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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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押し入れの中から、昔読んだ「にっぽん妖怪の謎」と言う本が出てきた。実は、この本の中で未だに心に残っている文章がある。その内容を掻い摘んで言うと、人間の指はそれぞれ、愛情、知恵、怒り、貧欲、愚痴を現す。つまり人間は、三つの悪を二つの美徳で必死に堪えている存在なのだ。一方、多くの妖怪画では妖怪は三本指で描かれている。つまり、美徳をなくし、悪だけの存在、それが鬼であり、妖怪なのだ。

今日の映画
絶壁の彼方に(イギリス/1950年)
独裁国家で将軍の手術を行うことになったアメリカ人医師。手術後、容態が悪化し、将軍が死亡。将軍の死を隠すため、医師は秘密警察に狙われることになる。…っと言ったサスペンス映画だが、これが大傑作。医師の逃亡のシーンのサスペンスが素晴らしく、全編ハラハラドキドキ。医師の逃亡を助けるヒロインを演じたグリニス・ジョンズも良いが、敵役のジャック・ホーキンスや怪しげな周旋屋を演じたハーバート・ロムも好演。だが、この映画の一番凄いところは、架空の国を舞台にしているため、架空の言語を一から作ってしまったこと。ホント、よくやるよ。しかし、この為に言葉の通じない国での行動がサスペンスを増す。同じヨーロッパと言う事で僅かに分かる単語や、身振り手振りで、何とか乗り切っていくのだから、面白くない訳がない。あと、ラストの大どんでん返しも圧巻。★★★★☆

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性別:
男性

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