忍者ブログ

真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

[1604]  [1603]  [1602]  [1601]  [1600]  [1599]  [1598]  [1597]  [1596]  [1595]  [1594

ヴァンパイア 真紅の鏡像(平谷美樹/角川春樹事務所)」、読了。かなり分厚い本なので、年内に読破できるかな?…っと思っていたが、何とか読了。さて本作が本年度の96冊目。100冊には今一歩届かなかった。来年は100冊が目標だな。

オカルト雑誌の記者である高森は銀座の「Vampir」と言うバーで、阿久津と名乗る老人と知り合った。彼は東欧にあるビエロフカ城に近づいてはダメだと言い、一つに話を始めた。話は1983年のロンドン。この地に日本人一家が引越してきた。ある日、一家の父親はオークションで、古いオルゴールを手に入れた。その日以来、家に白いドレスの少女が現れ始める。

何と数十年(過去の話を入れれば数百年)に亘る壮大なスケールのホラー。ただ出来自体は微妙。とにかくエログロが過剰で、あまり楽しめなかった。こうなると、果たしてこれをヴァンパイアものと言って良いのか些か疑問だ。それにしても最近の作家って、どうしてヴァンパイアものをエロスとバイオレンス満載にしたがるのかなぁ。個人的には、ヴァンパイアものはゴシックと恐怖であって欲しいのだが。それでも、第1部と第2部は比較的ヴァンパイアものしていて、小野不由美の「屍鬼」よりよっぽど楽しめる。だが第3部はスケールアップし過ぎで、ほとんどSFと言って良いくらい。もう、これはホラーじゃないよ…って言いたいが、ここが一番面白かったりするから困ったものである(笑)。そんな訳で、それなりに読ませはするが、あまり好みの作品ではなかった。

さて今年最後の日なので、恒例の年間ベスト10を。

まずは映画部門
1位:ベスト・キッド
2位:蛮幽鬼
3位:魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st
4位:タイタンの戦い
5位:第9地区
6位:プレデターズ
7位:エクスペンダブルズ
8位:ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
9位:いばらの王 King of Thorn
10位:パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々
次点:君に届け、ソルト、借りぐらしのアリエッティ、ウルフマン、コララインとボタンの魔女 3D、劇場版 Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS

全体的に今年は不作のような印象だったが、こうして見ると、それなり粒が揃っている。あと、本当は「蛮幽鬼」を1位にしたかったんだが、舞台を1位にするのに抵抗があったので、「ベスト・キッド」と入れ替えた。ただ、確かに「ベスト・キッド」は面白い作品だったが、1位には荷が重いような気もする(笑)。ちなみに、3位~次点までどれも大差なし。

アニメ部門
・作品賞
1位:ひだまりスケッチ×☆☆☆
2位:WORKING!!
3位:オオカミさんと七人の仲間たち
4位:けいおん!!
5位:それでも町は廻っている 
6位:ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
7位:あそびにいくヨ!
8位:スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター-
9位:とある魔術の禁書目録Ⅱ
10位:該当なし

一応、順位はつけたが、どれも大差ない。特に1~7位は、毎週の放送が楽しみな作品だった。一つだけ補足すれば、「あそびにいくヨ!」は単なるハーレムアニメで、さほど面白かった訳ではない。ただSFマニア心を擽るネタが実に楽しかった。実際、今年の後半、私がバカみたいにSF小説を読んだのは、この作品の影響なのだ(笑)。

・萌えキャラ賞
1位:なずな(小見川千明/ひだまりスケッチ×☆☆☆)
2位:伊波まひる(藤田咲/WORKING!!)
3位:薄蛍(花澤香菜/おとめ妖怪 ざくろ)
4位:赤井林檎(伊藤かな恵/オオカミさんと七人の仲間たち)
5位:園原杏里(花澤香菜/デュラララ!!)
6位:雪女(氷麗)(堀江由衣/ぬらりひょんの孫)
7位:櫛名田眠(伊瀬茉莉也/おおかみかくし)
8位:中野梓(竹達彩奈/けいおん!!)
9位:乃莉(原田ひとみ/ひだまりスケッチ×☆☆☆)
10位:ラトゥーニ・スゥボータ(平井理子/スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター-)
次点:桐敷沙子(悠木碧/屍鬼)、双葉アオイ(花澤香菜/あそびにいくヨ!)、小沢晴香(藤村歩/心霊探偵八雲)

今年も花澤香菜が大活躍だった。ベスト10では2本しかランクインしなかったが、劇場アニメまで手を広げれば、「カスミ・イシキ(いばらの王-King of Thorn-)」も「天野遠子(劇場版“文学少女”)」もあるしね。来年の更なる活躍を期待して。あと、悠木碧が注目株価な。何か、まだまだ伸びそうな気がする。

・主題歌賞
1位:十六夜涙(吉岡亜衣加/薄桜鬼)
2位:さくらさくら咲く~あの日君を待つ 空と同じで~(marble/ひだまりスケッチ×☆☆☆)
3位:LEVEL5-judgelight-(fripSide/とある科学の超電磁砲)
4位:光の旋律(Kalafina/ソ・ラ・ノ・ヲ・ト)
5位:恋華大乱(奥井雅美/真・恋姫†無双~乙女大乱~)
6位:蒼い春(angela/生徒会役員共)
7位:Listen!!(放課後ティータイム/けいおん!!)
8位:No buts!(川田まみ/とある魔術の禁書目録Ⅱ)
9位:SOMEONE ELSE(阿澄佳奈&藤田咲&喜多村英梨/WORKING!!)
10位:DOWN TOWN(坂本真綾/それでも町は廻っている)

今日のアニメ
化物語 #3「まよいマイマイ 其ノ壹」&#4「まよいマイマイ 其ノ貮」&#5「まよいマイマイ 其ノ參」(再見)

今日の映画
ダイイング・メッセージ(アメリカ/2007年)
犯人探しのミステリーだが、これに幽霊ものの要素を加えた作品。確かに幼女(昔死んだ妹)の幽霊はかなり怖いが、肝心の恋人の幽霊が主人公と普通に会話するので脱力してしまう。更にミステリーの部分も相当に底が浅く、出来が良くない。つまり全体的に並み以下の作品だ。所詮はTVM…って、とこか。

ふしぎの国のアリス(アメリカ/1951年)
字幕版だったので視聴。しかし、これ、もう何回観ただろう。…っとは言うものの、原作のあの感性はディズニーでは無理だったと思う(つーか、アメリカ人では無理)。単にギャグとドタバタとミュージカルだけになっているのが、非常に残念だ。もっとも、「ぐるぐるレース」と「誕生日じゃない日のうた」の二曲は、ミュージカル史上の名ナンバーだと思うが。

さて現在、夜に「AT-X新春ナマ!福引きスペシャル」を観るか、「アニソン紅白2010」を観るか、現在思案中。チューナーが一つしかないので、どちらかしか観れないんだよなぁ。困った、困った。あと、「奇跡体験!アンビリバボー禁断生放送」はとりあえず、録画っと。

では皆様、良いお年を。

拍手[0回]

PR
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
10 2024/11 12
S M T W T F S
23
24 25 26 27 28 29 30
[11/01 九月風]
[10/30 ダムダム人]
[10/13 九月風]
[10/09 ダムダム人]
[10/05 九月風]
HN:
九月風
性別:
男性

忍者ブログ [PR]
 Template by repe