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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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今日のアニメ
エル・カザド #02「待つ女」

今日の映画
吸血鬼ドラキュラ(イギリス/1957年)
ブラム・ストーカーの小説「ドラキュラ」をイギリスのハマープロが映画化。原作をアレンジし、簡略化しているが、出来は相当に良い。冒頭から話がテンポよく進み、また演出にキレがあるため、ちっとも退屈しない。実際、この作品とF・W・ムルナウの「吸血鬼ノスフェラトゥ(1922年)」を私は吸血鬼映画の2大傑作と思っている。いや、これにロジェ・バディムの「血とバラ」を加えて、3大傑作と言うべきか。それにしても、ヘルシング教授を演じたピーター・カッシングのカッコよさは半端ない。クライマックスで、追いつめたドラキュラ伯爵に朝陽を浴びさて、燭台を十字架にして、ドラキュラを退治する辺りのカッコ良さと言ったら。確かに今観ると古臭いかなぁ…って言う部分もあるけど、傑作ホラーであることには違いない。★★★★☆

シー・ホーク(アメリカ/1940年)
16世紀後半。スペイン船を襲い、その財宝を奪い、祖国イギリスに貢献するアルバトロスと言う海賊船があった。…英雄的な行動をする主人公→些細なミスで失敗→失意のどん底→復活→大勝利。…っと言う展開はまさに冒険映画の王道。安心して楽しめる。さて、本作の見どころは特に以下の二か所。冒頭の艦隊戦と、ラストの大立ち回り。艦隊戦は今観てもホント大迫力。…って言うか、今では無理だろうな。これだけの大掛かりのセット、金ばかりかかって仕方がない。確かにデジタル映像と言う手もあるだろうけど、ここまでの迫力を出せるか些か疑問。そう考えると、海賊映画の復活を難しいだろうな。もう一つの見せ場であるラストの大立ち回りも凄い。さすがは剣劇スターのエロール・フリンだけあって、そのスピード感と動きの凄さは凄まじい。一見の価値がある。ただ、個人的に欲を言えば、せっかく海賊映画なんだから、最後にもう一つ艦隊戦が欲しかったな…っと。★★★★☆

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