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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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アニうた2010>
遂に明日だ。もうワクワクだよ。ところで、ああと、栗の子と、中野愛子は、すでに北九州入りしているようだね。それ以外でも、すでに何組かは入っていると思うけど。

ずっとお城で暮らしてる(シャーリイ・ジャクスン/創元推理文庫)」、読了。
メアリ・キャサリン・ブラックウッドは、他の家族が殺されたこの屋敷で、姉のコニーと暮らしている。外の世界は悪意ばかり、姉と暮らす屋敷の中は幸せな世界。だがある日、屋敷に従兄のチャールズがやってきた。それを切欠に、屋敷の中の世界が狂い始める。

…っと言うあらすじを読むと、サイコサスペンスか何かのように思われる。確かに中盤までそう言う感じで物語は進行するが、最終的にたどり着く結末は予想もしなかったもの。実際、私の記憶の中でも前例のないストーリーと結末なので、コメントが実に困る。それでも言葉を捜せば、静かな狂気と言うか、歪んだ世界と言うか。解説で桜庭一樹が「弱者の途方もない恐怖」っと言っているが、これが一番近いかも。最も「恐怖」と言っても、我々が普段使う意味とはかなり違うけど。ホント、不思議な雰囲気を持つ小説だった。そして、個人的にかなり気に入った…っと言うより、作品が持つ毒に中毒になった作品だった。それにしても、「メリキャット、お茶でもいかがと、コニー姉さん。とんでもない、毒入りでしょうと、メリキャット」の歌が頭から離れない。

今日のアニメ
ケロロ軍曹 #305「ノビビ が来た! であります」

今日の映画
時をかける少女(スタイルジャム/2010年)
過去数回映画化された同名作のリメークだと思っていたら、1983年の大林宣彦版の続編だった。但し、作品の雰囲気もキャストもまったく違うので、かなり違和感がある。…とは言え、決して悪い作品ではない。若干、展開が淡々としたきらいはあるものの最近の日本映画の中では、良作と言って良いほど出来の良い作品だ。とにかく主人公に現代っ子的な味付けをすることで、キャラが非常に魅力的になっている。ただ時間テーマのSFでありながら、タイムパラドックスの面白さが皆無なのが残念だ。(続きは[本館]で)

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