳で本作だが、なんと「レベッカ」とは真逆の作品だった。悪くはない、確かに悪くはないんだが、でもねぇ。下品さや、イライラするサスペンスはどうにも好きになれない。一番の悪人も途中で分かってしまうし。やっぱ、「レベッカ」のような作品に出会う事は、もう無理なんだろうか。★★★☆☆
今日の映画
・岩窟の野獣(イギリス/1939年)
再見。↑で書いたダフネ・デュ・モーリアの「原野の館」をヒッチコックが映画化。但し、設定や冒頭の展開が同じだけで、その後の展開はまったく違う。何よりも一番の悪が全然別人。はっきり言って、原作とは別ものだ。多分、賛否両論だっただろうな。何れにしろ、如何にもヒッチコック的な作品に改変されている。もっとも、ヒッチコックにしては中の下程度の出来だけどね。★★★☆☆
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HN:
九月風
性別:
男性